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2015/09/30 留学報告(バイロイト)

 

今日は、今年帰国した交換留学生の留学報告をお届けするよ!

 

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1.簡単に自己紹介をお願いします!

こんにちは。

企業法学科4年の棚元ひな子です。

ホルストゼミに所属しています。

 

2. 留学先はどこですか?

ドイツのバイロイト大学です。

バイロイトは、ドイツで一番大きな州であるバイエルン州(ミュンヘンが州都です)の北部に位置しています。

 20150930bayreuth1.jpg

(バイロイト大学のキャンパス風景)

 

3.どんな国、学校、授業でしたか?

ドイツは治安が比較的良く、自然も豊かでのどかな国でした。私が暮らしていたバイロイトが小さな田舎町だったということもありますが、物価も安くとても生活しやすかったです。バイロイトは本当にいいところです!町中にはまだ中世の石造りの建物が残っていますし、石畳の道並みがとても素敵です。

 20150930bayreuth2.jpg

(バイロイトの街並み)

バイロイトでは、世界遺産のオペラハウスや、ワーグナーのバイロイト音楽祭が毎年行われる祝祭歌劇場が有名です。

 20150930bayreuth3.jpg

(祝祭歌劇場の前にて)

また、自然も本当に多く、町中にはたくさんの花や草木が植えられ、毎日ぶらぶら散歩していても飽きません。ドイツは湿度がとても低く乾燥していますが、気候は北海道とほぼ変わらないので、とても過ごしやすいです。

 20150930bayreuth4.jpg

(近くの公園hofgarten)

バイロイト大学は、ドイツの大学の中で比較的若い学校です。ちょうど今年で40周年を迎え、祝賀行事が行われていました。キャンパスはとても大きく緑に囲まれています。学部は5つほどあり、それぞれの学部の建物内にはそれぞれ専門の図書館が備わっています。他にも、スポーツジムやいくつもの運動場、世界中の植物を集めた大きなボタニックガーデンなど、キャンパスの施設が大変充実しています。ちなみに、メンザ(食堂)の料理はドイツの大学のメンザの中で1,2番に美味しいそうですが、本当にそうなのかと疑ってしまう味です。でも安くてボリューム満点です。留学生も世界各国から多数来ています。

授業はドイツ語で行われるものがほとんどですが、中には英語で行われるものもいくつかあります。朝8時から夜10時まで、一授業2時間ずつ休みなく行われます。授業は少人数制のものから大人数のものまでさまざまですが、どれも学生の質問や意見が活発に飛び交う、学生主体型のものがほとんどでした。中にはプレゼンをしたり、毎回大量の課題を渡される授業もあり大変でしたが、しっかりと準備して臨む授業は充実していましたし、楽しかったです。

 

4.留学生活はいかがでしたか?楽しかったこと、驚いたこと、大変だったことなど教えてください。

留学生活はとにかく楽しかったです!最初、ドイツ人は見た目がこわくて話しかけるのもこわかったですが、話してみると実際とても親切です。また、ドイツ人学生はとても真面目で、図書館は朝から晩まで熱心に勉強する学生でいっぱいでした。

私は大学寮のWGというシェアハウスのようなところに住んでいました。自分の個室にはシャワーとトイレがあり、キッチンを他5人(ドイツ人3人、韓国人1人、ブルガリア人1人)とシェアしていました。一緒に住んでいたWGメイトとはとても親しくなり、毎週のようにキッチンで一緒に料理をつくりホームパーティーをしていました。特に隣の部屋にいたブルガリアの友達は寿司を大変気に入ったらしく、気づいたころには私ではなく彼女が寿司を作ってふるまってくれるようになっていました。また、キャンパスやスーパーへは徒歩5分ほどで行けましたし、目の前には大きな屋外プール施設もありとても良い立地でした。

 20150930bayreuth5.jpg

(ホームパーティーにて)

驚いたことといえば、ドイツ人の鼻をかぐ音と、天気が良くなるといきなり人が町にあふれかえる現象です。また、自然の中でゆっくりしたり、学校や仕事が終わって家族みんなで過ごす時間を大切にしていて、とても良いなと思いました。大変だったことは、お店が早く閉まってしまうことくらいでした。平日は夜の8時に、土曜には6時にスーパーが閉まり、日曜日にはどこも開いていません。最初は困りましたが、慣れてしまえば大丈夫でした。

週末や長期休暇には、いろいろなところへ出かけました。ドイツ国内では、サッカーの試合を観に行ったり、ビアガーデンに行ったり、クリスマスマーケットめぐりをしたり、コンサートも何度も観に行くことができました。他にも友達の家で一緒にクリスマスクッキーを焼いたり、バイロイトのマラソン大会に出場したりもしました。ドイツは他のEU各国に囲まれているので国外旅行もしやすく、いろんな国に行くことができました。その中でもー28度の中フィンランドで観たオーロラには本当に感動しました。

 

5.留学を考えている人へメッセージをお願いします。

初めは文化や言語の違いに戸惑い、ドイツの生活に慣れていなかったので毎日辛く大変な思いをいっぱいしました。けれでも、一度日本を離れて、世界のさまざまな人、もの、文化に出会えたことで、自分の考え方や生き方が大きく変わりました。約10か月間の留学を終えた今は、ドイツに行って本当に良かったと思っています。留学をしたから、一生涯かけがえのない友達にめぐり会うことができました。もし、今留学をしようかと悩んでいる人がいれば、ぜひ留学してみてください!

 

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ドイツ語や英語のみの環境に共同生活…慣れない環境ながらも、大変な事も乗り越えて、積極的に生活を楽しんでいた様子がうかがえるね!

バイロイト大学への交換留学は、毎年2回募集しているよ!興味のある人は、学生センター内の国際交流室で話を聞いてみよう!

    

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