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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2024/01/31 現在

科目名/Subject 行政法II
担当教員(所属)/Instructor 齋藤 健一郎 (商学部)
授業科目区分/Category 昼間コース 学科別専門科目
開講学期/Semester 2023年度/Academic Year  後期/Fall Semester
開講曜限/Class period 金/Fri 2
対象所属/Eligible Faculty 商学部昼間コース/Faculty of CommerceDay School,商学部夜間主コース/Faculty of CommerceNight School
配当年次/Years 3年 , 4年
単位数/Credits 2
研究室番号/Office
オフィスアワー/Office hours
更新日/Date of renewal 2023/02/21
授業の目的・方法
/Course Objectives and method
【注意】
●履修は、行政法Ⅰの単位を取得した者に限る。

【授業の目的・対象】
 この講義では、行政法総論と行政救済法の中で、前期の行政法Ⅰの講義では扱わなかった典型的論点を取り上げる。行政法Ⅰ・Ⅱをあわせて履修することで、行政法の全体を学ぶことを目的とする。

【授業の方法】
 基本知識や判例を解説する。
達成目標
/Course Goals
・行政法総論・行政救済法の典型的論点について標準的な知識を習得する。
・各論点につき、制度、学説、判例を理解する。
・各論点につき、習得した知識を用いた基本的な事例分析を行えるようになる。
授業内容
/Course contents
以下は予定の論点であり、第1回の授業時に授業内容の詳細を示す。

第1回 行政活動の諸問題(1) 行政契約、行政計画
第2回 行政活動の諸問題(2) 行政指導、行政規則
第3回 行政活動の諸問題(3) 行政調査、行政情報  
第4回 行政活動の諸問題(4) 行政上の義務履行確保、行政法と民事法
第5回 行政訴訟の諸問題(1) 抗告訴訟の対象①
第6回 行政訴訟の諸問題(2) 抗告訴訟の対象② 
第7回 行政訴訟の諸問題(3) 原告適格①
第8回 行政訴訟の諸問題(4) 原告適格②
第9回 行政訴訟の諸問題(5) 出訴期間、訴えの利益、仮の救済
第10回 行政訴訟の諸問題(6) 抗告訴訟の審理・判決
第11回 行政訴訟の諸問題(7) 住民訴訟、機関訴訟
第12回 行政不服審査、行政審判 
第13回 国家賠償法(1) 立法行為、司法行為
第14回 国家賠償法(2) 薬害、公害・環境汚染
第15回 国家賠償法(3) 空港騒音、求償請求
事前学修・事後学修
/Preparation and review class
【事前学修】
『判例行政法入門』や参考文献を読む
事前配布する講義資料を一読し、各回の全体像や要点を把握しておく

【事後学修】
概説書を読み直す
授業で取り上げた裁判例や、紹介した資料を読む
使用教材
/Teaching materials
講義資料を事前配付する

●教科書
村上裕章『スタンダード行政法』(有斐閣、2021年)
*上記は推奨する教科書。第1回の授業で、他の教科書・参考書の一覧を示す。

●判例集 *必ず用意すること
芝池義一=太田直史=山下竜一=北村和生編『判例行政法入門〔第7版〕』(有斐閣、2022年) 2100円+税

●六法  *必ず用意すること
ポケット六法など、小型の六法を1冊、用意すること。
成績評価の方法
/Grading
期末試験 100%
成績評価の基準
/Grading Criteria
上記の「達成目標」の達成度の観点から、上記の成績の合計点により、秀(90~100)、優(80~89)、良(70~79)、可(60~69)で評価する。
履修上の注意事項
/Remarks
【注意】
履修は、行政法Ⅰの単位を取得した者に限る。
リンク先ホームページアドレス
/URL of syllabus or other information
参考文献
企業法学科科目・参考文献eBookリスト
https://library.otaru-uc.ac.jp/201909law_ebook/
実務経験者による授業
/Courses conducted by the
ones with practical
experiences
該当しない/No
授業実施方法
/Method of class
①面接授業/Face-To-Face class
遠隔授業
/Online class
遠隔授業/Online class

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