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e-Learning/TOEIC/語学検定試験

世界に通用する多言語を学べる「北の外国語大学」

TOEICについて

TOEICは英語コミュニケーション能力を判定する世界共通の試験であり、原則、英語を母語としない人を対象としています。現在、世界の約160ヵ国で実施され、日本でも約3100の企業・団体・学校が採用し、計250万人ほどが受験しています。

TOEICには、一般受験の「公開テスト」と、企業や大学で団体受験する「IPテスト」の2種類があります。テストは990点満点で採点され、大学生の場合、公開テストの平均点は560点程度で、IPテストでは440点程度です。

これはIPテストが難しいからではなく、受験者のモチベーションが反映された結果にすぎません。実際、IPテストは公開テストの過去問を再利用した試験であり、試験時間や形式はまったく同じものです。

Listening Section (45分  100問)
写真描写問題 6問 応答問題 25問
会話問題 39問 応説明文問題 30問
Reading Section (75分  100問)
短文穴埋め問題 30問 長文穴埋め問題 16問
単一文書に関する問題 29問 複数文書に関する問題 25問

本学では、次に紹介する英語IDの授業でTOEIC IP テストを利用しています。獲得したスコアは、公開テストのスコアと同様、英語力を証明するものとして履歴書に書くことができます(一部、公開テストしか認めない企業もあります)。

単純計算で、1問につき36秒のタフな試験だ!時間配分や解く順番とか、戦略が必要となるね。

英語ⅠD(e-Learning)について

TOEIC では120分で200問を解くことが求められますので、テンポよく数多くの問題を解くトレーニングが必要不可欠です。そのため、本学では学生のキャリアにつながる英語教育の一環として、TOEIC対策に特化した授業(英語ⅠD)を開設しています。

  • 1年次の必修科目です。
  • 授業は e-Learning 形式で行われます。
  • 学期末に TOEIC IP テストを受験します。
  • 単位を修得するには、所定のスコアを獲得する必要があります。

TOEICを1年次の必修科目としているのは、早い段階から確実な英語力を身に着け、「自分自身」の力で、卒業するまでに、さらに高得点を目指して欲しいからです。将来のキャリア形成を意識するならば、おのずと次がターゲットとなることでしょう。

1年生でTOEIC 560点以上

560点は日本企業が大卒者に求める最低限のレベルとされます。ですが、のんびりと構えずに、1年生のうちにこれをクリアしてしまいましょう。本学の平均点からすれば、十分に達成可能な目標です。

卒業までにTOEIC 730点以上

730点は海外ビジネスに必要とされる最低限のレベルとされています。2年次以降も継続してTOEICに挑戦し、大学在学中にはこれを超えるよう努めてください。そうすれば、800点台、900点台へのチャレンジも見えてくることでしょう。

みんなの先輩にアドバイスをお願いしたよ。英語を活かして、ワールドワイドな活躍を目指している先輩だ。話を聞いてみよう。

先輩の声

就職活動と英語

はじめに就職活動ですが、急激なグローバル化が進む昨今、英語が使える人材に好感を持たない会社はないと思います。私の場合、日本と海外の架け橋となる仕事が希望でしたので、面接試験では、将来のキャリアのために英語力を鍛えてきたことをアピールしました。もちろん大学時代には、留学生のいる講義や交換留学制度を通じて、実践的な英語に触れることを重視しました。

TOEICに関しては、当然、英語力も必要ですが、パターンに慣れることも非常に重要です。そして慣れるためには数をこなすことです。E-learningで問題の傾向をつかみ、全体の時間管理に慣れておけば、それだけでもかなり点数を伸ばすことが出来るはずです。このテストは、企業によっては選考に有利な材料と思いますので、是非、力を入れて取り組んでください。

仕事と英語

さて、入社した当初は、札幌と千歳で支店勤務でした。外国人を相手に英語を使う場面も多く、口座開設や外国への送金、外貨の両替、ATMの操作などをお手伝いし、時には道案内までお願いされたこともありました。今後も外国人観光客は増え続け、技能実習生の受け入れも盛んになるでしょうから、どの業種であっても、ますます英語が必要となると思われます。

現在の国際部の「海外展開支援グループ」に異動したのは入社6年目です。その名のとおり、地元企業の海外進出を支援する部署で、日々の業務では、書類の和訳・英訳に限らず、メールや電話など、外国人と直にやり取りすることも求められます。さらに海外銀行に駐在するとなれば、より高度な対応力が必要となるので、TOEICで学んだビジネス英語が非常に役立ちます。

皆さんへのアドバイス

以上は地域金融機関の一例にすぎませんが、どの業種でも英語の重要性は確実に高まっており、TOEICがキャリア形成に役立つことは間違いないと思います。それは就職や昇進に限らず、これからは海外勤務の機会も増えることでしょうから、入社してからも継続してTOEICに取り組むことが望ましいと思います。

とはいえ、社会に出るとなかなか時間がとれませんので、やはり学生時代に頑張っておくことを強く勧めます。勉強法はいろいろありますが、実際に英語を使う場面をイメージしながら取り組むことが、実践的な英語力を身に付けるコツかと思います。では皆さん、高得点を目指して頑張ってください。

各種語学検定試験について

英語が必須の時代だとしても、英語だけがグローバル社会への入り口ではありません。また、TOEICだけが将来のキャリア形成に役立つわけでもありません。 言語センターでは、多言語主義の立場から各種語学検定試験への挑戦も推奨し、一定の成績を収めて申請すれば、外国語科目の必修単位として認定が可能です。

TOEFLは留学のためのテストだよ。本学の交流校に留学するには、最低550点は必要!

いろんな語学検定試験に挑戦して、就職のエントリーシートに書こう。


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