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令和2年度 学位記授与式 動画配信

The commencement ceremony

令和2年度 学位記授与式

今年度の学位記授与式は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、例年と異なり、式典の出席者は卒業生や修了生のみとし、式典の時間を大幅に短縮して実施いたします。保護者の皆様方にお越しいただけないことは大変残念ですが、式典の様子は、令和3年3月17日(水)当日にLive配信いたしますので、こちらからご覧ください。

学位記授与式

〇経済学科 令和3年3月17日(水)(Live配信:10時00分~10時25分)

〇企業法学科 令和3年3月17日(水)(Live配信:11時30分~11時55分)

〇社会情報学科・現代商学専攻・アントレプレナーシップ専攻 令和3年3月17日(水)(Live配信:13時00分~13時30分)

〇商学科 令和3年3月17日(水)(Live配信:14時30分~14時55分)

 日 程 令和3年3月17日(水)
学科・専攻 開始予定時間 終了予定時間
【第1回】 経済学科 10:00 10:25
【第2回】 企業法学科 11:30 11:55
【第3回】 社会情報学科 現代商学専攻(修士) 現代商学専攻(博士) アントレプレナーシップ専攻 13:00 13:30
【第4回】 商学科 14:30 14:55

学長 告辞

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緑丘会理事長 祝辞

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 卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。 小樽商大の同窓会組織、緑丘会を代表してお祝い申し上げます。

 新型コロナウイルス感染症が、依然として世界中で猛威を振るっています。皆さんの最終学年、2020年度は、大学の休業や様々な行事の中止、リモートでの授業など、今までにない激変の一年であったと思います。 皆さんは、これから社会に出てさまざまな経験を積まれるわけですが、社会人として働く環境も、コロナの影響で従来とは大きく変わってきています。多くの企業や組織では、出勤とリモートワークのハイブリット型のワークスタイルが主になっており、コロナ終息後も完全に元に戻ることは無いと言われています。欧米に比べて進んでいなかった在宅勤務やデジタル化の促進が、コロナ禍で期せずして急加速しており、私達は、今、大きな時代の転換点に立っています。

 皆さんは、小樽商大の卒業生として、地元北海道はもとより、全国各地、あるいは海外各国で活躍されることが大いに期待されていますが、どこで社会人のスタートを切るにしても、グローバルな視点をもって仕事をすることが不可欠な時代になっています。コロナの影響で、海外との往来はまだ慎重にせざるを得ない状況が続いていますが、この先、グローバリゼーションが逆戻りすることはないでしょう。コロナ禍を乗り越えた、新たな国際交流の在り方が、この先、築かれれていくはずです。コロナ感染症は北海道経済、なかでもインバウンド観光関連事業に深刻な打撃を与えていますが、逆に申せば、北海道の産業・経済の活性化には、国際的な繋がりが欠かせない時代になっていることを改めて認識させられます。 この地、緑丘で学び、身に付けた国際性や、育まれた仲間や教職員との強い絆は、社会人としての価値ある資産として役立つはずです。

 母校は国内最小規模の国立大学であり、どのような会社や団体に入っても、本学の卒業生は、他大学に比べて多くありません。しかし、少数ながらも、多くの同窓生が様々な分野で活躍しているのは皆さんもご承知の通りです。商大卒業生は、謙虚で素直、粘り強く努力する人が多いと言われています。常に学ぶ姿勢を持ち、積極的に課題へチャレンジする商大卒業生は、実業の世界で高く評価されてきました。

 商大は、今年、創立110周年を迎えますが、創立以来、国際性を持った気骨溢れる有意な人材を育て、世に送り出してきたのです。これら多くの諸先輩の積み重ねが、現在の商大ブランドを作ってきましたが、これからは、皆さん一人ひとりの実社会での評価が、母校の評価につながってきます。

 皆さんが激動する時代の中で巣立っていくに際して、社会人として心がけていただきたいことを、先輩から一つ申し上げます。それは、どのような職業につくにしても、「正々堂々」と生きて欲しいということです。高潔な倫理観を持ち、公明正大に正々堂々と社会人としての道を歩んでください。自分自身の行動や判断に迷いが出た時には、その行いが天道さまに誓って恥じないものなのか、ご両親にも堂々と話すことができる行いなのか、自問自答してみてください。企業人として働く場合でも、公的な職を得られた場合でも、その組織のために尽くし、努力することは当然ですが、常日頃から地域や社会に対する奉仕や貢献という気持ちを、強く持っていただきたいと思います。他人に対する思いやりや周囲に対する気配り、謙虚で常に学ぶ姿勢を持ち続け、仕事仲間から信頼され、愛される人になってください。

 ウイズコロナ・アフターコロナの働き方はどの様に変わっていくのでしょうか? 先ほども申し上げましたが、オフィスへの出勤とリモートワークの最適なバランスを模索しながら、働き方の多様性を促進する勤務形態が認められ、仕事のアサイメントや勤務評価の方法も変ってくると思われます。 この一年間、リモートワークが大きな支障もなくできたのは、それまでのリアルな人間関係がベースにあったからだと云われています。皆さんには、待ちの姿勢ではなく、能動的な姿勢で周りの人とコミュニケーションをとり、組織のメンバーとして仲間と繋がり、絆をつくることから始めてください。良好なコミュニケーションが仕事仲間との信頼関係を育み、自分自身の仕事の成果に繋がってくるはずです。 ニューノーマルでの働き方では、しっかりとした個性を大事にし、主体性をもって仕事に取り組む姿勢が今まで以上に必要となってくるでしょう。

 商大卒業生の貴重な財産は、大学時代に培われた同窓生や教職員との絆が社会に出た後も続き、世代を超えた強固な緑丘ネットワークがあることだと思います。その中核に同窓会組織の緑丘会がありますが、皆さんと共に、更なる同窓ネットワークの拡充と母校小樽商科大学への支援に力を入れていくことができれば幸いでございます。 皆さんの洋々たる前途を祝し、ご多幸とご健闘を祈念してお祝いの言葉と致します。

 ご卒業おめでとうございます。

 
2021年(令和3年)3月17日
   公益社団法人緑丘会 理事長 島崎憲明

同窓会「緑丘会」の紹介

本学卒業生の同窓会であり、大学の行うキャリア開発教育に対する支援及び関連事業の運営支援、並びに就職支援事業の企画・運営、資金支援等を通じて、青年産業人材の健全な育成に寄与することを目的としています。
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卒業生・修了生の皆さんへ
緑丘会 事務局長 永井健夫

皆さんご卒業、誠におめでとうございます。

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、昨年の卒業式は中止となりました。 今年は感染対策を万全にしたうえ学部ごとに参列者も限定しての卒業式ではありましたが、挙行できたことは大変喜ばしいことです。 皆さんは新しい生活に向けて、期待に胸を膨らませていらっしゃることと思います。 是非、母校のプライドを胸に、それぞれの夢に向かって前向きに邁進されることを心より願っております。

さて、この機会に同窓会である緑丘会について3点と、お願いを1点伝えさせて頂きます。

1点目は、あまり実感していないかと思いますが、既に皆さんは同窓会(緑丘会)の会員だということです。

ほとんどの方に4年前の入学時に緑丘会の会費を納めて頂いております。納めて頂いている内訳は、在学中4年間と卒業後3年間の7年分の会費です。すでに、年2回、2月と8月に会報「緑丘」が届いていると思いますが、それは会費を納めている皆さんが緑丘会の会員であるという証なのです。

卒業してから3年間は会費を納めなくて良い期間ですが、卒業4年目からは、新たに年間4千円を納めて頂く事をお願い致しま す。卒業して3年の間に緑丘会の活動を良く知っていただき、その後も会員を継続して頂く事を切に期待致します。

2点目は、緑丘会は、国内に24支部、海外にも支部があり、社会人に有益な各種イベントを実施しています。転勤等で勤務地やお住まいが変わっても、その土地土地で充実した同窓会ネットワークに参加していただき、人脈の形成や生活の糧に活かしていって頂きたいと思います。

特に、東京や札幌では「緑丘ビジネス塾」などでの名称で、若い社会人へ向けた活動も実施しております。実社会の先輩の経験談などを学習する絶好の機会です。ホームページや会報、またSNSにも内容を掲載しておりますので是非ご覧のうえご参加ください。

3点目は、皆さんからの会費が何に使われているのか主なものを簡単に説明させていただきます。

まずは、在学生へTOEIC受験料を補助しております。

皆さんの中にも、TOEIC・IPテストを受けられた方が大勢いらっしゃると思います。 また就職活動も支援しております。卒業生に就職経験を話してもらう会や就職のための企業等セミナー費用を援助しております。

今年の企業等セミナーはWebによるものでしたが、大勢の方が参加されたと思います。 また、本気プロやルーキーズキャンプにも援助させて頂いております。

このように皆さんからの会費は大学と学生さんのために使われていることをご認識頂ければと思います。

最後に1点、大切なお願いがあります。

「緑丘会登録票」の提出のお願いです。卒業後の住所とメールアドレスを記入いただき、返信用封筒にて必ず返送して下さい。これが皆さんと同窓会を繋ぐ唯一大事な生命線である事をご理解頂きたいと思います。 また、その後も住所やアドレスの変更があれば緑丘会本部までお知らせください。

 

小樽商科大学は学生数が少ない大学だからこそ、深いつながりを育んでいく環境があると思っています。 先輩諸氏も強いつながりを持ち続け、社会で活躍し、太くて強いネットワークを構築してくれています。 取材を受けた「週刊朝日」では、「小さいけれど絆が固い同窓会」と紹介されました。私たちはそういう緑丘会を誇りに思っています。緑丘会という組織を皆さんもどんどん活用していただくと共に、お力を貸していただければ大変嬉しい限りです。

緑丘会の活動で皆さんとお会いできる事を楽しみにしてメッセージとさせて頂きます。

緑丘会本部アドレス:headoffice*ryokkyu.or.jp *を@に変更し送付してください
 

校歌

小樽商科大学校歌

時雨 音羽   作詞 杉山 長谷夫  作曲

(一) 金鱗おどる渺々の
あけぼの称う浪の唄
エルムの花に若人の
涯なきのぞみ数々秘めて
夢うるわしの緑ケ丘よ

(二) 夕陽映える白樺の
梢をわたる風の唄
慈愛の山のふところに
銀翼みがき駿足秘めて
唄ほがらかの緑ケ丘よ

(三) 蒼穹はてず道つきず
はるかに仰ぐ北斗星
栄冠迎うこの胸に
飛躍の力ひととき秘めて
花咲き匂う緑ケ丘よ

(四) 健腕拓く五大洲
凱歌はあがる我母校
感激満てる若人の
血潮に清き教えを秘めて
春永遠の緑ケ丘よ

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jasrac-school

JASRAC許諾第E1904223407号

応援歌「若人逍遥の歌」

応援歌「若人逍遥の歌」は、1955年に札幌地検小樽支部長として着任した高島茂氏が作成した逍遥歌の歌詞が大学に献呈され、当時の学生の宮内泰氏が作曲し、今も歌い継がれています。

若人逍遥の歌

高島 茂   作詞 宮内 泰  作曲

(口上) 春風颯々として山河をめぐり
百花繚乱の盛夏となりぬ
霧水来たりて百山紅を呈し
龍田の朔北(と)なれば暗雲天空を覆い嵐を呼び
紅山白山と化しその白雪の中に身を埋める

その厳しき天地のすべ我等が俗世と何の関わりが有ろうか
連山残雪に覆われし頃比の朔北の地に移りし我等なれば
何を悩み何をば求めん

俗世の安楽冥利とは大海に漂う塵の如し
我等その塵に何ぞ命を託さんや
今こそ悪夢より覚醒出でて
打ち寄する荒波の如き熱き血潮を持って杯をかかげん
春宵の暁にいざいざいざ歌わんかな我等が命を

(一) 琅玕融くる緑丘の
春曙を逍遥えば
浪漫の靄に街沈み
風悠久の言葉あり
瀾朶の桜花吹雪つつ
あわただしくも逝く春の
伝統古き学舎に
展ける海のはてしなき

(二) 夏白樺に囁やきて
ハイネの詩を口ずさむ
みめ美わしきまなざしの
又なき時の愛しさ
断崖落ちて波くだけ
オタモイ遠く帆走れば
オタルの嶺々の夕あかね
冴ゆる北斗にうそぶきぬ

(三) 秋簫条の思い濃き
ポプラにかかる雲消えぬ
流転の行旅夢に似て
悩みの思惟を誰か知る
感傷笑うことなかれ
桜ケ丘にたたずみて
泪滂沱と憂愁の
落葉の行方誓うかな

(四) 氷雪海に傾きて
月寒ければ翻とかん
晦冥行路遠けれど
われに港の乙女あり
流星落ちて影もなし
逝く青春の足音に
生命を惜しむ若人は
永却の杯酌まんとす

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応援歌「若人逍遥の歌」の著作権について

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