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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2024/01/31 現在

科目名/Subject 現代経済理論II
担当教員(所属)/Instructor 中島 大輔 (商学部)
授業科目区分/Category 昼間コース 学科別専門科目
開講学期/Semester 2023年度/Academic Year  前期/Spring Semester
開講曜限/Class period 月/Mon 5
対象所属/Eligible Faculty 商学部昼間コース/Faculty of CommerceDay School,商学部夜間主コース/Faculty of CommerceNight School
配当年次/Years 3年 , 4年
単位数/Credits 2
研究室番号/Office 中島 大輔
オフィスアワー/Office hours 中島 大輔(By Appointment)
更新日/Date of renewal 2023/03/01
授業の目的・方法
/Course Objectives and method
この授業では、二年次配当のミクロ経済学で多少カバーされたゲーム理論について深く学びます。

ゲーム理論は、様々な利害を持った個人(あるいは企業・政府など)が、互いに相手の行動や隠し持っている情報を読みあって、自分の行動を決めるような状況(これを戦略的状況と呼びます)を分析する道具です。

ゲーム理論は、経済学・経営学・政治学・社会学・心理学・歴史学・生物学といった分野から、スポーツの分析まで駆け引きがあることならば何でも分析対象にします。現在の社会科学の標準的なツールとなっています。

ゲーム理論を学ぶことにより、他のあらゆる社会科学系の科目、とりわけ経済学・経営学科目の見通しがよくなります。また、皆さんの卒業論文にも資するところ大でしょう。

特に本講義で現れる応用例としては、
 企業の価格・数量競争、戦略的投資、オークション、評判形成
などがあげられます。
達成目標
/Course Goals
ゲーム理論の基本的な概念(戦略・利得表、ゲームの樹、均衡)を理解し、これらを表現・計算できるようになること。

さらに自分の興味のある問題にゲーム理論を応用して、自ら社会問題を分析できるようになること。
授業内容
/Course contents
講義形式で行いますが、不定期に市場競争などをシミュレートして「あなたならばどうしますか」といったロールプレイングをおこなうことがあります。

講義の流れはおおむね以下の通りです。
1.イントロダクション
2.同時手番・完備情報(秘密の情報なし)ゲーム 
3.逐次手番・完備情報ゲーム
4.同時手番・不完備情報(秘密の情報あり)ゲーム
5.逐次手番・不完備情報ゲーム
事前学修・事後学修
/Preparation and review class
事前学習
 梶井厚志(2002)『戦略的思考の技術―ゲーム理論を実践する』中公新書
 鎌田雄一郎『ゲーム理論入門の入門 』岩波新書
のいずれかを読み、1000字程度で感想文を提出すること。(講義開始後2週間を閉め切りとします。) これを履修の条件とします。

事後学習
 講義の進行に応じて練習問題を課しますので、各自でこなしておくこと。
使用教材
/Teaching materials
教科書・参考書については必要に応じて講義開始後に紹介します。
成績評価の方法
/Grading
履修者の人数に応じて
 持ち帰り試験 または 期末試験
のいずれかで成績を決定します。

これに加えて
講義中のロールプレイングゲームの成績により加点があります。
成績評価の基準
/Grading Criteria
経済学科の統一基準に準じます。
履修上の注意事項
/Remarks
manabaを利用して、講義中にロールプレイングを行いますので、各自スマートフォンに必要なソフトウェアをインストールして持参してください。スマートフォンを所有していない学生は、教務課に相談して必要な機器をレンタルしておいてください。
実務経験者による授業
/Courses conducted by the
ones with practical
experiences
該当しない/No
授業実施方法
/Method of class
①面接授業/Face-To-Face class
遠隔授業
/Online class
遠隔授業/Online class
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません

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