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第395号(平成24年3月発行)

 

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第395号平成24年3月1日発行

人事異動   人事異動 
諸報
  ■片岡正光教授の退職記念講義を実施
  ■おたるスキー発祥100周年記念シンポジウムを開催
  ■2012 小樽 小林多喜二国際シンポジウムを開催 小樽201201こらこ 
  FDコラム
規程改正              小樽商科大学広報委員会規程の全部改正        
         小樽商科大学リサーチ・アシスタント実施要領の全部改正
               小樽商科大学専門研究員実施要項
主要日誌   平成24年   2月主要日誌
行事予定   平成24年 3月行事予定表     

 

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片岡正光教授の退職記念講義を実施

 

 
 本年3月をもって任期満了により退職される片岡正光教授の退職記念講義が2月2日(木)12:50より105講義室にて行われました。
この講義は片岡先生が担当している「化学II」の最後の講義で,会場は本学の在学生・教職員のほか,卒業生や片岡先生と親交が深かった方々などで満杯になりました。
 片岡先生は,北海道大学やニューヨーク州立大学での研究職を経て,平成2年に本学教授として着任されてから,22年間本学での化学教育に尽力されました。また,教科書の作成や道内の高校の訪問・化学実験講座など様々な活動をなされ,平成13年には化学教育賞を受賞されました。
 山本学長からの挨拶の後,片岡先生は「文系大学での環境化学教育」と題し,長年愛用しているOHPを使用した講義を行いました。  
 講義の中では,本学は開校直後から,商品実験を行っており,天秤や顕微鏡など文系大学とは思えないほどの実験設備があったことに触れられました。
 また,「化学の知識だけでなく,人間として生きていく上で大切なことを知ってもらいたい。環境問題などは文系・理系の区別なく皆でケアすべきことである。」との思いから,毎回講義の後半では酸性雨やダイオキシンなど地球環境についてわかりやすく解説し,学生からも大変好評であったようです。
 講義の最後には,現在のゼミ生や駆けつけた卒業生から花束が贈られ,会場はあたたかい拍手に包まれました。 (総務課)
                                           

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 (満席となった講義室の様子)  (講義をする片岡教授)

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おたるスキー発祥百周年記念シンポジウムを開催

 

 
 平成24年2月4日(土),創立百周年記念事業として,小樽経済センターにて「おたるスキー発祥100周年記念シンポジウム 次の百年に向けて!アジアへ飛翔する冬の小樽」を開催しました。
 本学の
中川先生による基調講演では,渡辺龍聖初代校長が開学して最初の冬にスキーを本学に取り入れ,学生のみならず小樽市民の指導にも当たり,商大に通じる地獄坂で行われたスキー講習会をきっかけとして小樽に一大スキーブームが起こったことが紹介されました。
 続くパネルディスカッションでは,北海道スキー連盟の三品 章男常任理事を始め,健康科学や小樽観光の研究者を交え,「スキー振興に向けての小樽の役割」をテーマに議論を深めました。

 また,特別講演として,長野オリンピック金メダリストの船木和喜氏が「次のスキー百年へ!魂のメッセージ」と題し,ご自身の競技人生とスキー振興への思いを語りました。船木氏はオリンピックで獲得した本物の金メダルも持参され,手にしてみた参加者たちはその重みに感激した様子でした。(総務課)

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 (本学中川先生による基調講演)  (講演をする船木氏)

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2012小樽 小林多喜二国際シンポジウムを開催

 

 
 2月21日から23日の3日間,日本を代表するプロレタリア作家の小林多喜二に関する国際シンポジウムを,本学大学会館の多目的ホールにて開催しました。小林多喜二国際シンポジウムは,これまで世界各地で4回開催されてきましたが,今回は多喜二の母校である本学が,創立百周年記念事業の一環として,中国や韓国,アメリカ,欧州諸国の研究者が一堂に会する場を提供しました。   
 シンポジウムは分科会形式で行われ,それぞれのテーマにそって世界各国の研究者が発表を行い,活発な質疑応答や意見交換がなされました。シンポジウムは一般にも公開され,全国から集まった約90人の参加者が熱心に耳を傾け,多喜二文学の国際性をあらためて認識したようです。

 また,21日夜は小樽市民センター,マリンホールにおいて,シカゴ大学のノーマ・フィールド教授が「小林多喜二を21世紀に考える意味」と題する記念講演を行いました。福島原発事故やアメリカの格差拡大デモといった今日的な出来事と,生命と人権を尊重する多喜二の思考とを重ね合わせる刺激的な内容でした。
 続いて第二部では,多喜二の代表作『蟹工船』を訳した各国の翻訳者が各国語で冒頭の一節を朗読し,会場を埋めた約400人の参加者から喝采を浴びました。また,記念講演に先立って,本学室内管弦楽団が多喜二の愛好した「ハンガリア舞曲」を演奏しました。(総務課)

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 (シンポジウムの会場の様子)   (分科会の様子)
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 (講演をするシカゴ大学ノーマ・フィールド教授) (各国の翻訳家による朗読)

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FDコラム 

 

 

「30秒で始めるFD活動 ~シラバスと授業理解度・満足度の関係~」

 

教育開発センター助教 辻 義人

シラバスの役割は,学生に授業の目的や意味を伝えることです。例えば,どのようなスケジュールで授業が進行するのか。授業スタイルは座学なのかディスカッションなのか。私たちの生活にどのように関連しているのか。最終的に何ができれば合格なのか,などです。「知識や技能を身につけたい」と考えている学生は,授業の内容を知りたいでしょうし,「とにかく単位が取れればいい」と考えている学生は,評価基準に注目するでしょう。このように,授業に関する事前情報は,学生にとって貴重なものであるといえます。

 ここでは,シラバスや授業オリエンテーションと,授業理解度・満足度との関係に注目します。授業に関する事前情報の質が,どのように授業理解度・満足度と関連しているのでしょうか? 授業改善のためのアンケート(注1)の結果から,授業に関する事前情報と,授業理解度・満足度との間には,一定の関連があることが見えてきます。図によると,シラバスや授業オリエンテーションで十分な説明があった科目ほど,授業理解度・満足度の両方が高いことがわかります。

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    図 授業の事前説明量と授業理解度・満足度

 

この理由として,授業の事前説明が十分であることによって,学生は授業で扱う内容や意味を事前にイメージすることができたことが考えられます。そのために,授業理解度や満足度が高くなったのではないでしょうか。なお,これはシラバスや授業オリエンテーションなどの大きな枠組みだけではなく,毎回の授業でも効果が期待されます。例えば,「今日の内容は,○○の分野で使われている内容です」「今日の内容を理解すると,○○ができるようになります」という一言を付け加えるだけで,学生に明確な目標を与えることができるのです。

 ここ数年,授業改善やFD活動の実践例として,授業方針を大きく変更した例や,授業資料に膨大な費用や手間をかけた例などが紹介されることが多くなってきました。これらは,教育効果の大幅な向上が期待される一方,個人で気軽に取り組むことは困難です。

このことから,30秒で始められるプチFD活動をお勧めします。「今日は○○ができれば合格です」「もし○○になりたいなら,今日の内容は絶対必要です」という一言を付け加えるだけで,学生の動機づけや授業満足度が上がる・・・のかもしれません。

 (注1)授業改善のためのアンケート:調査対象は平成23年度の前期開講194科目,データ数は8,149件であった。

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平成24年2月主要日誌 

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平成24年3月行事予定 

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