シラバス参照

授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2024/01/31 現在

科目名/Subject 北海道産業論Ⅱ
担当教員(所属)/Instructor 北川 泰治郎 (グローカル戦略推進センター) , 玉井 健一 (商学部)
授業科目区分/Category 昼間コース 共通科目
開講学期/Semester 2023年度/Academic Year  前期/Spring Semester
開講曜限/Class period 火/Tue 2
対象所属/Eligible Faculty 商学部昼間コース/Faculty of CommerceDay School,非正規生商学部特別聴講学生/非正規生商学部特別聴講学生,商学部夜間主コース/Faculty of CommerceNight School
配当年次/Years 1年 , 2年 , 3年 , 4年
単位数/Credits 2
研究室番号/Office
オフィスアワー/Office hours
更新日/Date of renewal 2023/03/07
授業の目的・方法
/Course Objectives and method
【目的】
本講義は、地域について、経済、経営、大学、企業、食、地域、スポーツ、歴史、製造、文化などをキーワードに、受講生が地域の実情や産業を理解し、地域視点で物事を捉えることの重要性を自覚することを目的としています。また、地域経済の具体的な事例に触れ、これから大学で何に興味を持ち学ぶのか、今後の修学における目標や卒業後のキャリア形成を考える機会にもなると思います。
【方法】
小樽商科大学、帯広畜産大学、北見工業大学の教員に加え、民間企業など地域経済をけん引する経営者、文化形成に深く関わってきた方々を特別講師として招へいし、地域の実情や産業、価値など幅広いテーマで講演して頂く、オムニバス形式で進めます。
本講義は、対面方式と遠隔(web)方式を併用した、ハイブリッド型授業で行います。また、昨年度開講された北海道産業論Ⅰの履修有無は影響しませんので、北海道産業論Ⅰを履修していなくても学習できますし、履修した学生はさらに地域を牽引する企業の事例を学ぶことができます。なお、新型コロナウイルス感染症の流行状況や講師の特別な事情により、学生への十分な周知のもと、授業計画・授業実施方法は変更する可能性があります。
達成目標
/Course Goals
・地域経済や産業、歴史、文化に関する基本的な知識を学び、理解できる
・地域の課題を理解し、事例を通じてその解決手法を考える能力を身に付ける
授業内容
/Course contents
以下の講師陣によるオムニバス形式で授業を進めます。
・北海道産業概論(講師:小樽商科大学名誉教授 李 濟民)
・北海道の食(講師:株式会社スマートリンク北海道常務取締役 小林伸行 氏)
 空知でのスマート農業の取り組みを通じた技術と地域活性化の事例などについて
・北海道の食(講師:帯広畜産大学 環境農学研究部門 准教授 秋本 正博)
 十勝における農業の現状や可能性などについて
・北海道の食(講師:株式会社山忠ホールディングス代表取締役 山本英明 氏) 
 生産から食卓まで提供する価値の創造などについて
・北海道の食(講師:株式会社白糠酪恵舎代表 井ノ口和良 氏)
 チーズ作りを通じた地域の活性化、地域づくりなどについて
・北海道のものづくり(講師:ソメスサドル株式会社代表取締役会長 染谷昇 氏)
 日本の鞄、馬具の製造、ブランドの構築などについて
・北海道の歴史(講師:株式会社五島軒代表取締役社長 若山豪 氏)
 函館の五島軒から見える歴史、老舗レストランの文化などについて
・北海道の環境(講師:環境大善株式会社代表取締役社長 窪之内誠 氏)
 環境を考えた製造、サーキュラーエコノミーなどについて
・北海道のスポーツ(講師:株式会社レバンガ北海道代表取締役CEO 横田陽 氏)
 地域でのプロスポーツビジネスと社会貢献などについて
・北海道のイノベーション(講師:北見工業大学学術推進機構社会連携推進センターセンター長・教授 藤井 亨)
 地域におけるイノベーション、オホーツクでの事例などについて
・北海道における地域づくり(講師:株式会社積丹スピリット代表取締役 岩井宏文 氏)
 積丹町におけるまちづくり、地域資源の活用などについて
・北海道における地域金融(講師:大地みらい信用金庫常務理事 伊藤哲也 氏)
 道東活性化を目指す金融機関の取り組み、根室の歴史や文化などについて
・北海道の文化(講師:公益財団法人北海道文化財団理事長 磯田憲一 氏)
 君の椅子プロジェクトを通じた文化、生命の尊さなどについて
・北海道の林業(講師:小樽商科大学 商学部教授 林 松国)
 旭川の家具産業の事例から林業の現状などについて
・講義のまとめ
事前学修・事後学修
/Preparation and review class
普段から北海道や地域の動向、課題に関するような新聞雑誌、Web等の記事をよく読み情報収集を心がけ、地域の現状に関心を持ってください。また、事前課題は授業の理解を深めるため重要なものなので、必ず取り組むようにしてください。
使用教材
/Teaching materials
テキストの指定はありません。
毎回の講義時に、各講師からの資料が配布されます。
レポート等の提出はすべてウエブ学修管理システム(manaba)を使用します。また講義時間中の質疑応答には専用のリアルタイムアンケートアプリ(respon)インストール済みの携帯端末を使用します。
私物のスマートフォンやタブレット端末を講義時に使用してもらいます。
成績評価の方法
/Grading
「事前課題(事前レポートと事前アンケート)」「講義参加(質疑など講義への積極的参加)」「最終レポート(全ての講義終了後、興味を持ったテーマを中心にレポートを提出)」により評価します。なお、最終レポートの提出は10回以上の出席を必要とします。

1.事前課題2点×13回 : 26点
2.参加点 : 14点(講義の受講態度、質問等を勘案)
3.最終レポート : 60点(10回以上の出席が必要となります)
=最終評価点(1+2+3)
成績評価の基準
/Grading Criteria
秀:90点以上、優:80〜89点、良:70〜79点、可:60〜69点、不可:59点以下

・秀:地域と産業について秀でた理解力を有し、地域の現状や課題について秀でた分析を行うことができる。
・優:地域と産業について優れた理解力を有し、地域の現状や課題について優れた分析を行うことができる。
・良:地域と産業について良い理解力を有し、地域の現状や課題について良い分析を行うことができる。
・可:地域と産業についての理解力を有し、地域の現状や課題について分析を行うことができる。
・不可:地域と産業についての理解力に乏しく、地域の現状や課題について分析を行うことができない。
履修上の注意事項
/Remarks
事前課題の提出方法、成績評価の方法などを説明するので、第1回の授業には必ず出席してください。
社会常識に反する行為(私語、携帯電話など)が見られる場合は、退室を命ずることがあるので注意してください。ただ聞くだけではなく、講義への積極的な参加を望みます。
実務経験者による授業
/Courses conducted by the
ones with practical
experiences
該当する/Yes
実務経験の概要
/Outline of their practical
experiences
実務家教員に加え、民間企業などの経営者をはじめ管理職の方々を講師として招へいし、オムニバス形式で実施します。
実務経験と授業科目との関連性
/Relevance between their
practical experiences and
the course
講師の実務経験を十分に活かした授業内容とし、質疑応答時間を確保し、講師、学生双方向の意見交換を行う、コミュニケーションラーニング方式で授業を行います。
授業実施方法
/Method of class
①面接授業/Face-To-Face class
遠隔授業
/Online class
遠隔授業/Online class

科目一覧へ戻る