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ゆめぽーとライブ第2弾は小林多喜二!



 商大の卒業生小林多喜二について、みんなどれくらい知っているかな?今年の1月に出たばかりの岩波新書『小林多喜二』を荻野先生と一緒に読む会が4月21日(火)から始まるよ!入場無料! 先着20名! 参加者募集中!詳しくは、大学ホームページのニュース図書館のお知らせページを見てね。



【荻野富士夫先生からのメッセージ】


 この本をノーマさんが書くきっかけは、たまたま小樽文学館で、多喜二の田口タキ宛の手紙を読んだことです。その後、小樽で一年間を過ごされ、街中を歩き、たくさんの人と語りあったことが、温かく深い叙述の基調になっているはずです。


「文学と社会変革をともに求めた」多喜二をノーマさんはどのように描き出したのか、それをご一緒に考えたいと思います。小樽の地で、「絵画も音楽も映画も愛し、ひたむきな恋に生きた」多喜二の等身大の姿から、現代の小樽人は何を触発されるでしょうか。


 最初の回はやや講義ふうになるかもしれませんが、二回目と三回目は参加者の方のご意見を軸に進めたいと思っています。したがって、ご参加の条件は、事前に読んできていただくことです。どうぞ、ふるってご参加ください。



そしてさらに、シカゴのノーマ・フィールド先生からもメッセージが届いているんだ!



【ノーマ・フィールド先生からのメッセージ】


 このたび荻野富士夫先生が私の『小林多喜二21世紀にどう読むか』を公開講座でとりあげてくださることを知りました。小樽抜きには多喜二は理解できない、と確信していますが、私が捉えた小樽が皆さんの目にどう映るか、興味津々であると同時に、いささか不安でもあります。


 それはともあれ、世界と日本の近代史の中で小樽と小林多喜二に焦点を当て、いかにしてあのような作家・社会運動家が形成されたか検討してください。そこから、『蟹工船』だけでは決して語り尽くせない彼の豊かな作品群にも好奇心を抱いていただければなによりも幸いです。活発な意見交換を通して、小林多喜二をみなさんの前に呼び寄せてください。


日時:


 第1回:平成21年4月21日(火)午後6時30分~午後8時00分


 第2回:平成21年5月12日(火)午後6時30分~午後8時00分


 第3回:平成21年5月26日(火)午後6時30分~午後8時00分


※事前に、『小林多喜二』ノーマ・フィールド著(岩波新書・新赤版1169,2009年1月発行,\819)を一読の上、ご参加ください。


場所:小樽商科大学駅前プラザゆめぽーと 


 (小樽市稲穂3丁目3番1号小樽グリーンホテル別館2階)


    

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