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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2023/03/17 現在

科目名/Subject 日本文学II
担当教員(所属)/Instructor 中村 史 (商学部)
授業科目区分/Category 昼間コース 共通科目
開講学期/Semester 2021年度/Academic Year  前期/Spring Semester
開講曜限/Class period 水/Wed 3
対象所属/Eligible Faculty 商学部昼間コース/Faculty of CommerceDay School
配当年次/Years 1年 , 2年 , 3年 , 4年
単位数/Credits 2
研究室番号/Office
オフィスアワー/Office hours
更新日/Date of renewal 2021/03/02
授業の目的・方法
/Course Objectives and method
 この授業では日本の古典文学を取り扱います(「古典文学を読むⅡ」)。日本の文学と文化の一端を知っていただくことを目的としています。日本の古典文学の作品や事象の幾つかを取り上げます。
 この授業は、(時間割を定める)オンデマンド方式により行います。
達成目標
/Course Goals
 日本の古典文学について自らよりよく知るようになる(それによって人生がより楽しいものとなれば一層望ましい)。機会があれば他の人にもそれを伝えることができるようになる。そういったことを目標としています。
 例えば、海外に出たときに、日本のことを話そうとしても知らなければ話すことはできないでしょう。
授業内容
/Course contents
 各回の授業内容は以下の通りです。ただし、履修者の理解や習得などの状況を見て順番や内容を変更する場合があります。

第1回:昔話と『宇治拾遺物語』
第2回:『宇治拾遺物語』「瘤取り爺」
第3回:『宇治拾遺物語』「腰折れ雀」
第4回:『宇治拾遺物語』「博徒婿入り」
第5回:『宇治拾遺物語』「藁しべ長者」
第6回:日本語の「言葉遊び」
第7回:日本古典文学の「謎々」
第8回:日本古典文学の「判じ物」
第9回:日本古典文学の「回文」
第10回:日本古典文学の「倒言」「アナグラム」
第11回:処女塚古墳など三古墳
第12回:『万葉集』高橋虫麻呂「菟原娘子」長歌
第13回:『万葉集』田辺福麻呂・大伴家持「菟原娘子」長歌
第14回:『大和物語』「菟原娘子」物語など
第15回:古墳(しのぶ目印)と文学


事前学修・事後学修
/Preparation and review class
 事前学習:テキストの該当箇所を読み、わからないことを調べておくこと。
 
 事後学習:授業で紹介した事柄を調べたり、図書を読んだりすること。

 その他、各回授業において適宜指示します。
使用教材
/Teaching materials
 廣田収『宇治拾遺物語の中の昔話』(新典社新書、1000円+税)
 小野恭靖『ことば遊びへの招待』(新典社新書、1000円+税)
 廣川晶輝『死してなお求める恋心』(新典社新書、1000円+税)
成績評価の方法
/Grading
 履修者の状況を見て最終的に決定します。

 履修人数が多くない場合には、各回レポート(15回を目指す)+最終レポートにより、各回レポート60%、最終レポート40%の比率の予定です。各回レポートのみ、あるいは最終レポートのみでは合格点(60点以上)に達しません。
 各回レポートでは主に各回授業内容をまとめます。最終レポートでは授業全体の内容をまとめることが中心です。

*状況を見て予定を変更することはあり得ます。
成績評価の基準
/Grading Criteria
 授業で取り扱った古典文学作品について、理解していない場合「不可」、最低限の理解をしている場合「可」、良い理解をしている場合「良」、すぐれた理解をしている場合「優」、特にすぐれた理解をしている場合「秀」と評価するのがおおよその基準です。より良い評価を得るためには、履修者の側により多くの努力と誠実さが求められるでしょう。

履修上の注意事項
/Remarks
 古典文学を対象とする授業であり、古典文学テキストの講読が含まれます。履修者は、古典文法を修得しており、かつ、古文・漢文を一定以上読めることが必須となります。
 
 より具体的な方法・内容についてはmanabaを参照して下さい。

 
実務経験者による授業
/Courses conducted by the
ones with practical
experiences
該当しない/No
遠隔授業
/Online class
遠隔授業/Online class

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