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授業情報/Course information

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科目名/Subject 民法研究III(発展)/Civil LawIII
担当教員(所属)/Instructor 橋本 伸 (商学部)
授業科目区分/Category 現代商学専攻博士前期課程 発展科目
開講学期/Semester 2026年度/Academic Year  後期/Fall Semester
開講曜限/Class period 火/Tue 3
対象所属/Eligible Faculty 商学研究科現代商学専攻博士前期課程/Graduate School of CommerceGraduate School of Commerce Major in Modern Commerce
配当年次/Years 1年 , 2年
単位数/Credits 2
研究室番号/Office
オフィスアワー/Office hours
更新日/Date of renewal 2026/02/17
授業の目的・方法
/Course Objectives and method
(1)本講義では、民法の問題群のうち、(広い意味での)所有法(物権法)に関する日本民法学の課題を明らかにすることを目的とする。具体的には、近代民法は、資本主義経済を基底から支える役割を担い、所有法は物の帰属を規律し、かつ所有権の客体である「物(有体物)」は市場において自由に譲渡(売買)することができると理解されてきた。もっとも、資本主義経済は、それ以前には「商品」でなかった物を「商品」にする契機を持っていた(商品化問題。例えば、血液、臓器、精子・卵子などの人間の身体部位が典型である)。こうした状況に対しては、商品化の歯止めをかけることの当否が論じられており、その中では、譲渡性が完全又は一部で制限された物の存在が指摘されつつある。本講義では、こうした具体的素材の考察を通じて、21世紀的な所有法(物権法)の構築への示唆を求めることにしたい。
(2)方法:講義+演習の形式で行う。主として講義形式となるが、数回ほど文献報告を予定している。
達成目標
/Course Goals
所有法(物権法)に関する日本法の基本知識を理解し、従前の日本の議論の到達点と残された課題がどこにあるかについて指摘できるようになること
授業内容
/Course contents
第1回 本講義の概要:所有法(物権法)の概要
第2回 身体部位の譲渡可能性1:血液
第3回 身体部位の譲渡可能性2:臓器
第4回 身体部位の譲渡可能性3:精子・卵子
第5回 身体部位の譲渡可能性4:代理懐胎
第6回 パブリシティ権の譲渡可能性1:売買可能性
第7回 パブリシティ権の譲渡可能性2:相続可能性
第8回 パブリシティ権の譲渡可能性3:財産分与可能性
第9回 パーソナルデータの譲渡可能性1
第10回 パーソナルデータの譲渡可能性2
第11回 文化財の譲渡可能性1
第12回 文化財の譲渡可能性2
第13回 譲渡(不)可能性の根拠論一般1
第14回 譲渡(不)可能性の根拠論一般2
第15回 総括まとめ――所有法(物権法)への示唆
事前学修・事後学修
/Preparation and review class
事前学習:事前に配布する指定文献を読んで、疑問点を抽出しておくこと 
事後学習:文献の再読および当日の議論の確認
使用教材
/Teaching materials
・教科書は指定しない。レジュメおよび資料を配布する。
成績評価の方法
/Grading
①報告(40点)、②最終レポート(60点)による(合計100点)。
成績評価の基準
/Grading Criteria
秀(100〜90):所有法の問題について、秀でた理解力を示し、民法理論を応用して、様々な問題について秀でた分析を加えることができる。
優(89〜80):所有法の問題について、優れた理解力を示し、民法理論を応用して、様々な問題について優れた分析を加えることができる。
良(79〜70):所有法の問題について、良い理解力を示し、民法理論を応用して、様々な問題について良い分析を加えることができる。
可(69〜60):所有法の問題について、理解力を示し、民法理論を応用して、様々な問題について分析を加えることができる。
不可(59〜0):所有法の問題について、十分な理解力を持てず、民法理論を応用して、様々な問題について分析を加えることができない。
履修上の注意事項
/Remarks
・学部で民法の講義を受講していることが望ましいが、分からないところをご自身で調べるつもりがあれば、未履修で受講しても問題ない。
・受講を考えている学生は、文献の準備の都合上、開講日の3日前までにmanabaの個別指導でご連絡ください。
実務経験者による授業
/Courses conducted by the
ones with practical
experiences
該当しない/No
授業実施方法
/Method of class
○大学院授業/Graduate school class
遠隔授業
/Online class
遠隔授業/Online class

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