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| 科目一覧へ戻る | 2026/03/12 現在 |
| 科目名/Subject | 情報機器概論 |
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| 担当教員(所属)/Instructor | 金子義之 (商学部) |
| 授業科目区分/Category | 昼間コース 教職科目 |
| 開講学期/Semester | 2026年度/Academic Year 前期/Spring Semester |
| 開講曜限/Class period | 火/Tue 4 |
| 対象所属/Eligible Faculty | 商学部昼間コース/Faculty of CommerceDay School,商学部夜間主コース/Faculty of CommerceNight School |
| 配当年次/Years | 1年 , 2年 , 3年 , 4年 |
| 単位数/Credits | 2 |
| 研究室番号/Office | |
| オフィスアワー/Office hours |
| 更新日/Date of renewal | 2026/02/25 | ||
|---|---|---|---|
| 授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
【目的】 情報化が進む社会では、ICT機器の活用能力が求められています。本授業では、教育現場でのICT機器の適切かつ効果的な活用方法を学び、教科指導や校務処理に活かせるスキルを習得することを目的とする。ICT機器の進化と多様化に伴い、教員には基本的な操作能力だけでなく、適切な活用スキルが求められているからである。 そこで本授業の内容が、今後この講義の受講者が教員として働いたときに、ICT機器(ハード・ソフト)を教科指導上はもちろん、校務処理等でも積極的、効果的にそして、他の職員と共同して活用できるようになることを主たる目的とする。さらに、ICT機器を生徒たちに活用させたり、指導したりすること等も含め、教育活動全体にICT機器を通じて情報リテラシ教育を推し進めるために必要となるものであり、しっかりと取り組んでほしい。 なお、近年急速に発展している人工知能の技術(以下AIと表記)については、社会の様々な場面において取り上げられ、利活用されるようになってきている。 このような状況を踏まえ、本授業では、教育現場における教員の業務補助という観点から、 情報機器活用の一環として、適切な範囲で取り上げる。 【方法】 今年度本授業は、講義と実習等を組み合わせた内容を対面方式で実施する。 手順は毎回次のような形式を基本とする。 本授業は対面で実施し、講義と実習を組み合わせる。授業の流れは以下の通り。 1 事前に大学のグループウエア(manaba)から授業資料を確認 2 講義を受講し、実際に操作を行う 3 授業中に演習問題が出される場合がある 4 指定された課題を作成し、期日までに提出 5 授業後、簡単な感想をメールで提出 6 授業内容の復習には、提供される動画コンテンツを活用する 実施教室は、2号館の第1実習室https://www.otaru-uc.ac.jp/center/room.htmlである。もし、自前のノートパソコンで、ネットに接続されたものがあれば、それを利用し授業を受け、大学のデスクトップパソコンを利用しなくても構わない。 |
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| 達成目標 /Course Goals |
本授業は、前記「授業の目的」を達成すべく、教育現場を念頭に、情報機器(パソコンを中心)と各種ソフトウェアを活用して様々な教材用コンテンツを作成したり、校務上必要なデータを収集・編集・分析したり、効果的なプレゼンテーション資料を作成したりすることにより、教育現場におけるICT機器の活用スキルを習得し、以下の能力を身に付けることを目標とする。 1 教材作成に必要な各種ソフトウェア(ワープロ、表計算、プレゼンテーション等)の効果的な活用能力 2 校務処理に必要なデータの収集・編集・分析等のスキル 3 ICT機器を活用したプレゼンテーション能力 4 教育現場や社会で求められる情報リテラシーの向上 ICT機器やソフトウェアの単なる使用方法ではなく、利活用する方法を理解・修得するとともに、適切に判断して使えることを目標とする。こうした教育現場での具体的実践例の学習が、学校だけでなく一般社会においても、さらに日常的にICT機器を活用するときにも必要であることを理解してほしい。 なお、授業は基本的に実習の形式を中心に実施するが、理論的な解説の講義形式も随時取り入れる。内容によっては、既に進んだ知識・技能を持っている学生については個別に課題を予定している。また、デジタルコンテンツは授業終了後いつでも何度でも視聴することができるようにしたので、復習や確認のために大いに活用してほしい。 |
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| 授業内容 /Course contents |
ICT機器・視聴覚機器を使用した実習形式、講義形式、そしてリアルタイムのときには一部問答などの対話形式も取り入れて授業を実施する。学生は自分の手元にある情報機器を使用した実習中心に、次に示す内容を学習する。 なお授業の進捗状況に応じて、順番を入れ替えたり、テーマ名や内容を多少変更したりする場合がある。 第1回 イントロダクション 第2回 ICT機器を利用した情報伝達ツールの効果的活用 第3回 Webアプリケーションを活用した、画像の効果的活用と表現方法 第4回 Officeソフトとその様々なツールの効果的活用 第5回 メタファイルによる効果的活用と表現方法(ベクタ形式) 第6回 生成AIを活用した文書生成とワープロソフトによる編集実践 第7回 AI時代の校務文書作成:文章と画像の統合的活用 第8回 プリンタの効果的活用(きれいでエコな印刷)と各種出力形式 第9回 Office上での実務的機能-絶対使えて、絶対必要な知識 第10回 表計算ソフトによるデータ活用とAI分析の基礎的理解 第11回 表計算ソフトの、多様な表示機能とその効果的プレゼンテーション 第12回 Officeソフト(Office Suite)間のデータ連係方法とその効果的活用 第13回 コミュニケーションの基礎とプレゼンテーションソフトの活用 第14回 Officeソフトとプレゼンテーションの実用例(教育現場での具体的な実践例) 第15回 最終回・社会の情報化と「教育の情報化」 ~ 実務で多く利用される、様々なファイル形式とその対応方法 その他 ネットワークとICT機器の発達が教育・生活に及ぼす影響、 ネットワーク社会における情報発信の課題、情報の運用と管理の在り方、そしてAI時代の文書作成と教員のことばと責任(AIが作成した文書に誤りがあった場合、誰が責任を負うか?) |
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| 事前学修・事後学修 /Preparation and review class |
本授業では、将来自分が教員として働くときに、情報化等社会の変化に適応するための知識及び技能として必要な内容であることを理解し、ICT全体を普段から意識して効果的に活用しようとすることが必要である。 事前学修: 授業の前には毎回必ず授業内容の資料をmanaba 上にアップするので、その資料を授業前にmanabaからダウンロードし、目を通しておくこと。 その他、準備として事前に自分のパソコンのネットワーク環境・manabaへのアクセス状況そして、使用するアプリケーションの動作確認が必要である。 事後学修: 授業終了後には、授業の感想をメールで、また、課題があれば指定された期日までにメールに添付するなどして提出すること。特に、ICT機器やソフトウェアの専門用語は、manabaの資料や指定の参考文献を活用して理解を深めること。また、質問があれば積極的にメールで送ってほしい。 特に、提出物の提出が評価に最も大きく影響するので、授業中に指示がある形式と内容で提出すること。 また、質問については翌週以降の授業中で、その内容とそれに対する答えを提示し、受講生全体にも共有化する。 |
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| 使用教材 /Teaching materials |
使用教材は毎時間、「manaba」上に、「本時の学習内容」として全て掲載する。なお、そこには、必要資料(ファイル)等や、毎回復習や理解の深化を支援するデジタル動画コンテンツを作成している。 参考図書・文献については、その都度別途紹介する。下記はその一例である。以下の参考文献が手元にあると授業の理解がより深まる。 ・「教育の情報化に関する手引」(平成22年10月・文部科学省) http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyouhou/1259413.htm ・「北海道学校教育情報化推進計画について」 https://www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/ict/hkd_jyohokakeikaku.html ・「教職課程におけるICT活用に関する内容の修得促進」(文部科学省) https://www.mext.go.jp/content/20210126-mxt_kyoikujinzai01-000012386-7.pdf?utm_source=chatgpt.com |
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| 成績評価の方法 /Grading |
授業後、必ずメールを提出すること。内容は、授業での自己評価を含む授業に対する感想・意見および授業の簡単なまとめ等とする。また、授業内で指示された課題を提出すること。さらに、第15回終了後に最終課題を提出すること。評価は、これらの提出物の内容および授業への主体的・積極的な参加姿勢を含め、下記の内容に基づき総合的に評価する。 具体的には、 ①メール ・メールの内容(40%) ・提出期限の遵守(10%) ※メールの内容には「自己評価」として、授業内容の理解度や自身の取組について必ず記述すること。 ②課題 ・内容の正確さ(20%) ・創造性(10%) ・提出期限の遵守(20%) 課題においては、知識の理解にとどまらず、状況に応じて適切に判断し、その根拠を示す思考過程を重視する。 最終評価は、授業期間中の評価(①メールおよび②課題)を100点満点で算出し、その得点の90%に最終課題(最大10点)を加えて算出する。 なお、最終課題は、授業全体を通した学修の成果および成長の過程を確認するものとして位置づける。これまでの学修を踏まえた主体的な取組および発展的な思考を重視し、総合的に判断する。 |
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| 成績評価の基準 /Grading Criteria |
・秀(100%~90%)授業内容について秀でた理解を有し、 各回の課題・レポート等(意見・質問等を含む)への取組、ならびに主体性・創造性を含む取組が特に優れている。 ・優(89%~80%)授業内容について優れた理解を有し、 各回の課題・レポート等(意見・質問等を含む)への取組、ならびに主体性・創造性を含む取組が優れている。 ・良(79%~70%)授業内容について十分な理解を有し、 各回の課題・レポート等(意見・質問等を含む)への取組、ならびに主体性・創造性を含む取組が良好である。 ・可(69%~60%)授業内容について基本的事項を理解しており、 各回の課題・レポート等(意見・質問等を含む)に取り組む姿勢が認められる。 ・不可(59%~0%)授業内容の理解が不十分であり、 各回の課題・レポート等(意見・質問等を含む)への取組や主体性・創造性が不足している。 |
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| 履修上の注意事項 /Remarks |
・本授業ではメールを多く活用する。大学から付与されたメールアドレスを事前に確認し、当該アドレスで送受信ができるようにしておくこと。本授業では原則としてそのメールアドレスを使用する。 ・各回の授業終了後、「成績評価の方法」に記載した内容のメールを提出すること。また、課題の指示がある場合は、指定された期日までに提出すること。提出が滞ると評価に影響するため注意すること。 ※本評価は出席点ではなく提出状況に基づく評価である。ただし、欠席が多くなると提出も困難となり、結果として単位取得の可能性が低くなるため留意すること。 なお、欠席の取扱いは、商大ホームページ(学内限定)掲載の「授業及び定期試験の欠席に関する取扱要項」に該当する場合のみ評価の際に考慮する。 ・授業中に生じた質問・疑問等は、その場で解決できない場合、必ずメール等で質問するなど、自ら解決する努力をすること。 ・授業内容や履修者に関する情報等を、SNS等へ投稿・掲載しないこと。 ・提出物の送信先は、以下の大学メールアドレスを使用すること。 y-kaneko@res.otaru-uc.ac.jp ・本授業は実習を中心とするため、試験は実施しない。 ・大学付与メールアドレスの利用に関する質問は、情報総合センターまたは大学問い合わせ窓口に連絡すること。 生成AIの活用について 本授業では、近年急速に発展している生成AIを、教育現場における業務補助や教材作成支援の一環として取り上げる。 生成AIの活用は原則として認めるが、以下の点に留意すること。 - 生成AIが出力した内容をそのまま提出物とすることは認めない。必ず自ら内容を確認し、必要に応じて修正・加筆すること。 - 生成AIの出力には誤りや不適切な表現が含まれる可能性があることを理解し、最終的な責任は利用者自身が負うこと。 - 課題において生成AIを活用した場合は、その旨を明記すること。 - 個人情報や学校現場に関わる機微な情報を生成AIに入力しないこと。 本授業では、生成AIを「思考を補助する道具」として位置づける。主体的に判断し、適切に活用できる態度の育成を目指す。 生成AIは有用な道具であるが、最終的な判断と責任は常に人間にある。特に教員志望の学生は、公的立場にある専門職を目指す者としての自覚を持ち、AIを活用する場合もその責任を自らが負うことを理解してほしい。 |
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| 実務経験者による授業 /Courses conducted by the ones with practical experiences |
該当する/Yes | ||
| 実務経験の概要 /Outline of their practical experiences |
・高等学校教諭(商業科・情報科)・教頭・校長 ・北海道立教育研究所附属情報処理教育センター研究研修主事 ・札幌市内のビジネス系専門学校講師 ・道内私立大学の非常勤講師 ・積丹町職員研修講座講師 |
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| 実務経験と授業科目との関連性 /Relevance between their practical experiences and the course |
① 札幌国際情報高校の開校から情報教育に携わり、北海道の高等学校初の光ファイバー回線導入と、大規模校内ネットワークを整備した。さらに生徒実習のコンピュータの機種やソフトウェアの選定、機器の配置計画を担当し、学校業務のためのグループウエアで成績管理・出席管理等、学校教育の情報化に携わった。 ② 平成12年から14年までの3年間、新設された教科「情報」のために北海道が主催した免許取得講習会で、講師として現職教員を指導した。 ③ 平成14年から17年までの4年間、北海道立教育研究所附属情報処理教育センターの研究研修主事として、授業の効果的な指導方法や教育の情報化として情報及び情報機器の活用について、教職員を対象に指導した。 ④ JICAからの依頼により、ボスニア・ヘルツェゴビナに赴き、同国の高等学校における情報教育用教育課程作成の協力に携わった。 ⑤ 高等学校の校長を退職後、私立大学で「商業科教育法」、ビジネス系専門学校で情報システム・コンピュータシステム等を担当した。 ⑥ 令和5年積丹町の職員用研修講座の講師を担当。オンラインで実施 ⑦ 専門教科商業の教科書「プログラミング」(実教出版社)作成の協力者 |
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| 備考 /Notes |
教材は毎回、「manaba」上にアップロードする。さらに、毎回授業の復習や理解の深化を支援する動画コンテンツも掲載するので、是非活用してほしい。 |
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| 授業実施方法 /Method of class |
①面接授業/Face-To-Face class | ||
| 遠隔授業 /Online class |
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| No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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| 該当するデータはありません | ||||