高等教育におけるこれからの国際交流のあり方に関するオープン・フォーラム開催企画
(国際プロジェクトの本年度研究活動の一環として実施)
「グローバル社会における国際交流・高等教育の課題」
(SCS利用により遠隔参加者大学に配信))
日時:12月17日 10:00〜16:45
場所:国立オリンピック青少年総合センター(代々木)
<背景>
高等教育機関の国際化の問題は、今日のグローバルな社会において大変重要なテーマのひとつである。他国と対等・平等な立場で、教育・学問・人材の交流を促進することは、これからの日本の高等教育機関には不可欠な任務となってこよう。 従来の留学生交流や学術交流のみならず、現在の高等教育機関の国際交流の課題は多岐に広がっており、国際・異文化理解を促進する国際交流のあり方とその有効な方策に関する研究課題は、これからの教育分野における急務である。
<目的>
本公開フォーラムでは、国際交流推進におけるIT活用に焦点を当て、わが国の国際交流に関する実践事例、諸問題を通して、21世紀の国際社会へ向けての高等教育機関における教育、コミュニケーションのあり方について検討する。また本フォーラムを通してNIMEがその技術、蓄積データ、ノウハウ等により諸大学の国際交流活動にどのような支援ができるかを探る。
<プログラム>
09:30-10:00 受付開始
10:00-10:15 開会・挨拶: 清水康敬(理事長)
小林登志生(開催責任者)
10:15-12:00 第一セッション 国際教育交流事例
(主にメディアを用いた実践事例)
司会:青木久美子 メディア教育開発センター
影戸 誠 日本福祉大学
重松 淳 慶応大学
川嶋辰彦 学習院大学
13:00-14:45 第二セッション 国内留学生の異文化適応への支援策
(主に現場担当者が抱える諸問題)
司会:ジェーン・バクニック メディア教育開発センター
山神 進 立命館アジア太平洋大学
徳井厚子 信州大学
多田記子 IES東京センター
15:00-16:45 第三セッション 全体討論(ラウンドテーブル)−これからの国際交流
(NIMEの役割・機能・展望)
司会:小林登志生 メディア教育開発センター