ボートといえば、よく公園に置いてあるのを見たことがある人もいるのではないでしょうか。
競技で使われるボートは、よく公園に置いてあるようなボートとは全く違います。座る部分(シート)が前後にスライドするので、足の屈伸運動により進みます。手で漕いでいるように見えがちですが、本当は足で漕いでいるのです。
ドラマ「がんばっていきまっしょい」や「レガッタ」などで競技用ボートを見たことのある人もいるかと思います。
しかし!本物のボートはもっと速くてもっとカッコよくてもっと熱いんです!!実際に漕いでみてもらうのが一番手っ取り早いのですが、このページでは少しでもボートの魅力をわかっていただけるように、簡単に説明していきたいと思います。
まずはこちらのムービーをご覧下さい。→
どうでしたか?何となく「ボートってこんな風に動くのかぁ」とわかってもらえれば幸いです。
ボート競技のルールは簡単です。2000mコースを如何に早くゴールするか、それだけです。
しかし、体力・技術、そして仲間との信頼関係の全てが揃って初めてボートの速さにつながるという、簡単に見えて奥の深いスポーツなのです。
ここからは種目別の紹介です。ボートは乗る人数とオールの本数によっていくつかの種目に分かれます。
それぞれの種目が、男子と女子に分かれています。
※漕手=ボートを漕ぐ人のことを「漕手」といいます。
※コックス=舵手のこと。オールを持たずに先頭に座って、舵(かじ)をとってボートの向きを変えたり、漕手に指示を出す役割です。
スカル
このように、両手に1本ずつオールを握って漕ぐ種目を「スカル」といいます。記号では「×」と表します。写真は1人乗りのシングルスカルです。スイープ
こちらは、1本のオールを両手で握って漕ぐ種目で「スイープ」といいます。自分から見て右側にオールを持つのを「ストロークサイド(ストサイ)」、左側を「バウサイド(バウサイ)」と呼びます。写真は4人乗りのフォアです。人数 名称 人数 名称 1人 シングルスカル(1×) 2人 ペア(2−) 2人 ダブルスカル(2×) 4人 舵手無しフォア(4−) 4人 舵手無しクォドルプル(4×、4×−) 4人+コックス(舵手) 舵手付きフォア(4+) 4人+コックス(舵手) 舵手付きクォドルプル(4×+) 8人+コックス(舵手) エイト(8+)
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