本学の英語教職課程について
英語教員免許状へのパスポート
本学は北海道で最も古くから英語教員を輩出してきた実績があり、商学部でありながら、特別に英語教職課程が設置されています。英語教員を志望する学生は、所属するコースおよび学科に関わらず、所定の教職関連科目を修得することにより、次の英語教員免許状を取得することができます。
高等学校教諭一種免許状(英語) / 中学校教諭一種免許状(英語)
英語教員を目指す学生は教職免許の取得に必要な科目を履修するとともに、3年次からは英語ゼミナールに所属して専門の研究指導を受け、4年次にその成果を卒業論文にまとめます。 卒業生たちの組織する教職研究会は、北海道内の中学、高校の英語教員の一大ネットワークを形成しています。また、本学大学院の現代商学専攻国際商学コースに進学して、英語専修免許状を目指すことも可能です。
英語ゼミは教職志望者以外も歓迎!
- 英語関連科目の充実度は、ちょっとした英文科なみです。
- 所属学科に関わらず英語ゼミに所属ができ、専門的な研究ができます。
- 英語圏への長期留学や短期語学研修も盛んです(交流大学は下をご覧ください)。
- 入学から卒業まで、英語づけのキャンパスライフも可能です。
- 小学校の英語授業を手伝う「英語インターンシップ」もあります。
- 学んだ英語を活かした地域貢献活動もあります。
英語教職課程
英語の教育職員免許を取得するには、次のふたつの方法があります。
- 専門4学科※に所属し、それぞれの専門教育に加えて、教職免許の取得を目指す。※経済学科、商学科、企業法学科、社会情報学科
- 商学科の「英語専修」に所属し、英語教職の取得を目指す。
教育学部でない本学では、これまで(1)により教員免許が付与されてきました。この場合、所定の卒業所要単位とは別に、「教職に関する科目」および「教科に関する科目」を履修する必要があります。
「教職」の方は、教育心理や教育実習など「先生」になるための科目だ。「教科」の方は、「英語の先生」になるための科目で、英語学、英文学、英作文、比較文化などを学ぶよ。

2019年より、(2)の「英語専修」が商学科に新設されました。これにより、「教職」および「教科」に関する科目を卒業所要単位に含めることが可能となり、従来よりも英語教員免許状が取得しやすくなりました。
「英語専修」に所属できるのは商学科の学生のみで、2年次に所定の所属届けを別途提出する必要があります。また、「英語専修」に所属した場合、3年次の終わりまでに所定の単位数を取得しておく必要があります。
注意!
「英語専修」の設置後も、(1)が廃止されたわけではありせん。どの学科に所属していても、従前どおり英語教員免許状の取得は可能です。
商学科の学生で「英語専修」に所属しない学生も、(1)により英語教員免許状の取得が可能です。
詳細は「教職課程」をご覧ください。
英語ゼミナール
英語教職課程では、「教職に関する科目」と「教科に関する科目」を履修することに加え、3年次より英語ゼミに所属し、英語力を磨きながら専門分野の学術的な指導を受けます。4年次には、自分の研究テーマを掘り下げて論考し、成果を卒業論文にまとめます。 ゼミを担当する教員は、言語学、英語学、英米文学、英語圏文化研究、英語教授法などを専門とし、それぞれの分野を中心に、英語に関係する幅広い分野について研究指導を行います。
英語ゼミは教職を志望していなくとも大歓迎だ。 英語好きは集まれ!

教職研究会
本学では英語以外にも中学校の「社会」や高校の「商業」「情報」「公民」の教員免許状が取得できます。卒業生たちの組織する教職研究会は、年に一度、本学の言語センターを会場に、教育現場での事例報告や教授法研究について発表しています。
大学院「現代商学専攻国際商学コース」
本学の大学院博士前期課程の「国際商学コース」では、中学校英語または高校英語の「専修免許状」を取得することができます。現役の中学教員、高校教員を広く受け入れるため、社会人特別選抜と夜間開講を実施しています。詳細は「現代商学専攻」をご覧ください。
ちょっと紛らわしいんだけど、大学院の「専修免許状」と、学部(商学科)の「英語専修」とは別だよ。
