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今日からいよいよ新年度スタートだね。



今日は,4月から新しく学長となった山本眞樹夫学長に話を聞いてみよう!



Q1.学長就任おめでとうございます。新しく学長職に就かれてどのようなお気持ちですか?


まだ、実感がわきません。これまで学生部長や副学長として大学運営の一部を担ってきましたが、担当の仕事だけで精一杯でした。これからは全てについて責任を負うことになり、まだ頭も心も整理できていない状況です。また、学長となると入学式や学位記授与式など様々な場面で挨拶しなければならず、対外的な仕事も多いと思います。もともと挨拶やつき合いは上手ではなく、意識して訓練しなければならないと思っています。



Q2.小樽商大にはどのようなイメージをお持ちですか?また,どんな商大にしていかれるご予定ですか?


仕事柄ほかの大学も多く見てきましたが、本当にいい大学だと思います。まず、小規模大学ならではの学生、教職員の1人ひとりの顔が見える、家族的な暖かみのある大学です。先生は教育熱心で、職員も本当に学生のことを親身になって考えています。学生諸君も勉学だけでなく、様々な場面で主体的に活動しています。ただ、この居心地の良さがぬるま湯となって、内弁慶な大学となってはいけないと思います。大学は、いま、日本国内のみならずグローバルな大競争の中にいます。本学の家族的な雰囲気は、他方では、まとまりが早く、密で、大学が一丸となって競争に挑戦するうえで長所にもなります。大学が一丸となるためには、大学の目標を明確にし、その目標を学生、教職員とともに共有することが必要です。しかし、大学の目標を明確にするうえで、考えておかなければならない要素や条件があまりにも多く、しかも不確実です。しかし、いずれ皆さんと共有でき、共感できる「商大のかたち」を提案しなければならないと思っています。



Q3.山本学長は小樽商大の卒業生とお伺いしましたが,どのような商大生だったのですか?


学部4年、修士課程2年の6年間を学生として過ごしました。学科は管理科学科(いまの社会情報学科)、所属サークルはバトミントン部でした。1968年に入学したのですが、大学は学園紛争の真っ盛り、いわゆる全共闘世代です。当時の学生のほとんどがそうだったように、学園紛争を通じて社会や権力について考えるようになりました。それが大学院へ進んだ動機の一つだったかもしれません。



Q4.山本学長の趣味を教えてください!


基本的には無趣味な人間で、秋山前学長と大いに異なる点です。一応、音楽鑑賞と言っておきます。最近、小中学生時代を思い出し、ラジオ作りをしています。ただし、工学知識はまったくありません。ネットや本を参考に、パーツを半田付けしているだけです。できたものは市販の千円程度のラジオに完敗しています。ただ、つい最近、手のひらサイズのアンテナで、夜になると東海、名古屋地方までの放送局を聞けるものが出来、すこし喜んでいます。



Q5.最後に一言お願いします。


あと3年で、創立百周年です。「北に一星あり、小なれどその輝光強し。」この伝統と誇りを、次の百年に引き継げるよう、皆さんと共に頑張りたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。



ありがとうございました。


100周年に向かってより良い大学にしていけるよう,微力ながら商大くんも頑張ります!




<山本眞樹夫学長のプロフィール>


 ○専攻/財務会計論


 ○研究分野/会計測定の基礎理論および資金会計論


(卒業・学位)


 昭和24年10月 小樽市生まれ


 昭和47年 3月 小樽商科大学商学部卒業


 昭和49年 3月 小樽商科大学商学部商学研究科修士課程修了


 昭和53年 3月 東北大学大学院経済学研究科博士後期課程退学


 平成 4年 5月 博士(経済学,東北大学)


(職歴)


 昭和53年 4月 福島県立会津短期大学講師


 昭和56年10月 福島県立会津短期大学助教授


 昭和57年 4月 小樽商科大学助教授


 平成 2年10月 小樽商科大学教授


 平成 8年 7月 小樽商科大学学生部長(~平成12年6月)


 平成14年 4月 小樽商科大学副学長(学術担当)


 平成16年 4月 小樽商科大学理事(総務担当副学長)


 平成18年 4月 小樽商科大学理事(総務・財務担当副学長)


 平成20年 4月 小樽商科大学学長


    

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