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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2026/03/12 現在

科目名/Subject 歴史学II(昼間コース)
担当教員(所属)/Instructor 藤本 健太朗(商学部)
授業科目区分/Category 昼間コース 共通科目
開講学期/Semester 2026年度/Academic Year  後期/Fall Semester
開講曜限/Class period 水/Wed 3
対象所属/Eligible Faculty 商学部昼間コース/Faculty of CommerceDay School
配当年次/Years 1年,2年,3年,4年
単位数/Credits 2.0
研究室番号/Office
オフィスアワー/Office hours
更新日/Date of renewal 2026/02/27
授業の目的・方法
/Course Objectives and method
「現代史学概説」

授業の目的:
授業では「現代史」を扱います。現代史とは、私たちが生きている「今」をその起源にまでさかのぼって、成り立ちとそれからの変化とを跡づけることで、これからの行動のための一般的な指針を導き出すことを基本的課題とする歴史の考え方です(溪内謙『現代史を学ぶ』)。
対象として、20世紀という時代の歴史を検討します。現在、わたしたちが住んでいる世界では、地球上の遠く離れたところで生じた事件(たとえばウクライナの戦争やアメリカの大統領選挙など)の情報を、ほとんど瞬時のうちに世界中で共有し、それらの事件はただちに自分たちの生活に影響をおよぼします。このような相関関係に人類社会がおかれるようになったのが20世紀であり、私たちが現在享受している社会システムや文化、抱えている諸問題などは、20世紀の歴史から生じているものが非常に多くあります。
しかし、20世紀の歴史の事象をただ知るだけでは、上記の「基本的課題」は達成されません。歴史の事象を一般化・抽象化して、現代の問題と接続させて考えることが必要であり、これが「歴史学的な考え方」です。この授業では、歴史上の出来事を知識として覚えるのではなく、それを題材としながら、20世紀の歴史と21世紀現在の諸問題をともに歴史学的に考えることで、私たちが抱える問題をより多面的に理解する方法を身につけることを目的としています。

授業の方法:
授業は毎回、
教員が講義する
→学生が講義内容について自分で考えアウトプット(事後学習)
→学生の考えたことを踏まえて教員が議論する
というサイクルで、知識を得ることよりも歴史を通して自分なりに考えることを重視します。講義内容を覚えること、あるいは講義内容を完全に理解することは全く求めません
初回は、歴史学の考え方、現代史という概念、現代と歴史の関係について学習します。
第2回〜第15回では、20世紀の歴史について考えます。第2回で大まかな流れを掴み、第3回以降は毎回キーワードとなる重要なトピックについて考えます。
達成目標
/Course Goals
・歴史学的な考え方を理解する
・現代世界を歴史学的に捉えることができる
・現代日本や自分の周辺を相対的に捉えることができる
・20世紀の社会と文化を知る
授業内容
/Course contents
各回の講義内容は次のとおり。ただし、履修者の知識、習得度合に応じて講義の順番や講義内容を変更する場合がある。
<概論>
1. 歴史学の考え方、現代史と現代
<20世紀を歴史的に考える>
2. 20世紀の歴史概説
3. 共産主義とソ連
4. 第一次世界大戦
5. ファシズム
6. 第二次世界大戦
7. アメリカの「正義」
8. ヨーロッパ統合
9. アラブ・イスラーム世界の20世紀
10. 大日本帝国
11. 戦後日本の「独立」
12. アフリカと植民地主義
13. 中国と「台湾」の20世紀
14. ポピュリズムと大衆社会
15. 環境問題の20世紀
事前学修・事後学修
/Preparation and review class
事前学修:取り扱うテーマについて自分なりに調べてみる
事後学修:取り扱ったテーマについて自分なりに考え、responにてワークを提出する
使用教材
/Teaching materials
使用教材は指定しない。講義スライドはmanabaへアップロードする。
各回の授業のテーマに関連する参考文献についてはその都度提示する。

講義では細かな事実関係を網羅しないので、それを補完したい場合は以下の参考文献が有用である。
・北村厚著『20世紀のグローバル・ヒストリー:大人のための現代史入門』(ミネルヴァ書房、2021年)

また、以下の参考文献はそれぞれのテーマに関する理解をより深めるために有用である。
・喜多千草編著『20世紀の社会と文化』(ミネルヴァ書房、2024年)
・南塚信吾編著『国際関係史から世界史へ (MINERVA世界史叢書3)』(ミネルヴァ書房、2020年)
・小澤卓也、田中聡、水野博子編著『教養のための現代史入門』(ミネルヴァ書房、2015年)
成績評価の方法
/Grading
ワークシート:45点(3点×15回)
期末レポート:55点(レポート課題と提出方法、また評価基準については第1回の授業で提示する)
正当な事由以外で授業を5回以上欠席した、あるいはワークシートの不提出が5回以上であった場合は、期末レポートの提出を受理しない。何を「正当な事由」とするかについては第1回の授業で提示する。
成績評価の基準
/Grading Criteria
上記方法で算出した点数の合計によって評価する
秀:100点~90 点
優:89 点~80 点
良:79 点~70 点
可:69 点~60 点
不可:59 点以下
履修上の注意事項
/Remarks
・高校程度の世界史や日本史の知識を有することが望ましいが、知識を問う講義ではない上に、上記の参考文献などで補完することも可能なので、必須ではない
・講義に関する情報や他の履修者に関する情報をSNS 等へ提示したり、履修者以外へ教えたりしないこと
・毎回の講義においてワークシートを提出する。そのため、欠席が多くなるほど単位取得の可能性が低くなることに注意すること
実務経験者による授業
/Courses conducted by the
ones with practical
experiences
該当しない/No
授業実施方法
/Method of class
①面接授業/Face-To-Face class
遠隔授業
/Online class
遠隔授業/Online class

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