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2014/1/20 世界のクリスマス・お正月~中国編

派遣留学中の商大生からの現地のクリスマスやお正月の報告、今回は中国編!

蘭州大学に留学中の、4年生の劉 永宰さんです!

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2013年9月から中国甘粛省の蘭州大学で交換留学中の商学科4年劉 永宰です。

 

漢字文化圏の源流とも言える中国で、初めの頃は全く一言も喋れず、地元の人々の激しい方言にどうしても適応できず苦労していました。十日間、上海や青岛など東側の大都会を目にしてから蘭州に来たせいで、蘭州の初印象は正直「魅力のない空気の悪い田舎町」でした。

 

しかし、いつの間にか時は4ヶ月程も流れ、今は毎日のように、ペルシアからシルクロードをたどってこの地に住み始めた回族の市場で蘭州名物「牛肉面」を食べたり、イスラム教徒専用の「清真」式店で羊肉の串焼きを食べたりするようになりました。

 

2014年はさらに楽しく、中国・蘭州の文化をもっと経験し、旅行も欠かさずに留学を満喫したいと思います。

 

china1.jpg

(元商大留学生たちと)

 

china2.jpg

(イスラム料理)

 

留学先の国では、どのようなお祝いをしますか?

中国でクリスマス(圣诞节:聖誕祭)を祝うようになったのはわずか数年前のことらしく、主に若者の間でクリスマスムードが高まっていて、それに合わせて繁華街にクリスマスツリーを立てたり、クリスマス限定グッズなどを売るようになりました。日本と同じく家族・仲間・恋人と時間を共に過ごし、クリスマス晩餐を楽しんでいます。晩餐のメニューが豪華な中華料理というのは少々変わったところかも知りませんが、心が温かくなるのは変わらないようです。まだ中国にクリスマスを祝うという習慣が定着したわけではないですが、これからもっと浸透していくと思います。

 

留学先の国では年末年始に人が集まるとき、どのような料理を食べますか?

日本だけではなく、欧米はもちろん世界のあっちこっちで新年前後には盛り上がるのですが、中国では太陰暦の正月、旧正月(春節)の方をもっと大事にするので、年末年始の中国では基本的に何も変わらないのが普通です。

一応1~2日間の休日はありますが、いつもの週末のような感じでした。その代わり旧正月には全国的に2週間くらいの長い休みとなっていて、帰省して家族みんなで水餃子を作り、財運を抱くといういろんなお餅を食べるらしいです。

 

皆さんが過ごしたクリスマス/お正月について

圣诞快乐(聖誕快楽)!!

イヴからクリスマス翌日までの三日間、中国らしく町中は爆竹の煙でいっぱいになり涙目になってしまいましたが、クリスマスソングと共にする白酒は実にロマンチックで中国らしきものでした。雪の積もらない蘭州で北海道のような真っ白いクリスマスは期待できませんが、プレゼントを交換したり、みんなで夜中まで騒ぐのは全く変わらないものでした。

家族や友人達と離れ、他国に留学しに来たみんなのために蘭州大学は「聖誕晩餐」というプレゼントを用意してくれました。普段会うことのない研究生(大学院生)や本科生達と一緒に食事をし、蘭州大学のダンス同好会やオーケストラの舞台を楽しみ、なぜかバレンタインデーのようにチョコレートをもらいとてもありがたく思っています。

 

劉さん、ありがとうございました!

 

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劉さんからは、中国各地を旅行した写真もたくさん送ってもらったよ。

そちらはまた後日紹介するね!

 

 

    

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