経済学科ホームようこそ経済学科へ>経済学科の教育方針について


   
済学科は、「自由で実践的な教育」という小樽商科大学の伝統を大切にしながら、時代の変化に柔軟に対応できる経済学教育を目指しています。様々な社会経験や国際経験を有する教授陣が、「学びながら教え、教えながら学ぶ」という姿勢で、研究教育活動を行っています。
 経済学は、ノーベル賞に経済学分野があることからもわかるように、世界中の大学で、研究教育されている重要な学問分野です。他の大学と比べて、小樽商科大学の経済学科は、商学部の中に置かれていることに特色があります。商学、経営学、会計学、法律、情報科学などの授業科目を履修しながら、経済学を学べます。1年次、2年次においては、英語を中心とする外国語を修得するとともに、大学生として必要な幅広い教養を身につけるために、共通科目を中心に履修します。3年次になると、ゼミナールに所属して、2年間、先生や他の学生と共に、まだ答えの出ていない経済問題について学び、4年次の最後に卒業論文を書きます。
 経済学科の教育方針としては、
  1. 「論理的な思考力を育成する」
  2. 「国際的な視野を養う」
  3. 「実践的な能力を育成する」
を掲げてきました。新しい世紀になっても、基本方針に変わりはありません。未解決の経済問題を考えるためには、論理的な思考力が欠かせません。数理的なモデルやゲームの理論を学ぶことは、複雑な経済問題を分析にするために必要不可欠です。また、相互依存関係を増しつつある世界の経済問題を考えるときに、日本や他の国の経済史を学ぶことも重要です。経済データの見方や統計学・計量経済学を学ぶことは、エコノミストに必要な実践的能力の開発に役立つことでしょう。
 授業科目としては、基幹科目として、「ミクロ経済学」「マクロ経済学」「統計学」 「経済史」「国際経済学」「経済数学」「経済学と現代」が置かれており、発展科目として、基礎経済学講座と応用経済学講座に、さまざまな科目が用意されています。(「学部教育>授業案内」を参照。)また、小樽商科大学では、外国の大学との間で1年間交換留学をする制度を整備してきました。協定を結ぶ海外の大学で、経済学関連の単位を取得した場合には、国際交流科目として認定し、卒業所要単位に参入することも可能です。さらに、短期留学生のために、英語で行われる経済学の授業もあります。日本の学生も海外留学したのと同じような内容の経済学の授業科目を2年次に履修できます。
 経済学科では、論理的な思考力を持ち、国際感覚が豊かで、現実の経済社会の中で自らの判断で生き生きと活動していける人間を形成していくことを目標としています。経済学科の卒業生は、商社・金融・製造業などの経済界ばかりでなく、学界や公務・報道の分野でも幅広く活躍しています。

   
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