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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2023/03/17 現在

科目名/Subject 国際機構論
担当教員(所属)/Instructor 加藤 信行 (商学部)
授業科目区分/Category 昼間コース 学科別専門科目
開講学期/Semester 2021年度/Academic Year  後期/Fall Semester
開講曜限/Class period 月/Mon 2
対象所属/Eligible Faculty 商学部/Faculty of Commerce
配当年次/Years 2年 , 3年 , 4年
単位数/Credits 2
研究室番号/Office
オフィスアワー/Office hours
更新日/Date of renewal 2021/09/16
授業の目的・方法
/Course Objectives and method
国際連合(国連)をはじめとする政府間国際機構(国際組織)につき,その組織や活動に関する基礎知識を修得することを目的とします。考察の対象は,専門機関などの普遍的(世界的)国際機構,さらには地域的国際機構にも及びますが,中心となるのは国連です。
国際機構は国際法と密接不可分に関わる組織です。この授業でも、主として国際法の観点から国際機構を考察します。
 今年度は、オンライン・システムによるオンデマンド授業となります。毎回の授業日(月曜日)までに、文字資料と音声(または映像)資料を掲載します。掲載した資料は、授業日から1週間を過ぎたときをめどに公開を終了する予定です。資料は公開期間内に活用するようにしてください。
達成目標
/Course Goals
国際機構を法学的に理解し,とくに国連に関する法的知識を修得する。国際機構はいわば国際社会の縮図であり,国際機構の学修を通じて国際社会というものを理解する。
具体的な目安としては、国際機構に関する各種公務員試験問題を解くことができる学力を身につける。
授業内容
/Course contents
第1回 ガイダンス,国際機構の成立と発展
第2回 国際機構の定義・分類および設立・解散
第3回 国際機構の法主体性
第4回 国際機構の構成員
第5回 国際機構の組織構造と機能
第6回 国際機構の意思決定
第7回 国際連合(国連)の成立
第8回 国連の機関①総会と安保理
第9回 国連の機関②国際司法裁判所
第10回 国連の機関③その他の主要機関と主な補助機関
第11回 国連の活動①国際の平和と安全の維持
第12回 国連の活動②人権保障
第13回 国連の活動③開発と環境
第14回 専門分野の国際機構と地域的国際機構
第15回 まとめ
事前学修・事後学修
/Preparation and review class
国連などについて,高校レベルの基礎知識を身につけておくこと。条約集(必携)を用意しておくこと。
予 習: 後掲の参考書の中から自分に合ったものを選び、授業で取り上げる項目に関連しそうな箇所を確認し、各回の講義計画から授業内容を想定して,要点や疑問点を整理しておく。
復 習: 授業をふまえ,講義レジュメ,条約集,参考書を活用して自分なりの独自のノートを作成する。
使用教材
/Teaching materials
・「国際法」の授業で指定している条約集:
位田隆一ほか編修代表『コンサイス条約集(第2版)』(三省堂)、など
・以下は、参考文献:
山田哲也『国際機構論入門』(東京大学出版会,2018年)
横田洋三監修『入門国際機構』(法律文化社,2016年)
最上敏樹『国際機構論講義』(岩波書店,2016年)
家正治ほか編『国際機構(第4版)』(世界思想社,2009年)
家正治編『講義国際組織入門』(不磨書房,2003年)
渡部茂己ほか編『国際機構論(総合編)』(国際書院,2015年)
成績評価の方法
/Grading
期末試験(オンライン形式)による。
成績評価の基準
/Grading Criteria
期末試験100%。合格最低点に惜しくも達しなかった場合、教材へのアクセス履歴が十分である人に限り、特別に合格とすることがある。
履修上の注意事項
/Remarks
「国際法」の講義をあわせて履修することが望ましい。
 条約集には国連の機構図や関連の主要国際判例も掲載されているので、是非、入手して活用してほしい。
実務経験者による授業
/Courses conducted by the
ones with practical
experiences
該当しない/No
遠隔授業
/Online class
遠隔授業/Online class

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