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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2023/03/17 現在

科目名/Subject 大津 晶 3年ゼミ
担当教員(所属)/Instructor 大津 晶 (商学部)
授業科目区分/Category 昼間コース 学科別専門科目
開講学期/Semester 2021年度/Academic Year  前期/Spring Semester
開講曜限/Class period 木/Thu 4 , 木/Thu 5
対象所属/Eligible Faculty
配当年次/Years 3年 , 4年
単位数/Credits 0
研究室番号/Office
オフィスアワー/Office hours
更新日/Date of renewal 2021/03/07
授業の目的・方法
/Course Objectives and method
社会工学/都市計画/地域経営/都市空間解析/都市のOR
達成目標
/Course Goals
都市・地域に関する問題意識を深め,知的技法の向上を目指します.
授業内容
/Course contents
(1)文献・資料学習:世界の都市計画に関連する新たな話題を取り扱った文献や資料を用いて学習します.
・SideWalkLab(2019):「Toronto Tomorrow | Master Innovation and Development Plan」(R02年度)
・「田園回帰1%戦略: 地元に人と仕事を取り戻す」,藤山 浩,農山漁村文化協会(H28年度)
・「ソーシャルデザイン実践ガイドー地域の課題を解決する7つのステップ」,筧 裕介,英治出版.等(H27年度)
・「ビジネスモデル・ジェネレーション ワークショップ」,今津美樹,翔泳社.(H26年度)
・「観光の地域ブランディング」,敷田麻実ほか,学芸出版社.等(H 25年度)
・「人口減少時代の大都市経済〜価値転換への選択」,松谷明彦,東洋経済新報社.等(H24年度)
・「地域と大学の共創まちづくり」,小林英嗣ほか,学芸出版社.等(H 23年度)

(2)重点プロジェクト:学外の機関と連携して実践的なプロジェクトに取り組みます.
・「仁木町との連携によるワイン産業振興プラン」の立案(2019年度)
・「観光庁委託事業:未来型観光人材発見プロジェクト」への参加(2019年度)
・「小樽駅周辺地区の利用状況および整備方針についての意識調査」の実施と分析結果の公表(2018年度)
・「地方創生政策アイディアコンテスト2016」への参加(H28年度)※優秀賞受賞
・「クラウドファンディングを活用した公共空間のリノベーション」共同実施(H28年度)
・「津別町まちなか再生事業」支援活動(H27年度)
・「小樽商工会議所港湾振興プロジェクト(コンテナカフェ社会実験)」共同実施(H27年度)
・「岩内高校との連携による高大連携まちづくりワークショップ」実施(H27年度)
・「RESASを用いた岩内地域経済分析」実施(H27年度)
・「岩内町民意識アンケートの分析」実施(H27年度)
・「小樽市自治基本条例」市民プロモーション支援活動(H26年度)
・「仁木町銀山地区の地域づくり・コミュニティデザイン事業」支援(H25年度)
・「第2回地域再生実践塾(小樽)」の企画運営(H25年度)
・小樽市における空き家の現状調査・分析およびシェアハウス事業の提案(H24年度)
・市民まちづくりワークショップ「たるつく」の企画・運営(H23年度)
・「札幌駅前通地下歩行空間にぎわい創出プラン」アイディアコンペ参加(H22年度)
・「小樽雪あかりの路商店街活性化事業」企画・実施(H21年度)
・札幌近郊都市(札幌市大通エリア,江別市,蘭越町)見学ツアー(H20年度)
・「北海道のエネルギー消費特性の調査・報告(地域再生フォーラム)」

(3)学内外の他分野の学生との交流を通じた複眼的な視点の獲得

・ディベート大会(年4回)を通じて,論理的な思考力や議論というコミュニケーションスキルを身につけます.
・夏のゼミ合宿および研究発表会(年2回)を実施しています.
・他大学(京都産業大学,福知山公立大学,東北公益文科大学など)と合同ゼミや相互訪問などの交流を行います.
事前学修・事後学修
/Preparation and review class
ゼミ時間は「協働作業・協調学修により生産性があがる活動」に優先的にリソースを配分します.文献調査や個別学修はそれぞれで自主的に進めていただきます.
使用教材
/Teaching materials
特に定めていません.活動内容や研究テーマ,学生の予備知識の状況等に応じて検討・指示します.
成績評価の方法
/Grading
ゼミ活動全体への参加状況を評価します.
成績評価の基準
/Grading Criteria
自身の学びの質と量,他の学生の学びに与えた影響の質と量を考慮します.
履修上の注意事項
/Remarks
◎注意事項・履修希望者へのメッセージ
都市計画やまちづくりは学際的・総合的な学問分野です.これまでほとんど毎年すべての学科の学生がいましたので,(ゼミ配属ルールの範囲内で)所属学科に関係なく,大津ゼミの研究テーマに関心がある学生は応募を検討してみることを勧めます.
都市計画に関する事前の専門知識は不要です.むしろ現代の都市・地域や社会が直面している課題に幅広く関心を持っている学生を歓迎します.また,勉強や研究だけでなく,花見,緑丘祭出店,夏合宿,ゼミOB会,卒業旅行など,年間を通じて種々のイベントがあるので,大学生活の後半2年間はゼミ活動を優先して取り組む意欲が高く,協調性と主体性を持った学生が向いているでしょう.所属を希望・検討している学生は,オープンゼミなどの機会を利用し,現役のゼミ生に話を聞くなどしてゼミ活動について事前にしっかりと調べることを勧めます.
「大津ゼミは過剰に厳しい」「サークルやバイトができない」などという誤った情報が広まっているようですが、これはいわゆるフェイクニュースです.オープンゼミなどの機会を利用し,現役のゼミ生に話を直接聞くなどして事前に自分の目でしっかりと確認することを勧めます.
また近年上級生が面接を実施し所属の可否に関与するゼミが増えているようですが,大津ゼミではそのようなことはしません.先輩の機嫌を取ったり顔色をうかがったりするような無意味な準備はいっさい不要です.

◎よくある質問と回答
「知っている先輩や同期の希望者に知り合い/友人が居ませんが大丈夫ですか?」
→まったく問題ありません.都市の本質のひとつは多様性です.大津ゼミは同質性が高い集団を目指していないので,むしろその方が望ましいとも言えます.

「何が評価されるのですか?」
→現時点の知識の量や成績はあまり関係ありません.都市や地域に対してどのような関心を持っているか,ゼミ活動全体のパフォーマンスを高めることができるか,それらを通じてどれだけ学ぼうとする意欲があるかを確かめます.

「面接をする場合,個人とグループのどちらですか?上級生も面接(評価)に同席するのですか?」
→基本的には面接はしませんが,学生からの要望があるなどして実施する場合は教員との1対1です.上級生による評価方式は同質性を高める(自分と同じような価値観の後輩を高く評価する)傾向があるため,多様性を重視する大津ゼミでは不適当と判断し,上級生との面談はいっさい実施しません.

「3年次に取り組むプロジェクトは事前に決まっている/自分たちで決めるのですか?」
→両方のケースが有り得ます.同時に並行していくつかのプロジェクトに携わるケースも多いです.

「社会情報学科以外の学生も所属できますか?」
→大津ゼミは多様性を重視しますので歓迎です.実際にほぼ毎年全学科の学生がいます.なお,1次選考では学科を跨いだ応募は認められませんが,2次選考以降は1次募集でどの学科に応募したか関係なく自由に応募できます.

「数学やコンピュータができないとやっていけませんか?」
→そんなことはありません.ただどちらも問題解決のための"道具"として便利なので使いこなせる方が良いでしょう.

「部活・バイト・就活が忙しいのですが欠席は何回できますか?」
→出席回数で成績を決めているわけではありません.これまで指導した学生の大半はアルバイトもサークル活動もやっていました.ぜひ欲張って両立させてください.

「留学したいのですが可能ですか?」
→過去に多くの先輩たちが留学や海外インターンシップに参加しています.戦略的休学を含め柔軟に対応します.

「大学院に進学したいのですが可能ですか?」
→もちろん可能です.進学後の指導も可です.他大学への進学も前向きに考えてください.

「大津ゼミは,就職が良い/悪いですか?」
→過去の主な進路(下記)と現役ゼミ生の意見を参考にしてください.卒業生は幅広い分野で活躍中です.卒業後のネットワークが強いのも大津ゼミの特徴で,ゼミのOBOG会を毎年東京と札幌それぞれで開催しています.
実務経験者による授業
/Courses conducted by the
ones with practical
experiences
該当しない/No
遠隔授業
/Online class
遠隔授業/Online class
追加情報
/Additional information
地域(北海道)に関する学習内容を含む/Includes learning content on region(Hokkaido)
追加情報の詳細
/Detailed information on
additional information
〈大津ゼミ卒業生の主な進路〉

○金融・保険
日本政策金融公庫,商工中金,ろうきん,北洋銀行,北海道銀行,北陸銀行,札幌信用金庫,小樽信用金庫,帯広信用金庫,SMBC日興證券,野村證券,岡三証券,芙蓉総合リース,三菱UFJリース,日本生命,第一生命,東京海上日動,損保ジャパン,三井住友海上火災保険,アフラック,JA共済連
○メーカー・食品
富士通,東芝,日立,京セラ,神戸製鋼,コマツ,TOTO,レンゴー,朝日工業社,ホクエイ,アストラゼネカ,ノバルティスファーマ,日本製紙,コクヨS&T,サントリーフーズ,山崎製パン,明治グループ,六花亭,ポンパドウル,メゾンカイザー
○建設・インフラ・運輸・不動産・住宅・旅行
大林組,前田建設,一条工務店,吉野石膏,JR北海道,JTB北海道,三菱地所,北海道電力,日本航空,全日空,エアドゥ,マンダリンオリエンタル東京,ミサワホーム北海道,竹中工務店,北ガスジェネックス,三井不動産リアルティ
○商社・小売り・流通・通信・広告・サービス
双日,ぎょれん,日本紙パルプ商事,ムトウ,イオン北海道,丸ヨ西尾,ライトオン,フィールズ,NTT東日本,NTTドコモ,ドコモCS北海道,NECソフトウェア,日立ソリューションズ,日立公共システム,メンバーズ,北日本広告,キャリアバンク,大丸藤井,マイナビ,ディップ,グローヴエンタテイメント,IDOM,マーキュリー,三菱商事エネルギー,コープ札幌,日本放送協会(NHK),パーソルプロセスアンドテクノロジー,クレスコ,内田洋行,リンクアカデミー,CNS
○公務員・進学など
札幌市議会議員,小樽市議会議員,国土交通省,北海道経済産業局,旭川市,石狩市,苫小牧港管理組合,北海道教育委員会(高校英語教員),北海道警察,小樽商科大学大学院
シラバス作成のためのガイドラインに従って作成した
/made this syllabus according to the guidelines

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