2026.10.27
第1回~第3回を開催しました――多様な視点でキャリアをひらく「キャリア×ビジネス講座」
小樽商科大学リカレント教育推進室では2026年9月19日(土)から11月14日(土)まで、全5回の連続講座「多様な視点でキャリアをひらく―ミドルからの“働き方”を見直す キャリア×ビジネス講座」を札幌市で開催しています。
人生100年時代を迎え、ミドル(40~50代)女性の働き方やキャリアの選択肢は、これまでの延長線上だけでは捉えきれないものになっています。本講座では、大学のビジネス知をベースに、越境学習やチームマネジメント、ウェルビーイングなど多様な視点から、自身の経験や強みを見つめ直し、これからの働き方を考えます。また、同世代の女性との交流を通じて新たな気づきを得て、学び続けるネットワークを築くことも目指しています。
本講座には全道各地から21名のお申し込みがありました。今回は、第1回から第3回までの様子をダイジェストでご報告します。
第1回 トークセッション:“学び”をキャリアにつぐ

初回のトークセッションには、学び直しを経験した二人のミドルが登壇しました。まず、札幌市男女共同参画センター主催の女性リーダー養成研修を受講した菊地陽子さん(NTT東日本(株)勤務)から、「仕事」「家庭」「学び」が重なったこれまでのキャリアに加え、学びを通じて自分自身の強みを知り、選択肢を創造することができたとお話いただきました。
続いて、小樽商科大学ビジネススクール(OBS)修了生の日根安理早さん(イオン北海道(株)勤務)が入社以来社内外でさまざまなことにチャレンジを続けたとし、MBAの取得は「キャリアの答え」ではなく「考えるための視点」をくれたと語られました。

お二人のキャリアの歩みからは、これまで培ってきた経験に新たな学びを掛け合わせることで仕事の可能性や選択肢が広がることが伝わってきました。参加者にとっても、自身のこれからのキャリアを考える機会となりました。
◇
初回講座ではトークセッションに先立ち、コーディネーターである推進室の黒澤あずさ特任准教授が登壇し、講座全体の目的を共有したうえで、これからの働き方を考えるための第一歩として、「学び」がもつ可能性についてイントロダクションの講義がありました。
当日の模様は、9月28日付北海道新聞(くらし欄)にも掲載されました。
<9月19日(土) 札幌市男女共同参画センター>
第2回 職場外にある新しい“自分らしさ”に出会う―越境学習の視点から

第2回は、本学の赤穂雄磨・グローカル戦略推進センター特任准教授が講師を務め、「越境学習」の視点から、職場の外に目を向けることで得られることについて学びました。
越境学習の理論を学ぶとともに、個人ワークやグループワークを通じて理解を深めました。赤穂特任准教授からは、旅や書籍などを通じて普段とは異なる価値観・自分自身の価値観に気づくことも、越境学習の実践の一つであることが紹介されました。
<10月3日(土) 札幌市男女共同参画センター>
第3回 経験を強みに変える“働き方”をひらく―チームマネジメントの視点から

第3回は、本学商学部商学科の長村知幸准教授(推進室副室長)が講師を務め、「チームマネジメント」の視点から、これまでの経験を強みに変え、働き方の可能性を広げることについて学びました。
講座は、「イントロダクション」「チームマネジメントとは何か」「ハイパフォーマンスのチームとは何か」の3部構成。それぞれ講義とワークショップを組み合わせながら、チームの力を引き出すための考え方や実践について理解を深めました。クロージングでは、長村准教授から、職場で実践できるコミュニケーションの具体的なアクションが示されました。日々の仕事やチームとの関わり方を振り返り、これまでの経験を今後の働き方に生かすためのヒントを得る機会となりました。
<10月18日(日) 小樽商科大学札幌サテライト>

今後について
「さまざまな業界や立場の人と学べて刺激になる」「同性・同世代のリーダーと出会える機会は貴重」「広い視点から物事を考えてみたい」――セ
ミナー参加者からは、こうした声が寄せられています。講義から知識を得るだけでなく、異なる経験や価値観を持つ人との交流も、新たな気づきにつながっています。
第1回では学びをキャリアにつなげる実践に触れ、第2回では越境学習、第3回ではチームマネジメントという視点から、これからの働き方を考えてきました。本講座は、引き続き第4回・第5回へと進みます。これまでの学びや参加者同士の交流を通じて得た気づきを重ねながら、一人ひとりが自分らしさを大切にし、無理なく持続可能な働き方を描いていくことを目指します。
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