シラバス参照

授業情報/Course information

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科目名/Subject 生物学II
担当教員(所属)/Instructor 片山 昇 (商学部)
授業科目区分/Category 昼間コース 共通科目
開講学期/Semester 2021年度/Academic Year  後期/Fall Semester
開講曜限/Class period 木/Thu 2
対象所属/Eligible Faculty 商学部昼間コース/Faculty of CommerceDay School
配当年次/Years 1年 , 2年 , 3年 , 4年
単位数/Credits 2
研究室番号/Office
オフィスアワー/Office hours
更新日/Date of renewal 2021/02/17
授業の目的・方法
/Course Objectives and method
遺伝子組換え植物やiPS細胞など、生物学の新しいテクノロジーは、毎日のようにニュースで取り上げられている。本講義では、社会を発展させてきた生物学の側面を概説しつつ、特に「医療」と「農業」に関するバイオテクノロジーの基本原理とその用語を身につけることを目的とする。授業はパワーポイントを用いて行い、毎回プリントを配布する。
 本講義の履修を通して獲得が期待される能力は以下の通りである;
・遺伝子診断や遺伝子の組換えの概要を説明できる
・動物や植物がもつ免疫機構を説明できる
達成目標
/Course Goals
・ゲノムについて説明できる
・免疫について説明できる
・環境保全型農業について説明できる
・社会に果たす生物学の役割を考察できる
授業内容
/Course contents
第1回 イントロダクション
第2回 がんという病気を「細胞」と「DNA」から理解する①
第3回 がんという病気を「細胞」と「DNA」から理解する②
第4回 遺伝子と病気①
第5回 遺伝子と病気② 
第6回 肥満の科学
第7回 遺伝子工学の基礎を学ぶ
第8回 ゲノムプロジェクト
第9回 ES細胞とiPS細胞
第10回 iPS細胞を用いた応用科学
第11回 ヒトはどのように病原体に備えるか?
第12回 植物が病害虫から身を守る方法
第13回 農業害虫とヒトの戦い(総合的害虫管理)
第14回 有用生物の利用と開発
第15回 まとめ
事前学修・事後学修
/Preparation and review class
本講義の目的は、バイオテクノロジーの基本概念とその用語を身につけることである。日頃からニュースなどで最新の情報を仕入れ、生物学の動向に関心を持つよう心がけていて欲しい。
・シラバスの「授業内容」で分からない単語があれば、授業前にその意味を調べておく
・生命倫理について自分の意見を持っておく
・授業中に配布するプリントで復習する
使用教材
/Teaching materials
特定な書籍を教科書にしないが、以下を参考書とする:武村政春(他)「Primary大学テキスト これだけはおさえたい生命科学」(実教出版)、吉村成弘「大学で学ぶ身近な生物学」(羊土社)、田村隆明「基礎から学ぶ遺伝子工学」(羊土社)
成績評価の方法
/Grading
平常点(40%)と期末試験の結果(60%)により評価する。
成績評価の基準
/Grading Criteria
授業中に実施する4回程度のレポートの結果を平常点とし、それに期末試験の結果を加えた総合100点満点で評価する。評価基準は以下の通り;
秀(90点以上)、優(89〜80点)、良(79〜70点)、可(69〜60点)、不可(59点以下)
履修上の注意事項
/Remarks
生命科学の技術は日進月歩で発展している。日頃からニュースや新聞をみて、生物学に関する話題をチェックして欲しい。講義で用いるスライドのコピーをプリントとして配布する。プリントの各所に空白を設けているので、講義を聴きながら空白を埋め、「聴くこと」と「書くこと」で要点を覚えて頂きたい。
実務経験者による授業
/Courses conducted by the
ones with practical
experiences
該当しない/No
遠隔授業
/Online class
遠隔授業/Online class

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