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学長メッセージ

ごあいさつ

学長 和田健夫

学長 和田健夫

本学は、1911年に開学した小樽高等商業学校(1944年に小樽経済専門学校と改称)を前身とし、1949年に小樽商科大学、2004年に国立大学法人小樽商科大学となり、現在に至っています。2011年には、高等商業学校開学から数えて100年を迎えました。

戦後の新制大学発足時、全国の高等商業学校が、他の高等教育機関と合併して総合大学を形成し、経済学部・経営学部として再スタートを切るなかで、本学だけは、単独で大学に移行しました。そのため、高等商業学校からの伝統・特徴が今でも受け継がれています。実学の精神(現実の課題に目を向けその解決策を見いだそうとする態度)に基づいた教育と社会貢献、それらを支える高度な研究を使命とする大学であるということです。

深刻な人口減少、財政規律、グローバル化・デジタル化の進展による社会・経済構造の急激な変化、格差社会の到来等々、わが国は、平成の30年を通じて、まさに「課題先進国」になりました。様々な政策が打ち出される一方で、国立大学には、科学技術の発展、人材育成、地域振興の面での貢献が今まで以上に期待されています。

社会の変化や要請に対応した改革は、本学の生命線ともいうべきもので、開学以来一貫して取り組んできました。現在は、2016年度から、地域の拠点大学として、新しいビジョン「グローカル人材育成」を掲げ、同時に立ち上げた「グローカル戦略推進センター」を中心に、教育課程改革、ビジネス開発プラットフォームの構築、文理融合型大学間連携の推進、アクティブラーニング等の新たな教育方法の開発・普及、それらを支える高度な研究等の多角的な戦略により実現をめざしています。

改革は外形だけではなく、実績を伴うものでなければなりません。本学はそのことを旨とし、これからも改革を進めるとともに、積極的に情報発信を行って参ります。このHPを通じて多くの皆様に小樽商科大学を知っていただければ幸いです。


Column 商大探舎 Vol.29

寮の献立

1949(昭和24)年の「緑丘」に「寮をのぞく」というルポが載る。建物の古さや修繕維持費の欠乏からくる荒廃ぶりは相当なものだったらしく、中でも食生活は「どん底」と書かれている。1950年の号にはある寮の献立表が紹介されている(写真)。「ちょっと見たら悪くなさそうであるが、ライスカレーと言ってもわずかに600グラムの肉で30名の若者が食べるのだから、まあ肉の香りを食べると言った程度だ」との記述が『緑丘222号』の「寮生活の実態」中にある。

寮の献立表(『緑丘』2,1950.9.15)

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