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2013/12/29 マジプロ2013最終成果発表会レポート(後半)

 こんにちは、ブログスタッフの中山です! 昨日に続き第2回目、「マジプロ2013最終成果発表会」の後半の模様をお伝えしたいと思います!

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 後半の一番始め、小樽・後志の地産地消推進チームは後志地方の食材を活かして開発された「しりべしコトリアード」を広め、小樽と後志のブランド価値を高めようと、しりべしコトリアード協議会さん、ワインクラスター北海道さんの協力を得て活動をしました。

 「コトリアード」とは、魚介・根菜が多く入ったクリーム仕立てのスープで、フランスのブルターニュ地方の郷土料理だそうです。またブリュターニュ地方と後志地方は風土が似ていることから、ご当地メニューとして、後志のレストランシェフが中心となり、しりべしコトリアードが開発されたそうです!

 具体的な活動は、小樽のイベント会場でのPR活動、小樽市内でコトリアードを提供している店舗を取材してfacebookページにて宣伝(facebookページはこちら)、また、それら店舗をまとめた冊子の作成でした。

 来場者からは「家でも作れる、しりべしコトリアードの紹介があったらよいと思う」という意見がありました! 

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 続いては、小樽の人々の食生活改善の観点から、小樽で採れる食材をより美味しく健康的に食べる方法を広める活動をした50℃洗い普及チームです。

 「50℃洗い」とは50度のお湯で野菜を洗うことにより、野菜の甘みを引き出し、通常よりも保存が効くようにする手法のことだそうです!

 具体的な活動は、50℃洗いをした野菜を使って、旧岡川薬局café Whiteでのメニュー限定販売、住吉神社例大祭等での出店、また50℃洗いの説明実演試食会でした。

 説明実演試食会では小樽市内の様々な会場に出向き、多くの小樽市民に直接50℃洗いを普及するPRができたようです!

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 続いては、花銀商店街再生チームとは異なる視点から花銀商店街の活性化について考えた花銀広報戦略チームです(以前紹介した記事はこちら)。

 具体的な活動は、花銀にあるお店を取り上げたミニコミ誌の発行、12月8日に行われた「花銀こども商店街」の開催でした。

 「花銀こども商店街」とは、子ども向けの職業体験イベントで商店街の各店舗から商品を提供してもらい、子どもが売り子となり、それを売るお店を開店するものでした! 結果親子59組の参加者が集まり、その日商店街は活気に満ちあふれていたみたいです!

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 続いては、話題の小樽のB級グルメである「あんかけ焼きそば」を家庭でも楽しめるよう工夫をしたSmiles for all from Otaruチームです。

 具体的な活動は、小樽あんかけ焼きそばのアレンジレシピの考案、宣伝でした。11月19日にスーパーの食品売り場コーナーで、協力先である水産会社の商品を用いてアレンジレシピの紹介を行いました。また、そこでは試行錯誤し考えた「ご家庭でも気軽に楽しめるアレンジレシピ」というチラシも配布し、買い物に訪れたお客様に、用意していた500部以上すべてを配布することができたみたいです!

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 最後は全国に存在する商大のネットワークを繋げる仕組みを作ろうとしている小樽ソーシャルデザインチームです。

 具体的な活動は、日本中に点在する商大卒業生と現役生のfacebook情報を利用して、現住所や友人関係のネットワークを表示する機能を備えたfacebookアプリを作ることです。アプリの内容は今、以下の2つの機能を考えているみたいです。

(1)卒業生も含めた「商大生」の居場所(現住所)をピンで表示する地図機能

(2)小樽に関するFB記事が見えるタイムライン機能

 現在、このアプリをプログラマーと協力の上、開発中です! 完成が楽しみですね!

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以上、昨日紹介したチームを合わせ、
計11チームが各々のテーマとアプローチから悪戦苦闘/七転八倒した地域活性化の成果を報告しました。

発表会に参加していただいた地域の皆様からは,暖かいコメントや労いの拍手をいただきつつも,
分析の甘さや成果の未熟さについても厳しいご指摘をいただきました。

また,一定の成果を得たプロジェクトについても,
その成果を今後どのように持続的に活用していくべきか,
さらに,マジプロ全体の今後の課題と地域と大学/学生の協働のあり方など
広範囲にわたるご意見もいただきました。


印象深かったのは、いくつかのチームの発表で学生が口にしていた

「この最終発表会がプロジェクトの終わりではありません。
 今後も地域の皆様から様々な教えをいただきながら、
 これからも地域活性化に繋がる様々な学びをしていきたいと思います。」

という内容の“宣言”です。


これを聞いて初めて、O津先生が

「マジプロの目的は,各プロジェクトの具体的な成果はもちろんのこと、
 それらを通じて学生たちが地域から多くのものを学び、
 市民と学生の協働のプラットホームを作ることにある。」

と言っていたことの意味が分かってきた気がしました。


来年のマジプロも必見ですね!

あっ、でもその前に、スウィーツチーム、スポーツ交流チーム、ボランティアマッチングチーム、
ソーシャルメディアデザインチームのイベントやコラボ商品などにもゼッタイ注目ですよ~!!

 

 

    

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