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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2023/03/17 現在

科目名/Subject 社会計画I
担当教員(所属)/Instructor 大津 晶 (商学部)
授業科目区分/Category 昼間コース 学科別専門科目
開講学期/Semester 2021年度/Academic Year  前期/Spring Semester
開講曜限/Class period 火/Tue 1
対象所属/Eligible Faculty 商学部/Faculty of Commerce
配当年次/Years 2年 , 3年 , 4年
単位数/Credits 2
研究室番号/Office
オフィスアワー/Office hours
更新日/Date of renewal 2021/03/07
授業の目的・方法
/Course Objectives and method
〈目的〉
地域経済データの分析を通じて,実践的でエビデンスベースな政策立案能力を身に付けることを目的とする.

〈方法〉
◎前半:
オンライン講座ならびにデータ分析演習を通じて,内閣府まち・ひと・しごと創生本部および経済産業省が開発・提供しているRESAS(地域経済分析システム)を活用した実際の地域経済データの分析技法を獲得する.
◎後半:
具体的な分析対象地域を定めてRESASを用いた地域分析とその結果に基づく政策立案を行い,プレゼンテーションを行う.

本講義は以下の形式で実施する.
・オンデマンド教材を用いた遠隔授業(時間を指定しない)
・情報総合センター実習室での対面演習(時間割どおり/出席任意)

※履修希望者が実習室の収容人数を大幅に超える場合はZoomを用いた配信を行うことがある
達成目標
/Course Goals
・RESASの基本的な操作方法を習得する
・地域経済データの可視化技法を獲得する
・地域経済データの分析に基づく政策立案(EBPM)ができるようになる
授業内容
/Course contents
各回の講義内容は以下のとおり.
ただし,履修者の知識,習得度合に応じて講義の順番や講義内容を変更する場合がある.

第1回:イントロダクション
第2回:地域経済分析システム(RESAS)の概要
第3回:人口の分析
第4回:産業構造の分析
第5回:観光の分析
第6回:まちづくりの分析
第7回:地域経済循環の分析①
第8回:地域経済循環の分析②
第9回:自治体活用事例と比較分析①
第10回:自治体活用事例と比較分析②
第11回:地域政策課題の分析①
第12回:地域政策課題の分析②
第13回:地域経営戦略の立案①
第14回:地域経営戦略の立案②
第15回:プレゼンテーション
事前学修・事後学修
/Preparation and review class
〈事前学修〉
「地方創生カレッジ」を用いたオンデマンド学習および小テストを課す.

〈事後学修〉
講義内容を踏まえた演習課題を課す.
使用教材
/Teaching materials
教科書は指定しない.
講義資料の配布や課題の提出はすべてウエブ学修管理システム(manaba)を使用する.

〈オンライン教材〉
・地方創生カレッジ(https://chihousousei-college.jp)

〈分析ツール〉
・地域経済分析システム(https://resas.go.jp)


〈参考図書〉
・日経ビッグデータ(2016):RESASの教科書,日経BP社.
成績評価の方法
/Grading
講義への出席と演習課題,講義・討論への参加を総合的に評価する.
・演習:オンライン講座および小テスト(30%)
・演習:演習シートの内容(40%)
・課題:RESASを用いた分析と政策立案(30%)
成績評価の基準
/Grading Criteria
・「可」:60点以上(地域分析システムRESASを用いて地域データ分析ができる)
・「良」:70点以上(RESASを十分に活用し,地域データを視覚化して高度な分析ができる)
・「優」:80点以上(RESASを用いたデータ分析に基づく課題解決のための政策を立案できる)
・「秀」:90点以上(実現可能性を考慮した高度な政策プロポーザルをプレゼンテーションできる)
履修上の注意事項
/Remarks
履修者数の上限は定めないが,情報総合センター実習室を利用する(出席は任意)ため,履修希望者が多い場合は演習出席条件を定める.またZoomウェビナーでの配信についても検討する.

初回講義はハイブリッド(対面およびZoomウェビナー)で実施する.「地方創生カレッジ」の受講方法やRESASの操作方法等について説明するので,かならず出席すること.

【重要】
演習を主として自宅等で作業することを想定している場合,事前にRESAS(https://resas.go.jp/)の動作確認を行うことを強く推奨する.
もしも自宅での作業が困難な場合,情報総合センター実習室(利用が許可された時間帯)の利用あるいは他の環境を各自で準備する必要がある.
*RESASはインターネットに接続されたPCのブラウザ上から無償で利用可能
*ただし,実用的な利用のために必要なCPU性能,メモリ容量,グラフィック性能がやや高いため,条件を満たさない場合,作業時間が長くなる
*例えば,RESASトップ画面の[メインメニュー]から[人口マップ]>[将来人口メッシュ]に移動して,[メッシュ読み込み]を[透過率50%]に設定してマップを表示さる作業に数分かかるようなら,実際の演習に支障が出る(作業はできてもかなりの時間を要する)可能性がある



【平成29年度以前入学生への注意事項】
・平成30年度より「社会計画(4単位)」は,「社会計画Ⅰ(2単位)」と「社会計画Ⅱ(2単位)」に分割されることとなった。
 (※学則上は「社会計画」が廃止され「社会計画Ⅰ」と「社会計画Ⅱ」が新たに開設されたこととなる)
・平成29年度以前に入学した学生についても「社会計画Ⅰ」と「社会計画Ⅱ」を独立した科目として履修可能である。
・ただし,既に「社会計画」を修得済みの学生は「社会計画Ⅰ」と「社会計画Ⅱ」を履修することはできない。
実務経験者による授業
/Courses conducted by the
ones with practical
experiences
該当しない/No
遠隔授業
/Online class
遠隔授業/Online class

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