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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2023/03/17 現在

科目名/Subject 上級日本語I
担当教員(所属)/Instructor 山川 史 (商学部)
授業科目区分/Category 昼間コース 外国語科目等
開講学期/Semester 2021年度/Academic Year  前期/Spring Semester
開講曜限/Class period 火/Tue 1 , 木/Thu 1
対象所属/Eligible Faculty 商学部/Faculty of Commerce
配当年次/Years 1年 , 2年 , 3年 , 4年
単位数/Credits 2
研究室番号/Office
オフィスアワー/Office hours
更新日/Date of renewal 2021/02/09
授業の目的・方法
/Course Objectives and method
授業はオンラインで行う。ZOOMを使った同時双方向型である遠隔授業を中心に、小テストや課題提出、資料配布はコース・ウェッブサイトのmanabaを使用する。このコースの対象者は学部留学1年目の正規留学生、あるいはそれと同等の語学力を持つ日本語学習者であり、大学の授業で必要なアカデミックな日本語能力と論理的思考の育成を主な目的とする。毎回の授業では、社会的問題の新聞記事を読んだり、学術的論文によく使われる文型・表現を学び、構成や展開パターンに即した読解練習や小論文を書く練習を行う。また、ピア・リーディングやディスカッション、発表を通して、論理的に説明する力や意見を述べる力も身につける。
達成目標
/Course Goals
1.文章作成に必要な文体や表現・語彙、構成がわかる。
2.自分の考えを論理立てて小論文を書くことができる。
3.社会的問題について興味を持ち、その内容を論理的に説明することができる。
4.社会的問題について自分の意見を持ち、適切な日本語を用い、相手にわかりやすく伝えることができる。
授業内容
/Course contents
週ごとの授業内容は以下の通りである。ただし、履修者の知識、習得度合いに応じて順番や内容を変更することがある。

第1週目 授業概要説明・文章の種類と目的・「学術的文章とは?」
第2週目 作文の基本 (1) (2)
第3週目 課題の提示
第4週目 目的の提示
第5週目 定義と分類
第6週目 発表①
第7週目 図表の提示
第8週目 変化の形容
第9週目 対比と比較
第10週目 原因の考察
第11週目 発表②
第12週目 列挙・引用
第13週目 同意と反論
第14週目 帰結・結論の提示
第15週目 発表③・振り返り
事前学修・事後学修
/Preparation and review class
事前学習:スケジュールを確認し、わからない単語を調べたり内容に関する事前課題を行い、manabaに提出する。

事後学習:内容について復習し、小テストをmanaba上で受ける。
使用教材
/Teaching materials
・アカデミック・ジャパニーズ研究会 編著 (2018)『改訂版 大学・大学院 留学生の日本語 ④論文作成編』アルク.
¥1,800(税抜)ISBN:978-4-7574-2634-4 

・その他、副教材として新聞、論文、動画などを扱う。
成績評価の方法
/Grading
以下の項目を成績総合点として合計し、小樽商科大学評価基準に則り、判定を行う。
・出席 15%
・小テスト 10%
・課題・宿題 25%
・発表 30%
・小論文 15%
・振り返りペーパー 5%
成績評価の基準
/Grading Criteria
秀:
文章作成の必要事項を十分に理解し、適切な日本語を用いて学術的文章を論理立てて書くことができる。また、社会問題に関する読み物の内容を十分に理解し、自分の意見をわかりやすく適切に表現することができる。

優:
文章作成の必要事項を理解し、適切な日本語を用いて学術的文章を論理立てて書くことができる。また、社会問題に関する読み物の内容を理解し、自分の意見をわかりやすく表現することができる。

良:
文章作成の必要事項をほぼ理解し、日本語を用いて学術的文章をある程度論理立てて書くことができる。また、社会問題に関する読み物の内容を理解し、自分の意見を表現することができる。

可:
文章作成の必要事項を大体理解し、学術的文章をどうにか論理立てて書くことができる。また、社会問題に関する読み物の内容を大体理解し、どうにか自分の意見を表現することができる。

不可:
文章作成の必要事項がほとんど理解できず、学術的文章を論理立てて書くことができない。また、社会問題に関する読み物の内容がほとんど理解できず、自分の意見を表現することが困難である。
履修上の注意事項
/Remarks
・オンライン授業に対応する端末およびインターネット環境が必要である。
・日本語能力試験1級の日本語運用力があることが望ましい。
・毎回、予定表を確認し、準備をしてから授業に参加すること。
・授業は教師中心の講義ではなく、参加者中心のため、積極的に発言すること。
・日頃からニュースや新聞、本を読み、様々なトピックについて関心を持つこと。
実務経験者による授業
/Courses conducted by the
ones with practical
experiences
該当しない/No
遠隔授業
/Online class
遠隔授業/Online class

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