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| 科目一覧へ戻る | 2026/03/12 現在 |
| 科目名/Subject | 天野 大輔 3年ゼミ |
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| 担当教員(所属)/Instructor | 天野 大輔 (商学部) |
| 授業科目区分/Category | 昼間コース 学科別専門科目 |
| 開講学期/Semester | 2026年度/Academic Year 前期/Spring Semester |
| 開講曜限/Class period | 火/Tue 4 , 火/Tue 5 |
| 対象所属/Eligible Faculty | |
| 配当年次/Years | 3年 , 4年 |
| 単位数/Credits | 0 |
| 研究室番号/Office | 天野 大輔( 337) |
| オフィスアワー/Office hours | 天野 大輔( 講義時間の前後。それ以外の場合は、事前にe-mailで連絡すること。) |
| 更新日/Date of renewal | 2026/02/23 | ||
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| 授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
現実の様々な問題に対して、経済学(を用いた思考実験)は考え方の指針を与えてくれます。経済学はその専門的知識を利用することによって、お金を儲けるための手段になるとは限りません。我々を取り巻く世界や環境が刻々と変化していく中で、論理的な学習や思考実験の積み重ねを通じて、様々な形態の共同体(社会)の中で発生する軋轢や衝突(つまり、社会問題)を解決するための方策や、共同体を維持・発展するための制度(ルール)や経済政策の在り方を考察することは重要な価値があります。本ゼミにおいて(応用)経済学を継続的に学ぶ目的は、速いスピードで目まぐるしく変わる世間の価値観に対応して、いわゆる「社会からの要請」に応えることのできる人材を育成することです。 世界経済ではアメリカのトランプ大統領による関税措置やロシアのプーチン大統領によるウクライナ侵攻のように、不確実性がますます深まりつつあります。他方、現状の日本経済はいわゆる「失われた30年」の間に、労働生産性の向上、財政赤字の削減および少子高齢化への対策のような諸問題に直面しています。このような現代社会に生きる皆さんが本ゼミを通じて、研究開発(R&D)や技術革新(イノベーション)によって、生成AI(生成的人工知能)のような最新技術が次々に産み出されていく環境の中で、将来において眼前に立ちふさがる個別の課題を克服するために、「経済学的な」考え方や論理的な思考および他者への説得的な説明能力がどれだけ有効であり、かつ視野を拡げてくれるかを認識してもらうことを研究指導の目的とします。 |
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| 達成目標 /Course Goals |
3年次ゼミ活動の最終的な達成目標は、4年次において卒業論文を作成するスケジュールを前提として、それまでに学んだ経済学の専門的知識および「経済学的な」論理的思考を卒論という「形(かたち)」にまとめるための準備的考察を整えておくことです。したがって、3年次のゼミではそのための学問探究、すなわち経済モデルを利用した思考実験を、ゼミ形式の授業(参加者との議論)を通じて繰り返し積み重ねます。 具体的には、国内外で広く使用されている学部レベルの応用マクロ経済学(下記の経済成長モデル)の著名なテキストをゼミ生で輪読することによって、卒業までに専門的な経済学の一分野を、そして少なくとも基礎的な経済理論を修めてもらうことを到達目標とします。 他方、毎回のゼミでの議論を通じて、報告担当者として入念な下調べに基づいた輪読での論理的な説明能力や口頭発表のパフォーマンスの向上も、併せて重要な達成目標とします。 |
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| 授業内容 /Course contents |
毎回、以下でテキストとして指定した国内外で幅広く使用されている応用マクロ経済学の著名なテキストを輪読します。具体的には、事前に決められた報告担当者が割り当てられたテキストの発表担当箇所の内容を事前に入念に調査・下調べをして、ゼミの時間に参加者の面前で口頭(日本語)で発表および解説してもらいます。 | ||
| 事前学修・事後学修 /Preparation and review class |
報告担当者は、割り当てられたテキストの発表担当箇所に関して、事前の入念な下調べや予習の他に、発表を円滑に行うための資料(調査ノート、ハンドアウトおよび投影資料)作成などの準備を要請します。 また、担当箇所の内容を解読・理解するためには、担当者は事前の下調べや報告準備の際に、先の担当者によって発表された報告内容に関して事後的な復習が必要になります。 |
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| 使用教材 /Teaching materials |
現状では、以下のテキストを教科書として輪読する予定です。 “Introduction to Economic Growth”, Charles I. Jones and Dietrich Vollrath (著), Norton & Co; 4th International student版, 2024 ただし、開講時までに他の最新かつ有意義なテキストが発刊された場合には、上記のテキストを変更する場合もあり得ます。また、参考図書としては、上記のテキストの前版の他に、以下の文献があります。 “Economic Growth”, Quamrul Ashraf and David N. Weil (著), Routledge; 4th版, 2024 “Introduction to Economic Growth”, Charles I. Jones and Dietrich Vollrath (著), Norton & Co; 3rd International student版, 2013 |
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| 成績評価の方法 /Grading |
2年間の研究指導の成績(12単位)は総合的に評価されます。成績評価の方法は、「3年次のゼミの平常点(つまり、報告内容に対する質疑応答やそれらから派生する議論への参加度・貢献度)および発表のパフォーマンス + 4年次のゼミの平常点および発表のパフォーマンス + 卒論の質」に基づいて、総合的かつ集計的に評価されます。 ゼミではフロアの参加者はもちろんのこと、特に発表担当者の無断欠席は厳禁とし、それを重ねた場合は研究指導における単位不認定の対象とします。 就活および公務員試験時期の欠席回数に関して、フロアの場合の欠席(の累積)については、追加的な発表の割り当てや課題(テキストの演習問題の解答など)の提出を要請する場合があります。また、この要請の履行は単位認定の基準に加えます。特に、欠席理由に乏しい悪質な欠席が累積する場合については、単位(不)認定を面談での指導のうえで経済学科や本学のルールである「統一評価基準」に従って判断します。 |
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| 成績評価の基準 /Grading Criteria |
成績評価の基準に関して、最終的な成績評価は経済学科の「統一評価基準」に従います。その他の評価方法に関わる事項については、初回のオリエンテーションで確認します。就活および公務員試験の時期に許容される欠席数については、単位認定に関する「統一評価基準」の範囲内とし、それを超える場合については面談等での事前の話し合いを要請します。 また、口頭報告のパフォーマンス評価に関する基準となりうる目安は、以下の通りです。 ①:入門レベルのマクロ経済学の基礎的理論を理解している。…可 ②:①に加えて、テキストの経済成長理論モデルの分析やその含意を論理的に説明することができる。…良 ③:②に加えて、テキストの報告箇所に掲載された理論モデルを評価したり、経済政策の効果やその限界を論理的に説明することができる。…優 ④:③のレベルにおいて特に優れている。拡張的なモデル分析が可能である。…秀 |
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| 履修上の注意事項 /Remarks |
注意事項として、火曜日の時間帯でのゼミになります。将来的に、同時間帯での合同ゼミになる可能性があります(翌年度の3年ゼミ生の最終的な内定者が少ない場合)。 ゼミ活動に関する重要な事項(例えば、就活における校内説明会の案内など)はmanabaの当該掲示板(スレッド)で連絡するので、当該掲示板への書き込みを留意するだけでなく、いつでも閲覧およびリマインドが可能になるように設定しておくこと。また、教員へ連絡する場合は、本学から割り当てられた各自のアドレスから送信すること(そうでない場合は返信しないこともある)。 また、昨今の事情(様々な感染症の流行や厳冬期の悪天候により通学が困難な状況)を鑑みてゼミが遠隔方式で実施されることになった際には、発表担当者は各自で事前にパワーポイントなどを用いて投影資料を作成して、当日はTeams等で口頭報告してもらいます。その際に、当該資料はフロアのためのハンドアウトとしてmanabaのコースコンテンツの掲示板(スレッド)に事前にULしてもらいます。 |
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| 実務経験者による授業 /Courses conducted by the ones with practical experiences |
該当しない/No | ||
| 備考 /Notes |
担当教員との連絡はmanabaの掲示板(スレッド)かemailで行うこと。アドレスは次の通り。 amano@res.otaru-uc.ac.jp |
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| 授業実施方法 /Method of class |
①面接授業/Face-To-Face class | ||
| 遠隔授業 /Online class |
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