科目一覧へ戻る | 2025/08/20 現在 |
科目名/Subject | マーケティング戦略 |
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担当教員(所属)/Instructor | 関 隆教 (商学部) |
授業科目区分/Category | 昼間コース 学科別専門科目 |
開講学期/Semester | 2025年度/Academic Year 後期/Fall Semester |
開講曜限/Class period | 金/Fri 4 , 金/Fri 5 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学部昼間コース/Faculty of CommerceDay School,商学部夜間主コース/Faculty of CommerceNight School |
配当年次/Years | 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 4 |
研究室番号/Office | |
オフィスアワー/Office hours |
更新日/Date of renewal | 2025/08/18 | ||
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授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
【授業の目的】 マーケティングとは,顧客が欲しいと思う製品・サービスの提供を通じて,顧客ニーズを満たし,他社との差別化を実現する企業の市場戦略です。本授業では,マーケティングの基礎的な理論や概念,分析枠組みを理解し,ビジネスでいかに活用されているのかについて理解を深めるだけでなく,学修した理論を実際の企業活動に当てはめ,分析・思考する能力を身につけることを目的とします。 【授業の方法】 授業は「理論セクション」と「ケース分析セクション」から構成されます。理論セクションでは,マーケティングの基本的な理論・概念・分析手法について講義を行います。 ケース分析セクションでは,企業のマーケティング戦略に関するケースを取り上げ,当該企業を取り巻く環境を分析し,今後,どのような戦略を取るべきかをグループで議論します。優れたケース分析を行ったグループには,プレゼンテーションを行ってもらいます。 なお,履修者数に応じて,授業方法の変更(例えば,プレゼンテーションの方法の変更等)があるかもしれません。その点は授業の際に説明します。 |
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達成目標 /Course Goals |
①マーケティングの基本的な理論や概念,分析枠組みを理解し,そのような理論・概念がなぜ必要なのかといった背景にある要因を説明することができる。 ②企業のマーケティング戦略を分析し,課題の発見および解決策を提示することができる。 |
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授業内容 /Course contents |
【理論セクション】 第1回 イントロダクション 第2回 マーケティングの考え方と市場概念 第3回 マーケティング環境の分析 第4回 セグメンテーションとターゲティング 第5回 ポジショニングと製品差別化 第6回 製品戦略①:新製品開発と製品ライフサイクル 第7回 製品戦略②:ブランドマネジメント 第8回 製品戦略③:デジタル製品の展開と顧客との共創戦略 第9回 価格戦略①:価格の役割と設定方法 第10回 価格戦略②:ダイナミック・プライシング 第11回 チャネル戦略①:チャネル選択とチャネル管理 第12回 チャネル戦略②:オムニチャネル戦略 第13回 プロモーション戦略①:プロモーション・ミックス 第14回 プロモーション戦略②:ソーシャルメディアとプロモーション 第15回 デジタル・マーケティング①:プラットフォーム・ビジネス 第16回 デジタル・マーケティング②:シェアリングエコノミー 第17回 中間テスト 【ケース分析セクション】 第18回 ケース分析の考え方と進め方 第19回 X社ケース分析のグループワーク① 第20回 X社ケース分析のグループワーク② 第21回 X社ケース分析のグループワーク③ 第22回 X社ケース分析のグループワーク④ 第23回 X社ケース分析のプレゼンテーション 第24回 X社ケース分析の総評と理論的解説 第25回 Y社ケース分析のグループワーク① 第26回 Y社ケース分析のグループワーク② 第27回 Y社ケース分析のグループワーク③ 第28回 Y社ケース分析のグループワーク④ 第29回 Y社ケース分析のプレゼンテーション 第30回 Y社ケース分析の総評と理論的解説,本講義の総括 |
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事前学修・事後学修 /Preparation and review class |
【事前学修】 ・事前に配布資料を読み,わからない用語等は調べておくこと。 ・ケース分析は,個々人がケース資料を熟読していなければ,ディスカッションを行うことはできません。事前に資料を必ず読んでおくこと。 ・新聞,雑誌,報道などの記事,あるいはwebサイトなどを用いて,日頃から最新のビジネスの動向について理解を深めておくこと。 【事後学修】 ・参考書などを参照し,知識の定着化に努めること。 |
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使用教材 /Teaching materials |
教科書は用いませんが,資料を配布します。授業資料やケース資料はmanabaにアップロードします。 【参考書】 ・グロービス経営大学院編(2019)『グロービスMBAマーケティング(改訂4版)』ダイヤモンド社. ・久保田進彦・澁谷覚・須永努(2022)『はじめてのマーケティング 新版』有斐閣. ・西川英彦・澁谷覚編(2019)『1からのデジタル・マーケティング』碩学舎. ・高嶋克義・桑原秀史(2008)『現代マーケティング論』有斐閣アルマ. ・小樽商科大学ビジネススクール編(2020)『MBAのためのケース分析(三訂版)』同文舘出版. |
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成績評価の方法 /Grading |
成績評価については,下記の項目によって評価を行います。 ・中間試験 :50点 ・ケース分析レポート:50点 |
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成績評価の基準 /Grading Criteria |
・秀:成績評価の総合点数が100点~90点 マーケティングの基本的な理論や概念,分析枠組みを正確に理解している。また,それらの諸理論を用いて,企業のマーケティング戦略の課題を発見し,優れた解決策を提示することができる。 ・優:89点~80点 マーケティングの基本的な理論や概念,分析枠組みを十分に理解している。また,それらの諸理論を用いて,企業のマーケティング戦略の課題を発見し,解決策を提示することができる。 ・良:79点~70点 マーケティングの基本的な理論や概念,分析枠組みを概ね理解している。また,それらの諸理論を用いて,企業のマーケティング戦略の課題を発見し,解決策を提示することが一定程度できる。 ・可:69点~60点 マーケティングの基本的な理論や概念,分析枠組みを最低限理解している。また,それらの諸理論を用いて,企業のマーケティング戦略の課題を発見し,解決策を提示することが最低限度できる。 ・不可:59点以下 マーケティングの基本的な理論や概念,分析枠組みの理解には至っていない。また,それらの諸理論を用いて,企業のマーケティング戦略の課題を発見し,解決策を提示することができていない。 |
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履修上の注意事項 /Remarks |
・初回の講義の際に,講義の進め方,評価方法,注意事項等を説明しますので,必ず出席するようにしてください。 ・講義内でresponを使用することがあります。アクセスできる端末を毎回持参するようにしてください。 ・講義中の発言やプレゼンテーションは評価点をプラスします。 ・講義に関する情報や他の履修者に関する情報を,SNS 等へ提示したり,履修者以外へ教えたりしないでください。 |
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実務経験者による授業 /Courses conducted by the ones with practical experiences |
該当しない/No | ||
授業実施方法 /Method of class |
①面接授業/Face-To-Face class | ||
遠隔授業 /Online class |
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