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2025.06.05

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授業紹介

小樽商科大学の地域課題解決型授業『本気プロ(マジプロ)』を紹介!

小樽商科大学が取り組む「商大生が小樽の活性化について本気で考えるプロジェクト」、通称「本気プロ(マジプロ)」は、地域連携型PBL(Project/Problem Based Learning)科目として2009年度から開講されている看板授業です!

コロナの影響により数年の間は休止をしていましたが、前年度から開講を再開していますので、授業の詳細を紹介いたします。

 

本気プロの特徴

本気プロは、学生がチームを組み、地域の企業、行政、NPOなどと協働して地域課題の解決を目指す実践的なプログラムです。

最大の特徴は、教室を離れ、地域の現場で活動することにあります。学生はフィールドワークや地域の方々との交流を通じて、地域の「生の声」を聴き、課題を肌で感じながら、その解決に取り組みます。

教員や学外から招かれた「プロジェクトディレクター」と呼ばれるメンターが、学生と地域をつなぐ現場指導者としてサポートします。

プロジェクト期間は半年間を基本としつつ、柔軟な期間設定がされることもあり、授業の終了後も引き続いてプロジェクトに取り組む学生も多くいます。

 

科目の位置づけ

2024年度の本気プロは、『社会連携実践Ⅰc』と『社会連携実践Ⅱc』を合わせた計4単位の科目として開講されました。

社会連携実践は、

◆aクラス:インターンシップ等の企業での就業体験をするプログラム(ビジネス・インターンシップ科目)

◆bクラス:ボランティア活動を通した地域での実践による市民性を学ぶプログラム(サービス・ラーニング科目)

◆cクラス:企業・団体と協働して地域課題解決型プロジェクトに取り組むプログラム(プロジェクト・ラーニング科目)

の3種類を総称した科目で、配当年次に応じてⅠ(基礎)、Ⅱ(発展)、Ⅲ(応用)に分かれています。

 

夏休みや春休みを活動の中心とするために、柔軟な開講期間が設定されており、随時公募されるプログラムの中から興味のある科目を履修することができます。

 

これまでのプロジェクトを紹介!

前年度(2024年度)の本気プロは、内閣府の補助事業として日本生産性本部が運営しているプラットフォーム『地方創生カレッジ』と連携しながら、小樽市朝里川温泉エリアを舞台に、地域の課題を解決するための様々な企画を実施しました。

(地方創生カレッジと本気プロの連携について紹介する動画です)

 

例えば、小樽の老舗和菓子店と連携して、郷土菓子「ぱんじゅう」を温泉街の新しいお土産商品として活用する可能性を調査したり、朝里川の自然資源を活かして「川の冷水浴体験」を組み合わせたテントサウナの導入に取り組んだりと、チーム毎に様々な企画に挑戦しました。
 

 

また、2018年度に、小樽市民が小樽商科大学 生に有償ボランティアを頼むことのできるサービス「商大生レンタル」の仕組みづくりに 取り組んだ学生は、その後に合同会社PoRtaruを起業し、現在も小樽市内で飲食店・宿泊施設・シェアハウスが複合したTug-B Bar&Hostel という施設を経営しています。
コミュニティベースTug-B Instagramアカウント
https://www.instagram.com/bar_tugb_otaru/

 

2019年度に、大勢でサンタの恰好をして街歩きをするイベントを開催し、そこで集めた参加費を使って、病院でクリスマスを過ごす子ども達にプレゼントを渡す世界的なチャリティーイベント「サンタラン」の小樽開催に取り組んだ学生の活動は、「小樽サンタラン実行委員会」というサークル活動として今も引き継がれています。
小樽サンタラン Instagramアカウント
https://www.instagram.com/otaru_santarun/

 

前年度の最終成果発表会の模様は、以下の動画でご覧になることができますので、ぜひチェックしてみてください!

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