カレンダー

<   2008年1月   >
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

アーカイブ

今日は,商大くんおすすめの本を紹介するゾ!



渡辺健介著『世界一やさしい問題解決の授業』ダイヤモンド社,2007年。


とっても評判になってるらしいので,もう読んだって人もいるんじゃないかな?


ところで,「問題解決能力がたいせつ」ってことはいろんなところで言われるんだけど,じゃあ具体的な問題解決の仕方って?と聞かれるとスッキリ答えるのって意外と難しいよね?


著者は米国の大学を卒業したあと世界的に有名なコンサルティング会社で働いてたそうで,その間に学んだことー<問題解決>とはどういうことかーを“中高生にもわかる”ようにまとめたのがこの本なんだとか.


うんうん,たしかにペラペラっとめくるとたくさんイラストがあるので取っつきやすいんだけど,よく読むと,誰でも経験するような身近な<問題>をどうやって<解決>したらよいのかがすごく具体的に書いてあるので,とっても読みやすい.


例えば「分解の木」.複雑で抽象的な問題全体ー実際,社会に出るとこんなのばっかりなんだけどーを1本の大きな<木>に見立ててその中身を徐々に細い<枝>に分解して考えることで,その大きな問題の全体像をはっきりと掴み,同時に具体的解決策を考えやすくするって考え方.これは何にでも応用可能なんだな.


著者は,どんな場面でもこういう考え方ができるタイプの人を「問題解決キッズ」と呼んでるんだけど,商大くんがドキッとしたのは他の3タイプ(はっきり言うとなっちゃいけないタイプ)の「どうせどうせ」子ちゃん,「評論家」くん,「気合いでゴー」くん.たしかにこういう人,商大くんのまわりにもいるなぁ(いつもは「評論家」なのにときどき「気合いでゴー」になっちゃったり…).


まぁとにかく,とっても読みやすいんだけどけっこう奥が深くて,それでいてすぐに使える(ような気がする)ってところが人気の理由かな.ぜひみんなも一度読んで「問題解決アダルト」になってネ!


    

ページの先頭へ