(最新号)広報室だより(平成23年8月1日号(第63号))
小樽商科大学創立百周年記念式典を開催しました
7月8日(金),グランドパーク小樽にて,「小樽商科大学創立百周年記念式典」を開催しました。式典には,鉢呂吉雄衆議院議員,海外協定校などの来賓をはじめ,経済界・企業の方々や卒業生,本学教職員など約400名が参加し,盛大に本学の百周年を祝いました。
記念式典では,まず,東日本大震災の被災者に対して黙祷を捧げたのち,山本学長は式辞の中で,「百年の歴史と伝統を踏まえ,日本再生の輝く希望の光となるよう努力を続けてまいります」と述べました。
引き続き,文部科学省の清水潔事務次官,北海道の髙田久総合政策部知事室長,北海道大学の佐伯浩総長が祝辞を述べられました。続いて,大学の「百年のあゆみ」として記録DVD上映を行い,OB・OGなどから昔を懐かしむ声があがりました。
また,大学への功労者として,長谷部亮一元学長,藤井榮一元学長,山田家正元学長に対して,山本学長から感謝状が贈呈されました。
式典の後には,祝賀会が催され,山本学長の挨拶で会が始まり,一橋大学の山内進学長の発声で乾杯し,和やかに祝宴が執り行われました。
祝賀会では,学長や来賓の方々16名による鏡開きや,「小樽 鼓響」による太鼓の演奏が行われ,大変賑やかな会となりました。
式典・祝賀会の参加者には,本学の日本酒「小樽緑丘」やボールペンが配られました。また,一緒に配布された広報誌「ヘルメス・クーリエ29号」は創立百周年記念号として,ページ数を増やし,商大百年のあゆみについて一冊で振り返ることができる作りとなっており,好評をいただきました。
(式典の様子) (文部科学省 清水事務次官)
(「小樽 鼓響」による太鼓演奏) (グリークラブ,カンタールによる校歌斉唱)
小樽商科大学緑丘百周年祭を開催しました
7月9日(土)から10日(日)の二日間,本学創立百周年を記念して「緑丘百周年祭」を開催しました。この百周年祭は,毎年開催されている学生主催の「緑丘祭・緑宵祭」と開催日を合わせ,地域市民はもとより,本学卒業生を迎え入れ盛大な祭となりました。
初日の9日(土)には,記念祝賀会が体育館で催され,本学卒業生等総勢約1,000名が参加し,山本学長や来賓の挨拶,応援団による檄文披露などが盛大に行われました。また,講義室では学長等によるホームカミング講義,大学会館前ステージでは,翔楽舞による演舞,学生による演奏などが行われました。
二日目の10日(日)には,元本学教授の栗田氏,浜林氏による記念講演会や,本学教員による体験英語授業等が行われました。体験英語授業では,E-learningシステムを使用した学習や,他の参加者とマイクを使用して英語で会話をするなど,大学の講義を肌で感じていただくよい機会となりました。
二日間とおして,キャンパスツアー,百周年ビデオ上映,百周年資料展示等が行われ,地域市民や卒業生等が参加しました。
(記念祝賀会で挨拶する山本学長) (記念祝賀会での応援団檄文披露)
(演舞を披露する翔楽舞) (演奏を披露するプレクトラム・アンサンブル)
(記念講演会での栗田氏(左写真)浜林氏(右写真)
(体験英語授業の講義風景) (百周年祭フィナーレでの校歌斉唱)
創立百周年記念講演会を開催しました
創立百周年祭開催期間中である7月10日(日)に,創立百周年を記念した「創立百周年記念講演会」を元本学教授である栗田啓子氏(東京女子大学教授),浜林正夫氏(一橋大学名誉教授)を招いて210講義室で開催しました。
栗田氏は「小樽商科大学図書館蔵書と高商の経済学者」,浜林氏は「高商から商大へ-私の思い出-」を演題として講演され,参加したたくさんの卒業生や一般市民は,ユーモアあふれる両氏の講演に聞き入っていました。
(講演に聞き入る参加者) (山本学長との記念撮影)
(写真前列左から 和田副学長,浜林氏,栗田氏,山本学長)
(写真後列左から 荻野教授,宝福特任教授,結城特任教授)
小樽商科大学・北海道大学応援団の対面式が行われました
7月3日(日),花園グリーンロードにて,小樽商科大学・北海道大学応援団対面式が行われました。
対面式は,商大応援団の復活によって再開されたもので,昨年は北海道大学構内で行われ,本年は14年振りに小樽で行われることとなり,市民・観客の皆さまからは大変温かい声援をいただきました。
本学の応援団は8時20分に大学を出発し,校歌や寮歌を歌いながら地獄坂を下り,商店街を通り,約2時間かけて花園グリーンロードに到着し,北大応援団を待ち構えました。
北大応援団は,本学応援団の参謀の先導で,小樽駅を出発しサンモール商店街や都通り商店街を通り,大きなかけ声とともに花園グリーンロードに入場しました。早速,エールや野次合戦,演舞披露が行われ,観客の方からは多くの声援が上がっていました。
林北大応援団長が,挑戦状を読み上げ,牧商大応援団長が応戦状を読み上げると盛り上がりは最高潮に達しました。
最後には,団旗エールで両校の健闘を讃え合いました。
(地獄坂を下る商大応援団) (都通り商店街を練り歩く北大応援団)
(応戦状を読み上げる牧商大応援団長)
創立百周年記念グリ-クラブOB演奏会が開催されました
7月18日(月),小樽市民会館において,創立百周年記念事業の一環であるグリークラブOB演奏会が開催されました。
グリークラブOB演奏会は3年前にも札幌で開催されましたが,今回は創立百周年記念ということもあり,小樽での開催に向けて1年前から実行委員会を組織して準備を進めておりました。全国から集まったOB90名と,現役のグリークラブ,カンタールも参加し,素晴らしい歌声を小樽市民に披露しました。市民会館が満員になる約千人の聴衆が詰めかけ,この演奏会に対する小樽市民の関心の高さをうかがわせました。
「校歌」や「若人逍遥の歌」をはじめ,グリークラブのオリジナル曲として歌い継がれている組曲「雪明りの路」等,力強く,また優しいハーモニーで聴衆を魅了しました。グリークラブの伝統とOBの結束の強さを感じさせる素晴らしい演奏会となりました。
(OBによる合唱) (演奏会終了後,記念撮影)