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博士後期課程の履修モデル

本後期課程は、体系的コースワークと組織的な博士論文指導により、幅広い学識と高度な研究能力を備えた博士にふさわしい自立した教育研究者を養成します。

特に、高度な研究能力を活かした次の1~4に示すような分野で活躍する人材を積極的に育成します。

教育研究目的上の目安として、修学計画を立てる上で活用してください。

  1. 博士レベルの高度専門職としてのアナリストやコンサルタントを養成
  2. 環境、観光、福祉、医療等の地域振興の課題に関する政策立案、企画、マネジメントを担う地域振興のリーダー(知識基盤社会を支える高度な知的素養を備えた地域リーダー)
  3. ビジネススクール(商学・経営系専門職大学院)教員
  4. 日本のビジネスに通暁し、国際的に通用する博士として、国際的(特にアジア諸国)に活躍する教育研究者

1.博士レベルの高度専門職としてのアナリストやコンサルタントを養成

地元銀行職員が、金融の立場から地元経済の活性化に貢献するためには企業法務の専門知識も不可欠であり、大学院修士修了の知識を基に改めて博士後期課程で研究しようと考え、経営のみならず法学、経済学も学べ、また札幌サテライトで行われる昼夜開講制授業によって働きながら学べる本学大学院現代商学専攻博士後期課程に入学した。

博士課程修了後は、企業法務にも精通した財務アナリストとして活躍し、金融の立場から地元経済の活性化に貢献している。

学年・時期 授業科目 備考 演習 備考
1年前期 現代経営組織特論
現代財務会計情報特論
ビジネスのための経済分析
現代企業組織法務特論
(8単位)
企業経営を見る目を養うために左記3科目を履修
「現代化された会社法」下での企業行動を理論的に分析する目的で左記1科目を履修
1年後期 博士論文執筆計画
(4単位)
審査会合格
指導教員の下で「会社法の現代化」を、副指導教員の下で企業行動の経済学的分析手法を学び、企業法規制の経済分析の視点から博士論文執筆計画を執筆
2年前期 ビジネス法務特論
(2単位)
「経済規制」の法制度を理解するために左記1科目を履修
2年後期 博士論文指導Ⅰ
(2単位)
分析モデルの開発
3年前期 博士論文指導Ⅱ
(2単位)
審査会合格
資料・データ収集・解析及び論文草稿執筆
3年後期 博士論文指導Ⅲ
(2単位)
審査会・最終試験合格
論文清書
(10単位) (10単位)

2.環境、観光、福祉、医療等の地域振興の課題に関する政策立案、企画、マネジメントを担う地域振興のリーダー(知識基盤社会を支える高度な知的素養を備えた地域リーダー)

医療法人の幹部事務職員が、医療法人経営に必要な能力を高めるために本学ビジネススクールへ入学し、MBAを取得した。医療・介護サービスの需要は高まっているが、北海道のように人口が広域に分散している地域での医療・介護サービスの展開にはマーケティングの発想とITの活用が不可欠と考え、札幌サテライトで行われる昼夜開講制授業によって働きながら学べる本学大学院現代商学専攻博士後期課程に入学した。

博士後期課程修了後、ITにも強く博士号をもつ医療経営の専門家として、他の法人への助言サービスも行い、また各種審議会の委員を務めるなど医療・介護サービスに関する地域リーダーとして活躍している。

学年・時期 授業科目 備考 演習 備考
1年前期 現代マーケテイング特論
現代経営組織特論
情報技術特論
保険とリスク
(8単位)
マーケティングの発想とそれを活かす組織のあり方及び医療経営に対するITの可能性を学ぶために左記3科目を履修
医療過誤等の防止・対応は重要な経営課題と考え左記1科目を履修
1年後期 博士論文執筆計画
(4単位)
審査会合格
指導教員の下で主としてマーケティングに関する理論研究を進め、副指導教員の下で企業や自治体等の組織におけるIT活用事例を調査
2年前期 現代情報システム特論
(2単位)
医療経営におけるIT活用の研究のために、左記の1科目を履修 ITの活用による医療・介護サービスの質の向上の観点から博士論文執筆計画を執筆
2年後期 博士論文指導Ⅰ
(2単位)
IT活用事例のフィールド調査と分析モデルの開発
3年前期 博士論文指導Ⅱ
(2単位)
審査会合格
分析モデルに基づく資料整理・解析および論文草稿執筆
3年後期 博士論文指導Ⅲ
(2単位)
審査会・最終試験合格
論文清書
(10単位) (10単位)

3.ビジネススクール(商学・経営系専門職大学院)教員

コンビニ本部の幹部職員が、ビジネススクールに入学し、「道内コンビニのプライベートブランド(PB)開発」というプロジェクトペーパーをまとめた。さらに、商業・マーケティングの理論をより精緻に習得したいと考え、商学経営のみならず情報学も学べ、また札幌サテライトで行われる昼夜開講制授業によって働きながら学べる本学大学院現代商学専攻博士後期課程に入学した。

博士後期課程修了後、博士論文を出版した。流通分野の実務家研究者として注目を集め、ビジネススクール開校を目指す大学へ、実務家教員として転身した。

学年・時期 授業科目 備考 演習 備考
1年前期 現代経営組織特論
現代マーケティング特論
現代流通システム特論
現代国際マーケティング特論
(8単位)
組織論・マーケティング理論を習得するために左記3科目を履修
商品開発のあり方、また、海外販路開拓のための戦略を学ぶために左記1科目を履修
1年後期 博士論文執筆計画
(4単位)
審査会合格
PB開発戦略に関する欧米の先行研究を指導教員の下で読解、また副指導教員の下で、国際ビジネス戦略について学びPB開発と市場情報によるニーズ収集の視点から博士論文執筆計画を執筆
2年前期 ビジネスにおける情報活用特論
(2単位)
流通業の情報化について分析するために左記1科目を履修
2年後期 博士論文指導Ⅰ
(2単位)
分析モデルの開発
3年前期 博士論文指導Ⅱ
(2単位)
審査会合格
資料・データ収集・解析及び論文草稿執筆
3年後期 博士論文指導Ⅲ
(2単位)
審査会・最終試験合格
論文清書
(10単位) (10単位)

4.日本のビジネスに通暁し、国際的に通用する博士として、国際的(特にアジア諸国)に活躍する教育研究者

博士前期(若しくは修士)課程において、日本企業のクオリティー・コントロール・サークル(QCC)の活動を対象に研究し、修士論文にまとめた学生が、さらにこの研究をアジアの経済発展のために役立てようと本学大学院現代商学専攻博士後期課程に入学した。

博士課程修了後は、アジア地域のビジネススクールに採用され、教育研究活動を通じてQCCの普及に貢献している。

学年・時期 授業科目 備考 演習 備考
1年前期 労務管理特論
現代管理会計情報特論
ビジネスのための経済分析
(6単位)
QCCに必要な経営管理と情報のあり方を学ぶために左記2科目を履修
QCCの現地化を検討するために左記1科目を履修
1年後期 論文執筆計画
(4単位)
審査会合格
指導教員の助言に基づき、先行研究のサーベイ、基本的な理論モデルの構築、仮説の設定を行い、仮説の検証に必要な事例データの収集方法を考える。博士論文の構成を博士論文執筆計画にまとめる。
情報技術特論
(2単位)
QCCに必要な情報システム構築について学ぶために左記2科目を履修
2年前期 現代情報システム特論
(2単位)
2年後期 博士論文指導Ⅰ
(2単位)
先行研究のサーベイ部分を執筆する。理論モデルを考案もしくは選択する。
3年前期 博士論文指導Ⅱ
(2単位)
審査会合格
事例データを収集し、得られた結果を解釈し、現実のビジネス社会への含意について議論する。
3年後期 博士論文指導Ⅲ
(2単位)
審査会・最終試験合格
全体の構成を考えながら、最終的な形式を整えて執筆する。
(10単位) (10単位)

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