社会貢献・産学連携

第7回 一日教授会議事要旨(H20.10.16)

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平成20年10月16日(木),小樽グランドホテルにおいて,市民の方々との意見交換会「一日教授会」が開催されました。第7回を迎える今回は「あなたとともに考える商大のマスタープラン」をテーマに,本学の現況と課題について議論を行いました。学長から本学の現況と将来構想について説明があった後,ゲスト・スピーカーからその構想に対する意見や要望が述べられ,その後フロアからの質問も交えてパネルディスカッション方式による意見交換を行いました。会場には一般市民,学生・教職員合わせて約150名の参加があり,活発な議論が展開されました。
 

第1部ではまず山本学長が「小樽商科大学の現況と将来構想」について説明し,それに対して3人のゲスト・スピーカーがそれぞれの立場から意見や要望を述べました。

 

山本学長「小樽商科大学の現況と将来構想」について

(山本眞樹夫学長)

 


私は小樽っ子であり,12代目の学長であります。一日教授会も今回で第7回目を迎えます。この一日教授会でのご要望を受けて実現した事例もいくつかあります。「小樽サテライト」は出席者の方からのオフィスの提供の申し出により実現しました。市民が足を運びやすい環境づくりをとの意見に対しては,納涼ビアガーデンを実施し,よさこいの演舞やジャズ研究会の演奏で大いに盛り上がっていただけました。「授業科目に観光学を」とのご意見もありましたが,「小樽検定」の中に本学の講義「小樽学」を組み込んでいます。
今回のテーマ「あなたとともに考える商大のマスタープラン」の設定には切実な背景があります。平成22年度から第2期中期計画が始まること,平成23年に創立百周年を迎えることから,ここ数年が商大の今後にとって大きな節目,転換期となると思われます。
そのためには,次の100年を見据えた商大の在り方,マスタープランを描いておかなければなりません。そこでマスタープランを考えるにあたり,市民の皆様のお知恵をお借りしたいと考え,本日のテーマを設定いたしました。
商大のマスタープランとして,今抱いている私個人の夢は次の3つです。
1.学部教育の充実
大学院博士課程,ビジネススクールの設置により,大学院を含めた教育課程は形の上では全て整備されました。次に考えているのは学部教育の充実です。語学を含む教養教育と専門基礎の徹底を図りたいと思っています。また,芸術,文化も含めて自らの生活を豊かにする教養を提供し,人間としての魅力を付けさせる教育を行いたいとも思っています。
2.全国から,そして世界から学生が集まる大学
かつては全国から学生が集まってきていましたが,現在は96%が道内出身の学生です。大学生活そのものが学生を成長させるという考えに基づき,北海道だけではなく全国・世界から様々な背景をもつ学生が集う大学にしていきたいと思っています。そのために,学寮の復活を構想しています。
3.学生・市民が憩い,誇りに思えるキャンパス
市民や観光客が気軽に訪れ,学生や教職員と交流できるような,親切心にあふれた学生と教職員が歩き回っている居心地のいいキャンパスを作りたいと思います。
これらの夢については,学内の将来構想検討WGで検討を行ってもらっています。
本日はパネリストの方々から,私の夢に対するご意見やご批判を含め,種々の角度から商大のマスタープランについて,ご自由に語っていただきたいと思います。
第2部ではフロアからのご意見をいただき,活発な意見交換が行われることを期待しています。

 

小樽潮陵高校校長 尾留川 安彦氏

(尾留川 安彦 氏)


私は4月に小樽に来たばかりで,小樽や商大の現状はよく分からないのですが,門外漢なりに商大のイメージを3つ述べさせていただきます。
まず札幌の高校生だった頃には,商大は「北海道大学と並ぶ経済・商学分野の国立大学の雄である。」,というイメージがありました。
また教員になってからの印象としては,商大出身の英語の先生にとても優秀な方が沢山いるなど,「語学に強い。」大学である,と思いました。
しかし法人化以降は,北海道では北大の一人勝ち状態であり,他の大学は「印象が薄い。」と感じています。知名度においては地方単科大学が不利であるのは分かりますが,それにしても宣伝が上手でないようです。
先ほどの山本学長の構想についての感想ですが,1(学部教育の充実)については大賛成です。本来は,基礎教育は高校がしっかりやるべきことでありますが,大学においても基礎教育を充実させることは必要です。特に語学教育の充実は大切だと思います。2(全国から,そして世界から学生が集まる大学)についても賛成です。学生の4割程度は道外,国外から来なくてはいけないと思います。東京試験場による入学試験の実施は,すぐに効果は出ないかもしれませんが,努力は続けるべきだと思います。また,工学系の高校生は既に道外への流出が始まっており,商大には,北海道大学に負けないような存在感が必要だと考えます。3(学生・市民が憩い,誇りに思えるキャンパス)については,いいことではありますが,大学の使命はまず研究と教育であることを忘れてはいけないと思います。
去年までの一日教授会の議事録を読みましたが,大学に対して様々な要望が寄せられていると思いました。
商大は小樽が誇る大切な文化であると思います。多くの学生が札幌に住んでいると聞いていますが,小樽が学生にとって住みやすい温かい街になるよう,市民も協力してほしいと思っています。

 

利尻屋みのや代表 蓑谷 修氏

(蓑谷 修 氏)


今日は昆布を売る話の中から何かヒントを掴んでいただければ幸いです。
「経営」ということを考えた場合,本質は零細企業も自治体も大学も大差はないと思います。今は大学も差別化を図り,知名度を高める戦略がなければ生き残れません。
私は50歳で脱サラをして,売れない商品である昆布を,今では年50トン,3億5千万円売り上げています。本気になればできる,ということです。
以下,生き残るために私が行ってきた戦略・戦術を申し上げます。
まずは広告・宣伝が絶対に必要です。そして宣伝にはお金をかけずにするものと,お金を惜しまないでするものとがあります。
お金をかけない宣伝にはキャッチコピーがあります。そして商品開発,商品名や店舗デザイン,お客様との会話,さらにはホラ話まで含めて戦略的宣伝としてとらえ実行した結果,それらが功を奏して客が客を連れてきてくれるようになりました。
お金を惜しまない宣伝としては,試供品を大量に無料配布いたしました。その商品が現在では,全販売量の半分を占めております。
まずは,入ってみたくなる建物,入って期待を裏切らない店舗内部,お客とのコミュニケーション,そして商品の品質管理(当たりはずれのないこと)が大切だと考えています。
私がこれまでやってこられたのは「戦略」ということを意識的に考え,行動に移せたことが大きいと考えております。その戦略の中では「差別化」と「知名度向上」が大きな鍵となります。
これらの昆布の小売の戦略手法が大学経営にも生かすことができないだろうかと思い意見を述べさせていただきました。

 

FMおたる総合プロデューサー 渡辺 大助氏

(渡辺 大助 氏)


私は高校までは小樽に住み,大学進学で東京へ行き,福島の放送局に就職しましたが,この間,商大の存在を少なからず感じていました。
東京にいた大学時代,小樽は「小樽の人よ」という歌で知られていましたが,友人宅等へ遊びに行くと,「小樽高商,小樽商大の」小樽という話題が出ていました。その後に就職した福島県では,新聞社や金融機関の幹部,企業家などに,小樽商大(高商)出身者が大勢活躍しており,すごいと思っていました。職場の先輩は「学び舎」の立地環境と因果関係があると考えているようでした。
大学の立地及び環境については,地獄坂の頂上からの眺望や四季がはっきりしていること等学舎としての良い環境がそろっていると思います。大学の雰囲気については,伊藤整の詩による印象が強いです。
大学は,学生に対して十代後半から二十代前半という大切な時期に小樽に住み,商大で学ぶ意義を理解してもらう努力をするべきだと思います。自分の感性を磨くためには,様々なよいもの,例えば歴史,芸術,文化の面で一定の評価を受けた素晴らしい作品に触れることが必要です。商大にはそれにふさわしい環境があると思います。
経済,経営は必要ですが,学ぶ「幅」も必要だと思いますし,商大にはその環境が整っていると思います。
また,中高年者が新しいことを気軽に学べる多角的な講義も提供してほしいです。例えば海外からの観光客とちょっとしたコミュニケーションが取れるような,語学の講座があるといいと思います。
先日小林多喜二のドラマを作成したHBCのプロデューサーは,商大には風土と土地柄を生かした北へのこだわりを持ってほしい,と話しておりました。ウラジオストクやサハリンなどと密接な関係を築き,北の厳しい環境の中で育まれるものを発展させていってほしいと思います。
私は全国の地域コミュニティをネットする番組を中心となって作成しており,先日は山本学長にもご出演いただきました
。また,今後大学生協の方にも学生の発想による商品の紹介などをしていただく予定になっております。
今後商大には本州や外国からたくさんの学生を集めて,地方の学び舎としての存在感を出していってほしいと思います。地域コミュニティのFMとしてできるかぎり商大に協力したいと考えています。
 

 

第2部

第2部は和田総務・財務担当副学長が司会を務めて,パネルディスカッション方式で質疑応答が行われました。まず第1部においてゲスト・スピーカーの皆様から寄せられたご意見やご要望に対しまして,山本学長が回答を述べ,引き続いてフロアの方々から回収した質問票を元に,ゲスト・スピーカーを交えながら意見交換を行いました。
 

(第2部はパネルディスカッション形式で行われました)
 

第2部の質疑応答
【山本学長】
ゲスト・スピーカーの方から貴重なご意見をいただきました。お三方からいただいたご意見に共通していたのは「PR不足」というものでした。大学がPRと言うことを考え始めたのは法人化以降ですので,確かにその点まだまだ不足していると思います。今後,全国規模で存在感を出していくことが課題になると思います。
道外や国外からの学生が4割は欲しいということも同感です。8月に東京で進学説明会を行いましたが,参加された高校教員の方から,「商大はいい大学だと思うが北海道にまで行く意義がよく分からない,関東の大学であれば学生に勧めるのだが。」というようなことを言われました。青春時代を小樽で過ごす意義,そして北へのこだわりをもっとアピールすることが必要だと感じております。これから戦略を考えるにあたり,お三方の意見を参考にさせていただきたいと考えています。
【司会】
アピールについて,具体的な方策が何かあるでしょうか。また,北大との差別化については,どのようにお考えですか。

【山本学長】
難しい質問です。北大や東大などと,財政規模でぶつかることはできません。逆に,小規模大学であることのメリットを最大限に活かしていきたいと考えています。具体的にお話しできることはまだありませんが,かつての「北の名門校」というイメージを発展させ,「世界の名門である小規模大学」という路線で,北大との差別化を図れればと思います。
【司会】
尾留川先生にお訊きします。高校から見た商大のイメージはどのようなものでしょうか。
【尾留川氏】
第1部で述べたとおりです。地元なので,よいイメージがあるとは思います。
道外の私立大学の関係者は,大学をアピールするために潮陵高校を訪問しに来ます。商大もそういう活動を行ってはどうかと思います。
【司会】
商大は少ない予算の中で対外的なアピールを行っておりますが,その点について蓑谷様のご経験から何かアドバイスをいただけるでしょうか。
【蓑谷氏】
政府は今後,大学を統廃合したいと考えていることでしょう。今を戦時ととらえた場合,安易に実行できることよりも,全国の注目を浴びる事業に着手することが大事だと思います。「小樽市の経済を立ち直らせるプロジェクト」を立ち上げ,やり遂げたなら,きっと「世界一の大学」になれます。仮に,数年後に商大が消え去ることがあるとすれば,それは小樽に大学を誘致した先人達の志を足蹴にすることになるでしょう。小樽には素晴らしい条件が揃っているので,商大がプロジェクトを立ち上げて成功するのであれば,政府はモデルケースとして応援することでしょう。

【山本学長】
今が本学の戦時であるというのは,そのとおりだと思います。
歴史を振り返り,戦後,北大に吸収されることが既定路線であった商大が単独で生き残れた意味を,よく考える必要があると思います。
本学が小樽活性化プロジェクトを立ち上げるということも,確かに一つの手ではありますが,教育や研究などを考えるとなかなか難しい面もあります。

【司会】
商大が特徴を出していくために何をすべきか,フロアの方からご意見はあるでしょうか。

【フロア(卒業生)】
商大は卒業生の就職率や出世率が高く,そのことを誇らしく思っています。しかし,商大がこれから生き残っていくためには,サラリーマンではなく起業家を育ててほしいと思います。卒業生が小樽で事業を興す気持ちを持てるような教育をし,街を活性化させるような流れを作ることが,21世紀に商大が生き残る道であると考えています。

【司会】
山本学長は将来構想で,商大はビジネスパーソンを育てると言っており,その中には起業家を育てる意味も含まれていますが,現状はいかがでしょうか。

【山本学長】
本学では,学部教育においては語学と教養を徹底しています。そして,ビジネススクールであるアントレプレナーシップ専攻では,主に道内の社会人を対象として,道内で起業をしてほしいという理念の元に教育を行っております。立ち上げからまだ4年でありますが,小樽で観光を軸とした起業が一つでも成功すれば,その後も続いていくと思っています。

【フロア】
去年と一昨年の一日教授会にも参加させていただきましたが,今回もいいお話が聞けました。
大学を会社になぞらえると,経営が行き詰まったときには内部だけで考えていてもだめで,いいにくいことも遠慮なく指摘できる社外取締役の存在が大変重要になります。大学も外国人や本州の人の意見を聞くようにしてはどうでしょうか。
小樽は長くモノに依存した経済が続きましたので,第3次産業であるサービス面が弱いと思います。そのため,観光客のリピーターが少ない状況にあります。客が客を呼ぶ方策が必要であり,モノを売るのではなく雰囲気(サービス)を売るという観点から,商大が街を指導していけたらと思います。利尻屋さんの接客方法は大きなヒントになると思います。

【司会】
外部の視点が必要,というご意見について,いかがでしょうか。

【山本学長】
本学の経営協議会は,メンバーの半数以上は外部の方にお願いしています。また,監事についても,外部の方にお願いしております。このように外部の意見を採り入れるための制度は整ってはおりますが,有効に活用するにはまだまだなところもあります。
私は学生に対してモノを売るのではなく,価値を売るということを教えています。例えばモチを売るのではなく,モチを食べる至福の時を売るということです。
・モノではなく雰囲気を売るということに関して,小樽で勉強するということの価値を売っていきたいと思っていますが,具体的にはまだまだなので,ご指摘はありがたく思います。

【司会】
質問票の中に,「外から見て,大学は中で何をやっているのか分かりにくい。教員の研究内容や大学が特徴を出すためにしていることを知りたい。」というものがありました。大矢副学長,いかがでしょうか。

【大矢教育担当副学長】
商大の教育が北大と違う点は,学生は多様性と広さを持った科目群の中から科目を選択することができることです。商学部のみの単科大学ではありますが,総合的な社会科学を身につけた,どこででも通用する学生を育てていきたいと思っております。
商大の良さは,規模が小さいがために,教職員の学生への関わりが多いことです。しかしそのことを学生や教職員自身が認識していません。小樽の街についても,そのすばらしい地域の特性を自覚していない市民や教職員も多いのではないでしょうか。

【司会】
道外から学生を集めるアイディアについて,渡辺様から何かご意見はおありでしょうか。

【渡辺氏】
人口10数万人の街にある単科大学で,これだけの優秀な人材を輩出している大学は全国にもないと思います。商大はパワーを持ち合わせていると思います。
小樽は古くから様々なドラマの舞台となってきましたし,福島にいた時代に小樽を羨ましがられたこともありました。よい景色や北の学び舎という雰囲気など,そういったエレメント(要素)のある小樽には,今でもパワーがあるはずです。
私の30年来の友人で,既に50回は小樽に訪れている人がいます。その人は世界遺産の番組制作に関わっている人で,世界中を歩いている人です。その友人になぜ小樽に多く訪れるのかを聞いたところ,小樽は来るたびに新しい発見があると話していました。しかし,今年来た時には,小樽の懐の深い部分が薄れつつあると苦言を呈しておられ,小樽には頑張って欲しいと言っていました。
商大を修学旅行のコースに入れて高校生と在学生が接触する機会や父母等の大人も商大に誘うような機会をもっと作るべきです。
商大の小規模で学生の顔が見える教育というのはとてもよく,商大に相応しいと思います。

【司会】
道外から学生を集めるという件で,フロアの方から具体的な提言はあるでしょうか。

【フロア】
昔は7割から8割いた本州からの学生が少なくなったのはいつからなのか,その理由は何なのかといった分析を商大はしているのでしょうか。その反省から対策を考えるべきだと思います。

【司会】
道外からの学生が減少し始めたのは,約20年前の大学共通一次試験の廃止と,それに伴う入試制度の変更からであると認識しておりますが,今後さらなる分析をすることにしたいと思います。その他に,商大のやるべきことについてご要望はあるでしょうか。

【フロア(学生)】
学生の立場から見ると,これまで行われてきた商大生主体のプロジェクト(カフェ,生協の商品企画,よさこいなど)を,もっと学内外にアピールする必要があると思います。友人の中には,これらのプロジェクトについて全く知らない者もいますので,大学側の広報が足りないのが原因だと思います。こういった実践的な活動が,起業家の育成につながると思います。
また,そういった学生の活動に対する大学側のサポートが遅いと感じています。学生が企画を出しやすくなるよう,そのサポートを専門に行う課を設立してほしいと思いますし,経済的な支援もお願いしたいと思います。
実践的な教育を受けることができることをPRすることができれば,学生が集まるのではないでしょうか。

【山本学長】
学生への支援や学生の活動の全国へのPRなどについては,迅速に取り組みたいと思います。

【司会】
本学も出展を予定しているミュージアムを準備中の蓑谷様から,道外へのPRについてご意見はあるでしょうか。

【蓑谷氏】
全国から学生を集めるには何と言っても知名度を向上させなくてはいけません。宣伝するものがなければ,作ることです。「小樽の経済を立ち直らせるプロジェクト」は格好の宣伝材料になります。
プロジェクトを実現させるためには,戦略室を作り全国から参謀を集める,緑丘会にも協力してもらうことが考えられます。また,事務方の地位を向上させ,使命感の強い職員を育てること,制度に守られている考え方を是正することも効果的だと思います。

【司会】
尾留川先生にお訊きしますが,高校生の立場から見て,本州から北海道へ来たいと思わせるためには,どのようなことが考えられるでしょうか。

【尾留川氏】
大学選びはまず学力と偏差値でしょう。それに加えて本州の学生が北海道に対するイメージ(広い,大きい,ロマンがあるなど)があります。そういう中で小樽が頭に浮かぶかどうかが鍵になります。小説やドラマなどに,そのきっかけとなるものがあればいいと思います。修学旅行生を商大に呼び込むことも効果があると思います。
高校でも管内からの受験生の地盤沈下を食い止めるため,以前から行っていた小中学校に加えて,今は塾へも広報を行っています。

【司会】
皆様ありがとうございました。時間もございませんので,私の方でのまとめは省略させていただきます。
厳しい意見もいただきましたが,皆様の期待と想いを感じました。いただいた質問票の全てを取り上げることはできませんでしたので,残りの質問につきましては,後日本学のHP上でご回答させていただきます。
最後に,学長から挨拶をお願いします。

【山本学長】
様々な,厳しいご指摘,温かいご意見をいただき,ありがとうございます。大変参考になりました。
修学旅行生を呼び込むなどのご提案については,すぐにでも取り組むことができそうです。
今後とも本学をご支援いただけるよう,どうぞよろしくお願い申し上げます。
 


 

(フロアからもご意見・ご質問をいただきました)
 

(ご参加いただきありがとうございました)
 
    

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