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| 科目一覧へ戻る | 2026/03/12 現在 |
| 科目名/Subject | 現代社会と歴史論 |
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| 担当教員(所属)/Instructor | 西永 亮 (商学部) |
| 授業科目区分/Category | 夜間主コース 専門共通科目 |
| 開講学期/Semester | 2026年度/Academic Year 前期/Spring Semester |
| 開講曜限/Class period | 水/Wed 6 |
| 対象所属/Eligible Faculty | 商学部夜間主コース/Faculty of CommerceNight School |
| 配当年次/Years | 2年 , 3年 , 4年 |
| 単位数/Credits | 2 |
| 研究室番号/Office | 西永 亮(540) |
| オフィスアワー/Office hours | 西永 亮(Eメール: nishiryo@res.otaru-uc.ac.jpで予約すること.) |
| 更新日/Date of renewal | 2026/03/02 | ||
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| 授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
授業の目的: 西洋の社会思想史を参照しながら,現代日本で広く読まれている小説を読解することによって,社会思想史の深さと射程について理解すると同時に,日本社会の問題点を発見することを目的とします. 読解対象: 朝井リョウ『死にがいを求めて生きているの』 〔以下,出版社内容情報より引用〕 誰とも比べなくていい。 そう囁かれたはずの世界は こんなにも苦しい 「お前は、価値のある人間なの?」 朝井リョウが放つ、〝平成〟を生きる若者たちが背負った自滅と祈りの物語 植物状態のまま病院で眠る智也と、献身的に見守る雄介。 二人の間に横たわる〝歪な真実〟とは? 毎日の繰り返しに倦んだ看護士、クラスで浮かないよう立ち回る転校生、注目を浴びようともがく大学生、時代に取り残された中年ディレクター。 交わるはずのない点と点が、智也と雄介をなぞる線になるとき、 目隠しをされた〝平成〟という時代の闇が露わになる。 今を生きる人すべてが向き合わざるを得ない、自滅と祈りの物語。 〔以上,引用終わり〕 授業の方法: Ⅰ小説読解のための社会思想史的な視点を参加者のあいだで共有するために,最初の2回は講義形式で行います(第2-3回). Ⅱ第4回以降は輪読形式で行います. 参加者の数にもよりますが,計画としては,あらかじめ決められた担当者が,使用教材の分担部分についてレジュメを作成し報告を行い,それを踏まえて参加者全員で議論します(実際の輪読形式については第1回で話し合いで決めます). もっとも,思想史的視点にこだわらず,むしろそれを揺るがすほどの自由で大胆な読解が期待されます. |
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| 達成目標 /Course Goals |
西洋の社会思想史についての応用的理解と,現代日本社会の自己理解を目指します. | ||
| 授業内容 /Course contents |
第1回 イントロダクションと実施計画 Ⅰ講義形式:比較・承認・ありのままの私 第2回 平等と「虚栄心」:「何者」=identityをめぐるホッブズと丸山眞男 第3回 「存在」と「外観」の分離:「ほんもの」の私=authenticityをめぐるルソー,チャールズ・テイラー,および宇野重規 Ⅱ輪読形式:朝井リョウ『死にがいを求めて生きているの』を読む (以下,小説の章立てが基本となります) 第4回 白井友里子 第5回 前田一洋 前編 第6回 前田一洋 後編 第7回 坂本亜矢奈 前編 第8回 坂本亜矢奈 後編 第9回 中間考察的ディスカッション 第10回 安藤与志樹 前編 第11回 安藤与志樹 後編 第12回 弓削晃久 前編 第13回 弓削晃久 後編 第14回 南水智也,および「特別付録」 第15回 最終ディスカッション |
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| 事前学修・事後学修 /Preparation and review class |
・テクストに出てくる重要な用語の意味を理解しておく. ・自身の授業ノートを読んで,授業内容を確認する. ・授業を振り返り要点をまとめておくこと. |
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| 使用教材 /Teaching materials |
◎使用教材:朝井リョウ『死にがいを求めて生きているの』(中公文庫) *電子書籍も可 ※講義形式の参考文献: ・ホッブズ『リヴァイアサン』 ・ルソー『人間不平等起源論』 ・丸山眞男「「である」ことと「する」こと」(『日本の思想』岩波新書) ・チャールズ・テイラー『〈ほんもの〉という倫理』(ちくま学芸文庫) ・宇野重規『〈私〉時代のデモクラシー』(岩波新書) ・朝井リョウ『何者』(新潮文庫) |
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| 成績評価の方法 /Grading |
授業への参加度(事前準備,当日の発言等):50% 期末レポート:50% |
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| 成績評価の基準 /Grading Criteria |
講義内容および使用教材の精確な理解への到達度が90%以上の場合が「秀」,80%以上の場合が「優」,70%以上の場合が「良」,60%以上の場合が「可」,59%以下の場合が「不可」となります. | ||
| 履修上の注意事項 /Remarks |
・自分が担当しない回でも必ず事前に教材を読み,議論に参加できるよう準備しておくこと. ・毎回の内容について,自分でノートにまとめること. ・安易な答えを出すのではなく,問いを発見すること. |
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| 実務経験者による授業 /Courses conducted by the ones with practical experiences |
該当しない/No | ||
| 授業実施方法 /Method of class |
①面接授業/Face-To-Face class | ||
| 遠隔授業 /Online class |
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