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商大の4つのゼミが手稲高校で実施した出前ゼミを見てきたので,その様子をリポートするね.





この出前ゼミの正式な名前は「大学の学び体験ゼミ」といって,手稲高校が実施している進路探求学習の一環で2年生向けに設定しているものだそう.だから商大だけじゃなくて,北大や教育大などからもいろんな分野の先生が来てたみたい.


この「大学の学び体験ゼミ」の特徴は,何と言っても1月24日,31日,2月7日,14日の4日間,約1ヶ月間続くっていうことと,授業ではなくてあくまで"ゼミ"だってことなんだって.つまり「1回読み切り」の模擬講義と違って,大学のゼミで取り扱うような本格的なテーマについてじっくりと時間をかけて考えたり議論したりする時間があるってことなんだね.う~ん,いまどきの高校生はうらやましいゾ!


商大から以下の4ゼミが参加.乙政ゼミ(商学科),江頭ゼミ(経済学科),道野ゼミ(企業法学科),大津ゼミ(社会情報学科).高校生の反応はどうだったんだろう?


実は去年もそうだったんだけど,商大のゼミの特徴は,大学がたくさん参加すること.いわゆる理系のゼミなんかは実験などの目に見える素材があることが多いんだけど,会計学や経済学,法律やまちづくりなんてのは,"パッと見せたらカンゲキッ"なーんてのはなかなか無いよね.だから先生大学生たちが高校生のグループワークの際にさまざまな情報提供したり,ときには一緒になって議論したりしながら,時間をかけて"ナールホド"となってもらうこと,そしてその先にまだまだ面白そうなことがたくさんあるらしいことをじんわりと感じてもらうことがとっても効果的なんだね.


ずいぶん手間のかかることだなぁ(試験期間中&就活中なのにゼミ生も大変だ)と思って話を聞いてみると,実はこの"出前ゼミ",商大側からは例の「世代間交流キャリア教育」のメニューのひとつなんだって.要するにこのイベントを通じて,高校生に将来の明瞭な目標を与えることに加えて,大学生自身も高校生たちの演習をまとめながらファシリテーションスキルを身につけ,さらに改めて大学の学びについて考え直す機会になっているってことなんだ.


…なんだか,ムリヤリその気にさせられているような気もするけど…,たしかに各クラスを回って見学すると,大学生たちもいつもと違う気合いが入っていたように見えたよ!


最終日は2月14日,イイコトあった学生もいたのかなぁ?


    

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