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令和3年度 新入生へのお祝いの言葉

An entrance ceremony 2021

令和3年度 入学式

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、例年と異なり、式典の出席者は入学生のみとし、式典の時間を大幅に短縮して実施いたします。保護者の皆様方にお越しいただけないことは大変残念ですが、式典の様子は、令和3年4月2日(金)当日にLive配信いたしますので、こちらからご覧ください。

入学式

第一回 令和3年4月2日(金)(Live配信:10時30分~11時00分)

第二回 令和3年4月2日(金)(Live配信:14時30分~15時00分)

 日 程 令和3年4月2日(金)
開始予定時間 終了予定時間
【第1回】 10:30 11:00
【第2回】 14:30 15:00

学長 式辞

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式辞

 新入生の皆さん、入学おめでとうございます。保護者の皆様もお喜びのことと思います。小樽商科大学の教職員を代表して、新入生の皆さんが本学の一員となることを心から歓迎致します。 本日は新型コロナウィルス対策として三密を避けるため、入学式を2回に分けて行います。また、保護者の皆様にはご参加を控えて頂きましたが、この入学式の様子はオンラインで配信しています。少しでも入学式の雰囲気を味わって頂ければ幸いです。 今年から大学入学共通テストが開始されました。昨年になり基本方針が変更されるなど、受験生の皆さんには大きな戸惑いがあったと思います。さらに緊急事態宣言による高校の休校などもあり、大変な受験シーズンを経験したと思います。これを乗り越えた皆さんの努力に敬意を表したいと思います。 本学は明治44年、1911年に我が国で5番目の高等商業学校として設立されました。今年は創立110周年の節目の年に当たります。創立以来、初代校長渡邊龍聖が掲げた、「実学・語学・品格」を教育のモットーとしてきました。大学の正門を入った左手に渡邊龍聖先生の写真と「実学・語学・品格」と書かれたモニュメントがあります。時代が移り変わろうとも、教育の基本は変わることはありません。 実学という言葉は普段あまり耳にしないものかもしれません。 ここで言う「実学」とは、現実に即した学問というだけでなく、幅広い教養と高度な専門性に裏付けられた実践的な学問です。そのために本学では一般教育において歴史や文学、自然科学などの科目を揃えています。そのうえで、経済学科、商学科、企業法学科、社会情報学科において、より専門的な教育を行っています。 さらに高度な教育は大学院において行われています。大学院商学研究科では博士前期課程、博士後期課程において、高い専門性を持った教育を行っており、研究者の育成も行っています。専門職大学院、いわゆるビジネススクールでは、高度専門職業人の育成を目的に、主に社会人に対して実践的な教育に力を入れています。 語学の重要性についてはここで改めて強調する必要がないほど、十分に認識されていると思います。皆さんの中にも留学を希望されている方がいると思います。現在は新型コロナウイルス感染症の世界的な蔓延により、人々の移動は制限されています。しかし、これまでも揺れ戻しを経験しながら、グローバル化は進んできました。大きな流れとしての経済のグローバル化自体を止めることはできません。日本にとっても、そして北海道にとっても経済のグローバル化は経済活性化のために必要です。 本学は2015年にグローカル・マネジメント副専攻プログラムを開始し、今年度からはグローカルコースも始まります。これらのコースでは、英語で専門科目を学ぶ機会を増やしました。本学は、語学教育に力を入れており、多くの短期語学研修や交換留学の制度を設けて皆さんの後押しをしています。特に卒業生である佐野力氏の名前を冠した「佐野力海外留学奨励金」により、例年であれば毎年60名の学生を海外に派遣しています。 実学・語学・品格の最後にある品格、別の言葉で言えば、「人格の修養」が教育のモットーとなっています。これは、ビジネスが人と人との協業であり、お互いに信頼しあい、協力し合うための基本となっているからです。「人格の修養」は常にその意識を持ち、長期的に継続する必要があります。今年のNHK大河ドラマで取り上げられた、明治の実業家、渋沢栄一もその著書『論語と算盤』の中で特に若い人々に対して自分を磨き上げることを推奨しています。 しかし、どのような教育のモットーがあったとしても、大学では皆さんが主体的に学ぶという姿勢が求められます。これまで皆さんが経験してきた小・中・高での勉強の方法と大学での勉強には大きな違いがあります。大学で何をどう学んでゆくかは基本的に皆さん一人一人が主体的に考えて行かなければなりません。特に本学では研究指導、いわゆるゼミが必修となっています。3年生、4年生の2年間,指導教員や他のゼミ生とともに専門分野について少人数で学びます。ゼミでの少人数教育も本学の教育の特徴の一つです。そこで学問を究めるだけでなく、生涯の友と出会うこともできます。 新型コロナウイルスにより世界は大きく変わりました。今はウィズ・コロナの時代となり、「新しい日常」に私たちは対応しなければなりません。大学での学び方自体が大きく変わろうとしています。コロナ禍で昨年度の前期の授業はすべて遠隔授業となりました。後期についても多くの授業が遠隔となりました。今年度の前期は対面と遠隔授業そして両者を融合したハイブリッド型授業を安全を確保しながら進めていきます。不慣れな遠隔授業への対応に苦慮されると思いますが、大学として全力でサポートします。 また、これまでの入学式の式辞でも繰り返し述べられましたが、9年前、本学のグラウンドにおいて運動クラブの学生が飲酒により死亡するという事故が起こりました。この学生は入学したばかりの1年生でした。亡くなられた学生には心からの哀悼の意を表したいと思います。一方で、私達はこの事故を教訓とし、二度とこのような不幸な事故を起こさないことを誓いました。その誓いの石碑が体育館の玄関横にあります。未成年の飲酒は法律で禁じられています。それだけでなく、飲酒は時には死につながる危険な行為でもあります。私達も皆さんにとって安全で安心できるキャンパス作りに努力していきますが、皆さん自身もルールを守り、充実した学生生活を送って頂きたいと思います。 最後になりますが、ウィズ・コロナからアフター・コロナへと移る時代の流れと変化を観察し、その先にある未来を思い描ける能力の一端を学生時代に身に付けて下さい。 令和3年4月2日 国立大学法人 小樽商科大学長 穴沢 眞

緑丘会理事長 祝辞

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小樽商科大学入学式祝辞(2021年4月2日) 公益財団法人緑丘会理事長 島崎憲明

新入生の皆さん、入学おめでとうございます。 小樽商大の同窓会組織、緑丘会を代表してお祝い申し上げます。 新型コロナウイルス感染症が、依然として世界中で猛威を振るっており、日本においても終息の兆しは未だ見えておりません。 ワクチン接種の促進などによって、一日も早く安心して生活できる環境が戻ることを願うばかりです。 昨年は、一堂に会しての入学式は中止となりましたが、今年は、皆さんの希望に満ちた元気な顔を拝見でき、大変嬉しいかぎりです。 皆さんは、これから始まる小樽商大での学園生活に大きな期待をもってこの場に臨んでおられると思いますが、残念ながら、今しばらくはコロナ禍による制約・自粛が続き、ウイズコロナの学園生活が余儀なくされると思います。 私は半世紀ほど前に入学しましたが、商大生であった4年間では、数多くの方々と出会い、今でも続く生涯の友も得ることができました。 この緑丘での生活は、北海道の田舎、オホーツクから出てきた私には小樽の街がまぶしく見え、高校時代とは違う多様で高度な学問との出会いや先生方との交流は、新鮮であり、衝撃でもありました。 私を鍛え、大人へと成長する機会を与えてくれた母校に感謝しています。 小樽商大は、創立以来100余年にわたり、グローバルな人材を北海道はもとより全国、さらには海外に送り出してきました。 この小樽の街と共に歴史を刻んできた母校は、創立以来の伝統と精神をしっかりと守り、チャレンジスピリットに富んだ、気骨溢れる有為な人材を多く育ててきました。 産業界はもとより、国内外のさまざまな分野における商大同窓生の活躍は、高く評価されているところです。 大学でどのようなことを学び巣立っていくのか、皆さんはどのようなプランを持っていますか? 先輩から2つほど助言をしたいと思います。 第一は、常に国際的視点を持って、課題を見つけ、それを解決する能力を磨いて欲しいということです。 軸足はこの北海道に置きながらも、国際的な動向にも強い関心を持って学園生活を送ってください。 道内で職を求める場合であっても、グローバルな視点を欠くことはできない時代になっており、今後、益々この傾向は強まるでしょう。 第二は、大学での4年間に、勉学に加え、これはという経験を積んで欲しいということです。 スポーツでも文化的なことでもよいのです、夢中になって打ち込んだ経験が社会に出てから大きな自信となり、様々な試練を乗り越える上での貴重な財産となるでしょう。 皆さんは、「人生100年時代」という言葉を聞いたことがありますか? 30年後の2050年ごろには、寿命が100歳まで伸びることが夢ではないとも言われています。 皆さんが、これからの長い人生を楽しみ、生き抜くために、その基盤をこれからの4年間でしっかりと築いてください。 そのために、皆さんには3つの力を持っていただきたいと思います。 一つは、主体性を持ち、目的達成のために行動を起こす力です。 二つは、物事に対して疑問を持ち、課題を発見する、考え抜く力です。 三つは、多くの人と関わり、ともに目標達成に向け協力していく力です。今までよりも広い視点から物事を俯瞰して、課題を発見し、自身の頭で深く考え、解決策を見つけ、実行する、という繰り返しが皆さんを更なる高みへと成長させるでしょう。 小樽商大の良さの一つは、小規模な単科大学であるがゆえに、学生、教職員、卒業生の一体感が強いということです。 これからの緑丘での学園生活を通して、皆さん自身が主体的に行動し、お互いに能動的な働きかけを行うことから始め、まずは、同級生同士の絆を深める努力をしてください。 それが年次や世代を超えた関係に発展し、広がっていくはずです。 この緑丘で培われた絆は、全国有数の同窓会組織である小樽商大同窓会「緑丘会」を核にして、社会に出た後も続いていきます。 緑丘会は80年程前に創られ、以来、同窓生相互の親睦を図り、大学や学生に対する物心両面での支援を目的に運営してきました。 現在、本部は東京池袋サンシャインビル57階にあり、全国主要都市に24支部を設けて活発に活動しています。 今年7月7日に小樽商大は創立110周年を迎えます。 現在、大学と同窓会は協力して「母校創立110周年記念募金」活動を2年前から進めております。 募金金額1億1500万円を目標に、3年間の募金期間で開始しました。現在、2年が経ったところですが、既に目標を超える寄付を同窓生や教職員、関係企業から頂いております。 募金の最高齢者は、昭和17年小樽高商卒業で、御年99歳の方、最年少は昨年の卒業生で、卒業した後も続く母校に対する深い思いと、同窓生皆さんの強い絆を改めて感じています。 頂いた寄付金は、皆さんの課外活動や国際交流の支援などに使っていく予定です。 最後になりますが、新入生の皆さんにおかれては、この地、緑丘で有意義な4年間を過ごし、ご自身の真っ白なキャンバスにご自身の絵を思う存分描いてみてください。 皆さんの前途を祝し、私の挨拶とします。 入学おめでとうございます。 以上
 

小樽市長 祝辞

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                   令和3年度 小樽商科大学へ入学される皆様へ

 このたび、見事難関を突破され、晴れて小樽商科大学に入学されました皆様、誠におめでとうございます。また、ご家族の皆様におかれましても、お慶びはひとしおと存じます。重ねてお祝いを申し上げます。 本市としましても、小樽市内はもとより、道内外からも新入生として皆様をお迎えし、この小樽で貴重な大学生活を過ごされますことを大変喜ばしく思っております。 小樽商科大学は、明治44年に官立五番目の高等商業学校として開学以来、自由な学風と実学重視の精神に基づき、100年以上に渡って教育と研究、地域社会への貢献という使命を果たしてこられました。 近年では、学生が主体となり授業に参加する「アクティブラーニング」で、北海道における先導的役割を果たしておられ、伝統校でありながら、常に革新を続ける姿勢には敬服をしているところであります。また、「実学実践」を教育理念とする商大の教育プログラムでは、小樽市や後志地域の課題解決に取り組む機会があり、さらに海外から多くのお客様をお迎えしている札幌市・小樽市・ニセコ町では、日本にいながら国際的な視野を養うことができる、絶好の学びの場であると考えております。 そのような中、令和4年度に予定されております、帯広畜産大学、北見工業大学との運営法人設立は、「商学」「農学」「工学」のより一層の連携を強め、北海道経済・産業の課題解決とその発展とともに、小樽の地域経済にとっても、大いに寄与するものであると期待しているところであります。 小樽は、北海道で初めて鉄道が敷かれるなど、北海道開拓に重要な役割を果たした街であり、かつての繁栄がもたらした歴史的建造物や近代文化遺産が数多く現存しております。民間調査の「地域ブランド調査2020」では、魅力のある都市として全国5位にランクづけされており、その魅力の源泉は歴史や自然環境と調和した街並みにあると考えております。 このコロナ渦において、制約が求められる場面もあるかと思いますが、どうか皆様には、在学中に、小樽のまちの良さを存分に味わっていただき、恵まれた教育環境の中で、思い出深い大学生活を過ごされ、将来は是非、「グローバルな視野で地域の問題を解決できるグローカル人財」として、このまちで活躍して欲しいと思っております。 最後に、小樽商科大学の益々の御発展と、新入生と保護者の皆様、穴沢学長をはじめ教職員の皆様の御健勝と御活躍を心から祈念申しあげ、お祝いの言葉とさせていただきます。 令和3年4月2日 小樽市長 迫  俊哉
 

同窓会「緑丘会」の紹介

本学卒業生の同窓会であり、大学の行うキャリア開発教育に対する支援及び関連事業の運営支援、並びに就職支援事業の企画・運営、資金支援等を通じて、青年産業人材の健全な育成に寄与することを目的としています。
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  2021年入学の皆さんへ 緑丘会 事務局長 永井健夫

                         ―同窓会「緑丘会」の紹介― 難関を突破された皆さん、ご入学誠におめでとうございます。 昨年はコロナウイルスの影響を受け、入学式が中止となりました。今年は感染対策を万全にしたうえ、2回に分け参列者も限定しての入学式でありましたが、挙行できたことは大変喜ばしいことです。皆さんは新しい大学生活に向けて、さぞ期待に胸を膨らませていらっしゃることと思います。是非この小樽という街と小樽商大での学生生活を大いに満喫して頂くよう願っております。 さて、同窓会である「緑丘会」について4点説明させて頂きます。 1点目は、「緑丘会」の会員についてです。 入学の際に、皆さんの大半は学生時代の4年間と卒業後の3年間の会費を納めて頂いているため、既に「緑丘会」の会員です。この会費は卒業生に納めて頂いた会費とともに現役学生の皆さんへの支援に使われています。先ずはこの事をご理解下さい。 2点目は、「緑丘会」が行っている様々な支援についてです。 私たちは主に現役の学生さんへの資金援助や講座の提供、就職支援をしています。 資金援助としては、留学生への奨学金授与や優秀な学生さんを対象とした奨励金の授与、TOEIC IPテストの受験費用などの援助を行っています。 講座の提供としては、皆さんが今後受講される「エバーグリーン講座」という講座があります。社会で活躍されている皆さんの先輩が講師となって社会経験を伝える場として行われており、学生の皆さんには好評を頂いています。30年以上も続いている伝統ある講座ですが、この講座も「緑丘会」が支援しており、登壇される講師を毎年選抜しております。 また、就職支援としては、皆さんが就職活動を始められる3年時に、250社程度の企業を大学へ招き、企業が説明会を行うセミナーを主催しています。前年度はコロナ禍のため全てオンラインでの開催となりました。この他、学内に「就職支援室」を設置し、就職に関する相談も受けています。 3点目は、「緑丘会」の活動についてです。 「緑丘会」は国内に24支部のほか、海外にも支部があり、OB社会人に有益な各種イベントを実施しています。転勤等で勤務地やお住まいが変わっても、その土地その土地で充実したネットワークに参加いただき、人脈の形成や生活の糧に生かして下さい。 また、東京や札幌では「緑丘ビジネス塾」などの名称で、若い社会人へ向けた活動も実施しております。社会で活躍されている卒業生が講師として登壇し、その後、参加者を交えての質疑応答や意見交換を行います。前年度はコロナ禍によりオンラインでの開催となりましたが毎回60名前後の方が参加しております。実社会の先輩の経験談などを学習する絶好の機会ですので会報やホームページで確認してみて下さい。 最後に、小樽商大は2021年7月に創立110周年を迎えます。 本学は1911年に官立小樽高等商業学校として開校し、国立では唯一の社会科学系単科大学であり、小規模ではありますが創立以来グローバルな人材を北海道はもとより全国に多く送り出してきました。このような伝統ある大学の同窓会として、学生のために資する目的で創立110周年記念募金活動をし、一昨年の3月から3か年計画で1億1千5百万円を目標に募金のお願いをして参りました。集まりました募金はコロナ禍における学生支援や大学のサークル会館補修、また、学生さんの留学支援等のために大学へ寄附します。 小樽商科大学は学生数が少ない大学だからこその良さがあると思っています。お互いの距離感が近く、深いつながりを育んでいく環境があると思っています。先輩諸氏も強いつながりを持ち続け、実社会で活躍し、太くて強いネットワークを構築してくれています。コロナ禍で対面のお付き合いや活動に制限がありますが、少しでも交友関係を拡げていただき、勉学にも勤しんで頂きたいと思います。 取材を受けた「週刊朝日」では「小さいけれど絆が固い同窓会」と紹介されました。私達はそういう「緑丘会」を誇りに思っています。緑丘会という組織を皆さんにもどんどん活用して頂くと共に、お力を貸していただければ大変嬉しい限りです。 以上をもちまして、皆さんへの「お祝いのメッセージ」と「同窓会の紹介」とさせて頂きます。

校歌

小樽商科大学校歌

時雨 音羽   作詞 杉山 長谷夫  作曲

(一) 金鱗おどる渺々の
あけぼの称う浪の唄
エルムの花に若人の
涯なきのぞみ数々秘めて
夢うるわしの緑ケ丘よ

(二) 夕陽映える白樺の
梢をわたる風の唄
慈愛の山のふところに
銀翼みがき駿足秘めて
唄ほがらかの緑ケ丘よ

(三) 蒼穹はてず道つきず
はるかに仰ぐ北斗星
栄冠迎うこの胸に
飛躍の力ひととき秘めて
花咲き匂う緑ケ丘よ

(四) 健腕拓く五大洲
凱歌はあがる我母校
感激満てる若人の
血潮に清き教えを秘めて
春永遠の緑ケ丘よ

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jasrac-school

JASRAC許諾第E1904223407号

応援歌「若人逍遥の歌」

応援歌「若人逍遥の歌」は、1955年に札幌地検小樽支部長として着任した高島茂氏が作成した逍遥歌の歌詞が大学に献呈され、当時の学生の宮内泰氏が作曲し、今も歌い継がれています。

若人逍遥の歌

高島 茂   作詞 宮内 泰  作曲

(口上) 春風颯々として山河をめぐり
百花繚乱の盛夏となりぬ
霧水来たりて百山紅を呈し
龍田の朔北(と)なれば暗雲天空を覆い嵐を呼び
紅山白山と化しその白雪の中に身を埋める

その厳しき天地のすべ我等が俗世と何の関わりが有ろうか
連山残雪に覆われし頃比の朔北の地に移りし我等なれば
何を悩み何をば求めん

俗世の安楽冥利とは大海に漂う塵の如し
我等その塵に何ぞ命を託さんや
今こそ悪夢より覚醒出でて
打ち寄する荒波の如き熱き血潮を持って杯をかかげん
春宵の暁にいざいざいざ歌わんかな我等が命を

(一) 琅玕融くる緑丘の
春曙を逍遥えば
浪漫の靄に街沈み
風悠久の言葉あり
瀾朶の桜花吹雪つつ
あわただしくも逝く春の
伝統古き学舎に
展ける海のはてしなき

(二) 夏白樺に囁やきて
ハイネの詩を口ずさむ
みめ美わしきまなざしの
又なき時の愛しさ
断崖落ちて波くだけ
オタモイ遠く帆走れば
オタルの嶺々の夕あかね
冴ゆる北斗にうそぶきぬ

(三) 秋簫条の思い濃き
ポプラにかかる雲消えぬ
流転の行旅夢に似て
悩みの思惟を誰か知る
感傷笑うことなかれ
桜ケ丘にたたずみて
泪滂沱と憂愁の
落葉の行方誓うかな

(四) 氷雪海に傾きて
月寒ければ翻とかん
晦冥行路遠けれど
われに港の乙女あり
流星落ちて影もなし
逝く青春の足音に
生命を惜しむ若人は
永却の杯酌まんとす

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応援歌「若人逍遥の歌」の著作権について

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