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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2023/03/17 現在

科目名/Subject 情報と職業
担当教員(所属)/Instructor 中山 由之 (商学部)
授業科目区分/Category 夜間主コース 学科別専門科目
開講学期/Semester 2021年度/Academic Year  後期/Fall Semester
開講曜限/Class period 火/Tue 6
対象所属/Eligible Faculty 商学部夜間主コース/Faculty of CommerceNight School
配当年次/Years 3年 , 4年
単位数/Credits 2
研究室番号/Office 中山 由之
オフィスアワー/Office hours 中山 由之(連絡はメールでお願いします。kitahiro.nakayama☆gmail.com)
更新日/Date of renewal 2021/02/18
授業の目的・方法
/Course Objectives and method
授業の目的
 Information and Communication Technology、すなわちICTの進展に伴う産業構造や就業構造の変化、情報通信業に携わる職業人の在り方などについて学び、今後のICT産業の方向性について考察することを目的とする。

授業の方法
 本授業は、対面授業で実施する。
 受講者は、情報通信業に関するプレゼンと情報技術者に関するプレゼンを作成し、相互評価活動を行う。(プレゼンファイルの提出がレポート提出となり、定期試験はない。)
 受講者がmanabaに提出したものは、小テスト以外、全ての受講者に公開される。
 例えば、毎回の授業後に提出する授業ノートの内容全てである。
 このことを了解した上で、受講していただきたい。
達成目標
/Course Goals
本授業の達成目標は、以下のとおりである。
 ・情報通信業、情報技術者に関する知識を深化することができる。
 ・近未来の社会、特にICT産業について予見することができる。
 ・パソコン用アプリ、ショートカットキーなどに習熟することができる。
 ・高等学校教科「情報」の指導に必要な「職業指導」領域を習熟することができる。
授業内容
/Course contents
各回の授業内容は、以下のとおりである。

第1回
・オリエンテーション
・北海道教育委員会教員採用試験
・授業ノートの提出方法
・ショートカットキー&アクセスキー使用の奨励
・東京証券取引所第一部「情報通信業」の抽出
第2回
・東京証券取引所第一部「情報通信業」の認知度
・情報通信業の業種
・情報通信業のプレゼン担当業種の決定方法
・LibreOfficeImpressPortableの使用
第3回
・東京証券取引所第一部「情報通信業」の認知度の集計
・情報通信業のプレゼン担当業種の発表
 (manabaプロジェクトチームの発表)
・Excelによるインターネット検索資料の保存方法
・担当する業種のプレゼン作成手順、Impress「ノート」の使用
第4回
・ファイルの種類と拡張子
・情報通信業のプレゼンの相互評価
第5回
・東京証券取引所上場会社情報サービスの体験
・情報通信業のプレゼンの相互評価(予備日)
第6回
・Windows10更新抑制アプリの紹介
・相互評価をもとに情報通信業のプレゼンの修正と再提出
第7回
・ファイルとフォルダーをバックアップするアプリの紹介
・再提出された情報通信業のプレゼンの再相互評価
第8回
・動画キャプチャーの紹介
・情報技術者の職種
・情報技術者のプレゼン担当職種の決定方法
・再相互評価をもとに情報通信業プレゼンの修正と再々提出
第9回
・情報技術者のプレゼン担当職種の発表
・Excelによるインターネット検索資料の保存
・担当する職種のプレゼン作成手順、Impress「ノート」の使用
第10回
・Key Competencies ( DeSoCo )について
・情報技術者のプレゼンの相互評価
第11回
・小テスト「人工生命について」
・情報技術者のプレゼンの相互評価(予備日)
第12回
・TinyBASICの体験
・相互評価をもとに情報技術者のプレゼンの修正と再提出
第13回
・ファイルの併合(テキストファイル、csvファイル)
・再提出された情報技術者のプレゼンの再相互評価
第14回
・情報セキュリティ(マイナンバーカード、国民年金)
・再相互評価をもとに情報技術者プレゼンの修正と再々提出
第15回
・manaba掲示板「今後のICT産業の方向性について」
事前学修・事後学修
/Preparation and review class
事前学修
 ・本授業では、情報通信業、情報技術者に関する情報収集が「核」となる。
 そのため、ダイヤモンドオンライン、ForbesJAPAN、東洋経済オンラインに無料会員登録し、それぞれから情報提供を受けることが望ましい。
 ・本授業で示す参考資料は、インターネットから入手可能である。

事後学修
 ・本授業では、何種類もの無償提供アプリを紹介する。
  授業後、これらアプリの習熟に努めること。
使用教材
/Teaching materials
【参考書】
 伏見正則他著『情報産業と社会』(実教出版)
【参考資料】
 ダイヤモンドオンライン:https://diamond.jp/
 ForbesJAPAN:https://forbesjapan.com/
 東洋経済オンライン:https://toyokeizai.net/
成績評価の方法
/Grading
授業ノートの提出:30点
  授業終了後、翌日23時55分までに、授業ノートをmanabaに提出する。
  授業後、提出された内容を集約したものがmanabaで提示される。
小テスト:10点
  ICTに関連する問題を、manaba小テストで実施する。
情報通信業のプレゼン:25点
  情報通信業のさまざまな業種の1つを担当し、プレゼンを作成する。
  相互評価活動後、プレゼンを修正して再提出、再々提出する。
情報技術者のプレゼン:25点
  情報技術者のさまざまな職種の1つを担当し、プレゼンを作成する。
  相互評価活動後、プレゼンを修正して再提出、再々提出する。
相互評価活動:10点
  manaba上で、情報通信業、情報技術者のプレゼンの相互評価を行う。
成績評価の基準
/Grading Criteria
秀:成績評価の総合点数が100点 〜 90点
  パソコンの操作に習熟し、情報通信業、情報技術者に関する知識を深め、近未来のICT産業について予見する知識を十分身に付けている。

優:89点 〜 80点
  パソコンの操作に習熟し、情報通信業、情報技術者に関する知識を深め、近未来のICT産業について予見する知識を身に付けている。

良:79点 〜 70点
  パソコンの操作に習熟し、情報通信業、情報技術者に関する知識を深め、近未来のICT産業について予見する知識を理解している。

可:69点 〜 60点
  情報通信業、情報技術者に関する知識をもち、近未来のICT産業について予見する基本的事項を理解している。

不可:59点以下
  情報通信業、情報技術者に関する基本的事項を理解していない。また、「定期試験欠席届」の実施要項に該当せず、5 回以上、授業ノートの提出がないとき、成績に関わらず不可とする。
履修上の注意事項
/Remarks
・本授業の出席はmanabaレポートに「授業ノート」を提出することである。
 授業後の翌々日、授業ノートの内容を集約し、manabaコースコンテンツに提示される。
 このファイル名は「出席確認xxyy.txt」で、受講生自身、授業ノート提出の確認ができる。
 (「xxyy」はxx月yy日を表す。)
実務経験者による授業
/Courses conducted by the
ones with practical
experiences
該当する/Yes
実務経験の概要
/Outline of their practical
experiences
高等学校商業科教員のとき、情報処理に関する科目、特にプログラミングを指導した。
また、北海道立教育研究所附属情報処理教育センター指導員のとき、中型汎用コンピュータの管理、運営を担当した。
実務経験と授業科目との関連性
/Relevance between their
practical experiences and
the course
高等学校教員のとき、COBOL、BASICによるプログラミング教育を実践していたことから、本授業では、学生がプログラミングについてより関心をもち、より具体的な理解ができるように、TinyBASICを紹介している。また、通産省情報技術者試験「2種」の指導実績があり、専門的な知識や資格について、説明している。
さらに、メインフレーム(中型汎用コンピュータ)に関して、オペレーティング・ランゲージ、ジョブ・コントロール・ランゲージなど、30代後半から勉強して会得した体験から、学生に今からでも情報技術者の道に進むことができると話している。
平成7年度、函館商業高等学校勤務のとき、産業教育中央振興会に提出した研究論文「UNIX-LANにおけるCAI教材ソフトの開発」が当選した。これは、UNIXのコマンドシェルだけで書いたCOBOLプログラミング学習システムで、この知識は「情報と職業」の指導内容に反映されている。
備考
/Notes
本授業では、USBメモリが必要である。
遠隔授業
/Online class
遠隔授業/Online class

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