留学Q&A
[商大の留学制度] [学生交換留学制度] [短期留学(夏季派遣制度)]
商大の留学制度
A 1.
本学には,外国の大学と学生交換協定を締結している大学に留学する制度(学生交換留学制度)と,夏季休業期間を利用して,海外の大学・附属機関で語学研修を行う制度(
夏季派遣・春季派遣)の2つの留学制度があります。
A 2.
本学との学生交換協定に基づいて,概ね1年間,交換協定提携先大学へ学生を派遣する制度で,派遣先では,交換留学生となって,本学の学部学生と同様に,派遣先で開講している科目(一般教養・専門科目等)を履修し,単位を修得します。本学学生としての身分は継続するので(在学期間に算入される)留学中は,本学の授業料を本学に払わなければなりませんが,派遣先大学での検定料,入学料,授業料は免除されます。
A 3.
春季や夏季休業期間を利用して,外国の大学等が行っている語学研修に参加する制度です。授業料,宿舎費等すべての費用は参加者の負担となります。
A 4.
学生交換留学制度の場合:学部2年次生以上と大学院生が対象となります。短期留学場合:学部1年次生以上が対象となります。
学生交換留学制度について
A 5.
学生交換協定締結校一覧をご覧ください。
A 6.
学生交換協定締結校一覧に,各大学のHPと概要が掲載されています。また,留学経験者の留学報告書(交換留学報告書・短期留学報告書)をご覧ください。
A 7.
学生交換協定締結校一覧に交換学生数を記載しています。大学によっては,前年度までの受入数と派遣数の差しか,受入れを認めないところもありますので,募集要項での確認が必要となります。
A 8.
各大学の募集時期は募集要項をこ覧ください。年度によって,募集時期が変わることがありますので,募集の掲示に注意してください。
A 9.
学生の留学に関する規程(「学園生活の手びき」に記載しています)のとおり,通算で1年以内となっています。ただし,日本学生支援機構から奨学金(月額8万円)が支給される学生については,10か月から12か月の範囲で日本学生支援機構の指定した指定した期間となります。
A10.
筆記試験と面接試験を行います。交換留学の場合は,短期語学研修と異なり,派遣先の大学で専門科目を履修するもので,全体の成績と語学の会話力,学問的動機,派遣先大学での学生交流を考慮した社交性などを総合的に判断しています。英語圏については,基本的にTOEFL PBL550(CBT213,IBT79)点以上が要求されます。
A11.
履修している科目について,留学のために履修上の特別の扱いはありません。従って,前期,後期科目の単位を期間内に修得することが必要です。そのためには,1年次から,留学に向けた履修計画というのが必要になります。なお,ゼミについては,シラバスに記載のとおり,留学前に指導教官の承認を受け,帰国後「留学に伴う研究指導の継続承認書」で承認を受けることにより,継続が認められます。
A12.
割当数は政府奨学金(日本学生支援機構)の予算と各国立大学からの応募状況によって毎年変わります。金額は月額8万円です。支給期間は,大学毎に異なります。募集要項に注意してください。
A13.
Q 6.の選考で,もっとも成績の良い者を日本学生支援機構に推薦します。今まで推薦者が採用されなかったことはありません。
A14.
政府奨学金(日本学生支援機構)に採用(推薦)されなかった派遣者で,成績が優秀な学生に対して,緑丘会(本学卒業生が組織する後援会)からの奨学金が支給されます。平成20年度は旅費等の補助として, アメリカが18万円、ヨーロッパが20万円,オセアニアが15万円,アジアが10万円が支給されました。
A15.
派遣先大学で修得した単位は,派遣学生の希望に基づき,卒業所要単位算入科目の場合は教務委員会が,国際交流科目の場合は国際交流委員会が審議し,認定します。
卒業所要単位算入が認められなかった科目についても,派遣学生が希望する場合は,審議の上,国際交流科目として認定されることがあります。
なお,平成14年度からは,卒業所要単位算入にあたっての「卒業所要単位に不足がある場合」という条件は無くなり,60単位まで認定されることになりました。
大まかな流れは次のようになります。
留学前事前履修指導(教務課)
↓
留学
↓
科目履修願を国際交流センターに送付(留学中)
↓
国際交流センターから単位認定可能科目名通知
↓
単位認定願提出(※留学期間終了後1か月以内・厳守)
↓
単位認定
↓
国際交流センターから認定結果通知 (希望する場合は,国際交流科目としての単位認定願提出→単位認
定→国際交流センターから認定結果通知)
A16.
本学では制限していませんが,交換協定締結大学では,本人の語学能力等で履修できない科目があります。留学先の大学案内を調べたり,留学先の受入れ担当者に問い合わせてください。
修得した単位は,平成11年度以前入学生については30単位まで,平成12年度以降入学生については60単位まで認定が可能です。しかし,外国語で勉強することと,大学や科目によっては,膨大な予習・復習が必要とされる場合もあり,数単位しか修得できない場合もありますので,留学前に本学で計画的に履修し,単位を修得することが大切です。
A17.
本学では特に条件は定めておりません。留学先の大学の履修条件となりますので,留学先の大学案内を調べたり,留学先の受入れ担当者に問い合わせてください。
A18.
留学が決定してから直ちに行うことは,留学先の大学への入学願書と宿舎の申込書の提出です。
パスポートの取得・更新(留学期間中にパスポートの期限切れにならないこと)や,ビザの取得,航空券の購入等は各自で行ってもらいますので,必要な書類を平行してそろえるようにしてください。
ビザを取得するためには留学先大学の入学許可書が必要ですが,遅れる場合が有りますので,先に他の書類を完備し,入学許可書が届いたら直ちにビザの申請に入れるようにすることが必要です。
ビザの取得は,旅行会社が代行してくれます(代行料が必要です)ので,旅行会社を決めて,早めに相談された方がよいと思います。
出発時期や帰国時期によっては,航空券の取得が困難な場合がありますので,出発日,帰国日は早め,早めに決めるようにして下さい。特に,日本と違って,外国の旅行会社では航空券の取得に相当日数が必要な場合もありますので,十分注意することが必要です。
なお,学内での手続きについては,Q 7を参照してください。
A19.
1・2年次の単位修得
↓
留学先大学の情報収集(国際交流センター・各大学のホームページ)
↓
英語圏の場合はTOEFL受験
↓
パスポートの取得(申請してから取得まで10日必要・地方の場合はプラス郵送日数)
↓
海外で使用出来るカード作成(VISA,MASTERが一般的)
↓
留学希望大学,履修希望科目,志望動機を確定
↓
応募
↓
選考・決定
↓
入学願書・宿舎等申込書作成・大学提出
↓
ビザ取得手続き,出発日決定,航空券手配
↓
出発(出発届,念書を大学へ提出)
↓
留学
↓
科目履修願を大学に送付
↓
単位認定可能科目名通知
↓
単位取得
↓
留学中に単位の認定が必要な場合,単位認定願・成績証明書を送付
↓
単位認定結果通知
↓
帰国日の決定
↓
航空券取得
↓
帰国
↓
留学報告書,単位認定願,成績証明書提出(留学期間終了後も引き続き旅行等で外国にいる場合は,書類
の提出締切りが,帰国後1か月でなく,留学期間終了後1か月以内であることに注意すること)
↓
(研究指導履修者)「留学に伴う研究指導の継続承認願」提出
↓
単位認定結果通知
※ 日本学生支援機構奨学金受給者:留学先で銀行口座を開く(国内の銀行口座を使用する場合は不要)。
奨学金は3か月分を3か月ごとに送金する。
A20.
大学の寮を利用しますが,申込が遅れると民間アパートになることもあります。学生交換協定締結校一覧(各大学のHPと概要)及び留学経験者の留学報告書(交換留学報告書・短期留学報告書)をご覧ください。
A21.
国や大学によって異なります。
留学経験者の留学報告書(交換留学報告書・短期留学報告書)をご覧ください。
短期留学(夏季派遣制度)
A22.
前年度の12月ころに,各語学研修機関が実施するプログラムを検討し,期間,授業料,宿舎費,治安等を考慮して,次年度の募集要項を決定します。募集要項を参照願います。
A23.
定めていません。希望者全員を派遣しています。
A24.
夏季派遣は4月に募集し,5月中に締め切ります。春季派遣は11月に募集し、12月に締め切ります。
A25.
派遣先の語学研修機関等によって異なります。募集要項を参照願います。
A26.
特にありません。
A27.
筆記試験,面接試験は行いません。
A28.
短期留学・夏期派遣制度には日本国際教育協会の奨学金割当はありません。奨学金を支給するにあたり、選考試験があります。
A29.
面接試験を行い,成績が優秀な学生に対して,緑丘会(本学卒業生が組織する後援会)からの奨学金が支給されます。平成8年度は14名に5万円が支給されました。
A30.
単位認定願,Grade Report(本学所定用紙)又は成績証明書に基づいて,卒業所要単位算入希望科目は教務委員会が,国際交流科目は国際交流委員会が認定します。
外国語科目として卒業所要単位に算入する場合は,シラバスの「語学研修における成績評価の基準」に記載している語学試験を受験し,合格点を取らなければなりません。
また,共通科目の外国事情への認定についても,シラバス「留学先大学で修得した科目の「外国事情」への読替えについて」をご覧ください。
A31.
大学によっては,外国語でお互いの文化を語り合ったり,レポートを提出させたりするものもあります。留学経験者の留学報告書(交換留学報告書・短期留学報告書)をご覧ください。
A32.
下記の手続きが必要です。
* パスポートの取得・更新
* クレジットカード作成(2〜3週間必要。VISA,MASTERカードが一般的で,カードの上限についても約50万円程度にあげられるものが必要):派遣先大学等には,留学前に,授業料,宿舎費等を,カードで支払うよう指示することが少なくありません。
* 旅費,授業料,宿舎費,生活費の確保
* クレジットカードの引き出し口座の残高証明書(入学願書提出時で,授業料,宿舎費が入金されているもの)
* 条件によっては、ビザの取得が必要になる必要があります
* 航空券の予約:夏季休業中は繁忙期で込んでいます。個人で手配する場合は早めに(4月ころ)予約した方がよいと思われます。
A33.
大学で留学先大学等を決定(3月)
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募集(4月)
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留学決定(4月下旬〜5月上旬)
↓
入学願書・宿舎申込書作成,留学先大学等へ送付
↓
出発日決定
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(アメリカ)ビザ取得準備
↓
入学許可書等受領
↓
(アメリカ)ビザ取得
↓
出発,留学,帰国
↓
科目履修届・単位認定願,留学報告書提出
(留学期間終了後=帰国後ではないことに注意=1か月以内・厳守)
↓
単位認定
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単位認定結果通知
A34.
募集要項及び留学経験者の留学報告書(交換留学報告書・短期留学報告書)をご覧ください。
A35.
募集要項及び留学経験者の留学報告書(交換留学報告書・短期留学報告書)をご覧ください。
A36.
Q 1に記載のとおり,派遣先大学等を決めるにあたっては治安も検討の対象として,国際交流委員会で審議して派遣先大学等を決定してます。