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ジョン・スチュアート・ミル 「経済学原理」 初版 1848年
Principles of Political Economy. with Some of Their Applications to Social Philosophy / John Stuart Mill. 1848

 全文画像データ

VOL. I
全頁
45.5MB
TITLE PAGE, PREFACE, CONTENTS, PRELIMINARY REMARKS
2.64MB
BOOK I, CHAP.I-VII (pp.27-137)
8.14MB
BOOK I, CHAP.VIII-XIII (pp.138-236)
7.25MB
BOOK II, CHAP.I-VI (pp.237-327)
6.30MB
BOOK II, CHAP.VII-XI (pp.328-423)
6.83MB
BOOK II, CHAP.XII-XVI (pp.424-510)
6.09MB
BOOK III, CHAP.I-VI (pp.511-571)
4.18MB
APPENDIX (pp.572-593)
1.46MB
   
VOL. II
全頁
38.9MB
TITLE PAGE, CONTENTS
623KB
BOOK III, CHAP.VII-XVI (pp.1-109)
7.54MB
BOOK III, CHAP.XVII-XXVI (pp.110-239)
8.67MB
BOOK IV (pp.240-333)
6.15MB
BOOK V CHAP.I-VII
6.76MB
BOOK V, CHAP.VIII-XI
7.56MB

 ジョン・スチュアート・ミルについて

 ジョン・スチュアート・ミル(John Stuart Mill, 1806-73)は19世紀イギリスの思想家 ・経済学者・哲学者・社会批評家である。ミルは、『自由論』『経済学原理』『論理学体系』、その他の著作で知られた。『自由論』では、特に、日本にも大きな影響を与えた。J.S.ミルは、ジェームズ・ミル(1773-1836)という、高名な思想家の息子であり、幼時から父より個人教育を受け、学校に通わずに、14才までに論理学や経済学の初歩を学んだ。1823年から、父と同じ東インド会社ロンドン店に勤務するかたわら、父をリーダーとする哲学的急進派の論客として頭角を現す。経済学、哲学、政治論の著作を公刊し、大思想家とされた。経済学では、自由主義の立場から、アダム・スミスの経済学を発展させ、古典派経済学を完成したとされる。そして彼は、資本主義内での社会改良を唱え、良心的なイギリス自由主義を代表した。1860年代には、労働運動のリーダーに支持され、下院議員に当選し、多面的に活動した。選挙法改正や土地国有化運動に参加しており、単なる言論だけの人ではなかった。

 ミルの『経済学原理』は、マーシャルの『経済学原理』(1890)までの経済学の標準的テキストであった。本書中の、マルクス・レーニン主義的社会主義に対する民主主義的社会主義論と真の人間的進歩には停止状態こそ最もふさわしいとする、ミルの停止状態論は、現代に向けて発信されたメッセージとして興味深い。このふたつの論は、大正期に川上肇により、日本に紹介された。尚、本書は、小林多喜二や伊藤整の小樽高商の時代に、経済学の教科書として用いられた。

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