シラバス参照

授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2024/01/31 現在

科目名/Subject 簿記原理A(昼間コース)
担当教員(所属)/Instructor 櫻田 譲 (商学部)
授業科目区分/Category 昼間コース 学科別専門科目
開講学期/Semester 2023年度/Academic Year  後期/Fall Semester
開講曜限/Class period 火/Tue 2
対象所属/Eligible Faculty
配当年次/Years 1年 , 2年 , 3年 , 4年
単位数/Credits 2
研究室番号/Office
オフィスアワー/Office hours
更新日/Date of renewal 2023/04/11
授業の目的・方法
/Course Objectives and method
インターネットのニュースを見ていると、大学卒業後に大学時代に学んでおけばよかった勉強の筆頭として「お金の知識」が挙げられると言います。お金の知識に関する勉強と言えば経済学部や経営学部、商学部などで提供される簿記や会計の勉強で知識の獲得が可能になりますが、本講義がまさにお金の知識を獲得するための入門の授業となります。
四半世紀も前は就職して退職する頃には企業がたくさんの退職金を用意してくれました。しかし企業年金制度も破綻し、われわれ一人一人がいただいたお給料をどのように増やすべきなのか、考えなければなりません。経済を含めて世の中全体が複雑になっているために、いまを生きる皆さんは、昔の人達に比べてお金の知識を身につけなければならないのです。
お金を増やすには投資をすることになりますが、投資先として将来的に業績が向上する企業を選ぶ目を養わなければなりません。そのためには企業業績の良し悪しがいかにして測定されるのか学ぶ必要があります。その獲得した知識の活用は就職活動における会社選びの機会で活かされるでしょう。業績の良い企業や財務的に安全な企業を⾒分けようとした時、簿記や会計に対する理解の差が、企業選びに差をもたらすかもしれません。以上のように本講義の目的は、企業活動に係るお金の知識について、その基本を学ぶことにあります。
なお、シラバス作成段階において確定的なことは言えないのですが、15回の講義のうち1回分で外部からゲストを招いての講演を企画しています。仮に実施されることとなった場合、当該講演への参加後、レポート作成し、提出してもらう予定です。講演実施の場合、小テストは2回に減り、1回分がレポート評価となります。
達成目標
/Course Goals
簿記や会計の初歩的な学習においては簡単な財務諸表(損益計算書と貸借対照表)の作成を自立的に行えるようになるという目標が設定されます。簿記には企業の活動を記録する仕訳という特殊なルールがあり、訓練しないと身につくものではありません。本講義では複式簿記システムの基本と決算に至る前までの会計処理の理解が可能となるように目標を設定し、皆さんの学習をサポートします。
授業内容
/Course contents
以下の構成で15回の講義を行いますが、その合間に3度の小テストを実施します。小テストは実施日の一週間前に告知します。
1.ガイダンス・簿記とは(1回)
2.企業会計の基礎(1回)
3.現⾦預⾦の概念(1回)
4.現金預金の会計処理(1回)
5.商品売買の概念(1回)
6.商品売買の会計処理(1回)
7.売掛金・買掛金の概念と会計処理(1回)
8.手形取引の概念(1回)
9.手形取引の会計処理(1回)
10.そのほかの債権債務の概念と会計処理(1回)
11.有価証券の概念(1回)
12.有価証券の会計処理(1回)
13.固定資産の概念(1回)
14.固定資産の会計処理(1回)
15.資本と純資産(1回)
事前学修・事後学修
/Preparation and review class
講義開始前までに1時間程度の時間をかけて教科書を一読しておいてください。講義ではテキストの問題を解いたり、配布した資料(練習問題)を解きます。その復習を講義修了後に1時間程度かけてください。
使用教材
/Teaching materials
『<五訂版>基礎簿記会計』 五絃舎
成績評価の方法
/Grading
成績評価は①⼩テスト:②期末テストが5:5となります。小テストは15回講義の中で3度実施する予定であり、小テスト実施日は対面で行いますので、教室へお集まりください。授業中の発言により評価点をプラスします。なお、小テスト実施日は前の週にアナウンスし、1回分はレポートに代わる可能性があります。また小テスト並びに期末テストでは指定テキストの持ち込み並びに電卓の使用を許可しますが、スマートフォンやケータイの電卓使用は認めません。
成績評価の基準
/Grading Criteria
上記成績評価方法によって総合点を100点とし、60点に満たない者を不合格とします。
履修上の注意事項
/Remarks
本科目(簿記原理Aクラス)の履修可能者は、各年次の学生番号の下3桁が、001番から208番、417番から455番までの学生とする。

3度の小テスト以外はすべてリモート講義となりますので、各⾃で遠隔授業を視聴するに当たって必要となるパソコンやマイク、webカメラの準備をしておいてください。また計算科目ですので、電卓使用に慣れるようにしてください。
リンク先ホームページアドレス
/URL of syllabus or other information
URL of syllabus or other information(100字)
https://researchmap.jp/taxation
実務経験者による授業
/Courses conducted by the
ones with practical
experiences
該当しない/No
授業実施方法
/Method of class
③遠隔授業(ハイブリッド)/Online class(including face-to-face classes less than 7 weeks)
遠隔授業
/Online class
遠隔授業/Online class

科目一覧へ戻る