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| 科目一覧へ戻る | 2026/03/12 現在 |
| 科目名/Subject | 言語・文学特別講義(外国文学II) |
|---|---|
| 担当教員(所属)/Instructor | 林 弘晃 (商学部) |
| 授業科目区分/Category | 夜間主コース 共通科目 |
| 開講学期/Semester | 2026年度/Academic Year 前期/Spring Semester |
| 開講曜限/Class period | 木/Thu 6 |
| 対象所属/Eligible Faculty | 商学部夜間主コース/Faculty of CommerceNight School |
| 配当年次/Years | 1年 , 2年 , 3年 , 4年 |
| 単位数/Credits | 2 |
| 研究室番号/Office | 林 弘晃(1号館509室) |
| オフィスアワー/Office hours | 林 弘晃(在室時可) |
| 更新日/Date of renewal | 2026/03/03 | ||
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| 授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
<授業の目的> この授業では、西洋の文学作品を複数の観点から分析的に読むことを通じて、文学テクストへ理論的なアプローチができるようになることを目指します。授業では「テクスト」「解釈」「記号」といった作品分析のための基礎概念のほか、構造主義や受容理論など代表的な文学理論について学び、それを実際に文学作品の読解に応用していきます。 「文学作品」と一口に言っても色々ありますが、今年度は20世紀のドイツ文学を代表するフランツ・カフカの短編を中心に扱います。カフカの小説作品はどれも平易な文章で書かれているのですが、理由は不明だが主人公がいきなり虫になったり、理由は不明だが急に死んでしまったりと、ほとんどが一読しただけではよく分からない内容になっています。こういう時、「よく分からないなあ」で読書を終えてしまうのではなく、「実はこんなことを言っているのではないか」、「こんな隠されたテーマがあるのではないか」、「やっぱり意味などないのでは?」と読者の側から問いを投げかけてみることが重要です。カフカの短編はいわば森のようなもの。読者が自分で道を見つけ辿っていく必要があるのですが、この「道」(アプローチ)を指し示してくれるコンパスにあたるのが、「文学理論」と呼ばれるいくつかの「読みの型」です。 とはいえ、受講者の皆さんは「小説の読み方に複数のパターンがある」と言われてもピンとこない方がほとんどだと思うので、授業ではそのあたりの問題からじっくりと、一緒に考えていきたいと思います。 <授業の方法> 講義形式の授業ですが、毎回のレスポンスペーパーではその都度テクストを分析し、文章にまとめてもらいます。また、グループワークによる議論・発表も積極的に行い、可能なかぎり対話的に進めていく予定です。 |
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| 達成目標 /Course Goals |
・文学作品を分析的に読むことができるようになる ・複数の文学理論を理解し、そこから自身の「読む」行為を相対化できる ・西洋の文学作品を通じて異文化を知り、そこから自身の文化を相対化できる |
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| 授業内容 /Course contents |
1 導入、カフカの作品を実際に読んでみる 2 文学理論とはなにか 3 テクストと解釈 4 テクストと解釈 5 内容と形式 6 内容と形式 7 構造主義と記号論 8 構造主義と記号論 9 受容美学 10受容美学 11ジェンダー・スタディーズ 12ジェンダー・スタディーズ 13討論・発表 14討論・発表 15総括 |
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| 事前学修・事後学修 /Preparation and review class |
授業でグループワークをする際など、事前に指示があった場合は、かならず作品を読んだうえで議論に参加してください。 | ||
| 使用教材 /Teaching materials |
テクストはプリントで配布しますが、特に以下の書籍に収録されている作品を繰り返し取り上げるので、購入をお勧めします。 フランツ・カフカ『変身,掟の前で 他2編』(丘沢 静也訳, 光文社古典新訳文庫, 2007) |
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| 成績評価の方法 /Grading |
毎回のレスポンスペーパーを6割、期末の筆記試験を4割とし、以下の基準により評価します。 | ||
| 成績評価の基準 /Grading Criteria |
秀:学習内容について十分習得したうえで、独自の観点から応用できる。 優:学習内容について、十分に習得している。 良:学習内容について、おおむね習得している。 可:学習内容について、最低限のことを習得している。 不可:学習内容について、きわめて大きな伸びしろがある。 |
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| 履修上の注意事項 /Remarks |
・授業ではドイツ語の原文も参照する場合もありますが、受講者にドイツ語の知識を要求するものではありません。 ・授業の三分の一以上を欠席すると、自動的に単位取得権利を失います。 |
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| 実務経験者による授業 /Courses conducted by the ones with practical experiences |
該当しない/No | ||
| 授業実施方法 /Method of class |
①面接授業/Face-To-Face class | ||
| 遠隔授業 /Online class |
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