エバーグリーン講座 第6回講義(11/15)のページ
■講義概要
講 師 :米光 啓弥 氏(昭和32年卒)
現職等 :税理士(米光啓弥事務所)
題 目 :「(社)緑丘会ならびに(財)小樽商科大学後援会の公益法人化への取組み」
内 容 :
公益法人認定手続き全般を説明するものではありません。主として、公益目的と事業との整合性に関し検討する過程を明らかにし、現実にどのような「社会人基礎力」が活用されたかを感じとってもらうことを趣旨とします。
公益目的事業として認められる要件は、A:認定法別表に記載されている業種のいずれかに該当し、かつ、B:不特定多数の者の利益の増進に寄与することと定められています。
(社)緑丘会も(財)小樽商科大学後援会もAの要件を満たすのは容易ですが、特定の大学を支援することからBの要件を満たすためにどのような論理を組み立てるかが大きな課題となりました。各種資料を精査し、目的に不特定多数でない者の利益の増進に寄与することを掲げていないことを説明、入学の機会が広く一般に開かれている学生を最終受益者と位置付け、目的と事業を整合させて、この課題を解決しました。
(社)緑丘会は、同窓会であり公益ではなく共益を目的とする組織なので、同窓会活動を従とし公益目的を主とするよう目的を変更し、事業のうち予算額が大きい「企業セミナー」を経済産業省が提唱する「社会人基礎力養成」に変更し、かつ内容を拡充させると共に、「小樽商科大学キャリアデザイン10年支援プログラム」の支援を標榜するよう事業を追加して再編、目的を「青年産業人材の育成」に統一して公益認定申請に及んでいます。
■事前レポート
テーマ :「大学生の社会人基礎力」向上を目的とした公益目的事業のプランを考えて下さい
※事前に以下のサイトおよび資料に目を通しておくと考えやすいでしょう
「基礎力.net」のサイト「
社会人基礎力とは・・
」
「
民による公益の増進を目指して
」※次の頁を中心に参照して下さい →3,5〜6,9〜12
「
公益認定等ガイドライン
」※次の頁を中心に参照して下さい →39〜51
締 切 :
11月15日(火)講義開始前
※締切を過ぎたものは受け取りません.
提出方法:
レポート用紙
をダウンロードし,<ワープロ打ち→印刷→提出>もしくは<印刷→手書き→提出>する.用紙は1枚以内(両面使用可).
提出先 :学生連絡室「エバーグリーン講座」レポートボックス
■事前質問
提出(送信)締切:
11月10日(木)13時
※事前レポートを提出しても事前質問を提出しなければ「事前課題」を出したことになりません.
質問内容は,事前に講師にお渡しして講義内容の参考資料にしていただきます.できるだけ具体的な質問をするように心がけ,またくれぐれも失礼の無いように,配慮すること.
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