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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2023/03/27 現在

科目名/Subject 上級日本語IV
担当教員(所属)/Instructor 山川 史 (商学部)
授業科目区分/Category 昼間コース 外国語科目等
開講学期/Semester 2020年度/Academic Year  後期/Fall Semester
開講曜限/Class period 火/Tue 2 , 木/Thu 2
対象所属/Eligible Faculty 商学部/Faculty of Commerce
配当年次/Years 2年 , 3年 , 4年
単位数/Credits 2
研究室番号/Office
オフィスアワー/Office hours
更新日/Date of renewal 2020/09/09
授業の目的・方法
/Course Objectives and method
授業はオンラインで行う。ZOOM を使った同時双方向型である遠隔授業を中心に、小テストや課題提出、資料配布はコース・ウェッブサイトのmanaba を使用する。このコースは「上級日本語I」、「上級日本語II」および「上級日本語III」を履修した学習者、あるいはそれ同等の語学力を持つ日本語学習者を対象とし、様々なトピックの読み物を通して熟達した日本語使用者として成長することを目的とする。具体的には、自分を取り巻く社会や世界で起きている事柄を自らに引きつけ、ディスカッションをしたり意見文を書いたり、発表したりする活動を通して、日本語力だけではなく、それらの問題点について批判的に捉えることのできる思考力を育てる。
達成目標
/Course Goals
達成目標は、以下の通りである。
1. 様々なトピックについて、高度な内容のかなり長い文を正しく理解することができる。
2. 様々なトピックについて、構成を考え、明確で詳細な文を書くことができる。
3. 様々なトピックの内容を批判的に捉え、自分の意見を効果的な日本語で流暢かつ正確に表現することができ
る。
授業内容
/Course contents
週ごとの授業内容は以下の通りである。ただし、履修者の知識、習得度合いに応じて順番や内容を変更することがある。
第1 週目 授業概要説明
第2 週目 「ゲームと人と社会と私」の内容理解
第3 週目 ゲームについてのディスカッション
第4 週目 「言語と向き合う」の内容理解
第5 週目 言語についてのディスカッション
第6 週目 「変わりゆく世界」の内容理解
第7 週目 持続可能な社会についてのディスカッション
第8 週目 「貿易とグローバル化」の内容理解
第9 週目 経済問題についてのディスカッション
第10 週目 ジェンダーについて内容理解
第11 週目 ジェンダー問題についてのディスカッション
第12 週目 「いのちと科学」の内容理解
第13 週目 死生観についてのディスカッション
第14 週目 「自分でつくるキャリア」の内容理解・ディスカッション
第15 週目 発表・振り返り
事前学修・事後学修
/Preparation and review class
事前学習:スケジュールを確認し、わからない単語を調べたり内容に関する準備の事前課題を行い、manaba に提出する。
事後学習:内容について復習し、小テストをmanaba 上で受ける。
使用教材
/Teaching materials
・奥山貴之、宇津木奈美子、東会娟(2020)『考える人の上級日本語読解』凡人社. ¥2,200(税抜)
・その他、副教材として新聞、本、ビデオなどを扱う。
成績評価の方法
/Grading
以下の項目を成績総合点として合計し、小樽商科大学評価基準に則り、判定を行う。
・出席…………………15%
・小テスト……………15%
・課題・宿題…………20%
・小発表………………25%
・個人セッション……5%
・学期末発表…………15%
・振り返りペーパー…5%
成績評価の基準
/Grading Criteria
秀:100-90% 様々なトピックの問題を自らに引きつけ、その内容を十分に理解した上で、その問題を批判的に捉え、自分の意見を効果的な日本語で流暢かつ正確に表現することができる。
優:89-80% 様々なトピックの問題を自らに引きつけ、その内容を十分に理解した上で、その問題を批判的に捉え、自分の意見を正確に表現することができる。
良:79-70% 様々なトピックの問題を自らに引きつけ、その内容を理解した上で、その問題を批判的に捉え、自分の意見を表現することができる。
可:69-60% 様々なトピックの問題を自らに引きつけ、その内容をどうにか理解した上で、その問題を批判的に捉え、自分の意見をどうにか表現することができる。
不可:59%以下 様々なトピックの問題を自らに引きつけようとする努力は見られるものの、その内容が正確に理解できないために、問題を批判的に捉えることができず、自分の意見を適切な日本語で表現することがほとんどできない。
履修上の注意事項
/Remarks
・オンライン授業に対応する端末およびインターネット環境が必要である。
・日本語能力試験1 級の日本語運用力があることが望ましい。
・毎回、予定表を確認し、準備をしてから授業に参加すること。
・授業は講義ではなく、ディスカッションを中心に進めるので、自分の意見をクラスで積極的に発言すると同時に相手の意見も尊重すること。
・日頃からニュースや新聞、本を読み、様々なトピックについて関心を持つこと。
実務経験者による授業
/Courses conducted by the
ones with practical
experiences
該当しない/No
遠隔授業
/Online class
遠隔授業/Online class

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