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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2022/04/07 現在

科目名/Subject 現代情報システム特論/Advanced Information Systems
担当教員(所属)/Instructor 深田 秀実 (商学部)
授業科目区分/Category 現代商学専攻博士後期課程 企業情報戦略教育研究分野
開講学期/Semester 2022年度/Academic Year  前期/Spring Semester
開講曜限/Class period 火/Tue 3
対象所属/Eligible Faculty 商学研究科現代商学博士後期課程/Graduate School of CommerceGraduate School of Commerce Major in Modern Commerce
配当年次/Years 2年
単位数/Credits 2
研究室番号/Office 深田 秀実(1号館433室)
オフィスアワー/Office hours 深田 秀実(随時:ただし,事前にE-mailで連絡して下さい)
更新日/Date of renewal 2022/03/05
授業の目的・方法
/Course Objectives and method
本講義では,社会システム基盤としての情報システムの構築や活用に関する理解を深めることを目的とする.
現代の情報システムを捉えるためには,人間系,コンピュータ,ネットワークなどの各要素技術とともに,社会,組織,ビジネス環境などとの相互作用という観点が重要となる.本授業では,このような多様な観点から,情報システムやソフトウェア開発方法のあり方,現状の課題などを明らかにするための考察を行う.
 講義方法は,文献の精読,課題としたテーマに関する議論,受講生が作成してきたレジュメのレビュー等とする.ただし,受講生との協議によって,講義方法や授業内容を変更する場合がある.
達成目標
/Course Goals
現代の情報化社会において,情報システムは重要な社会基盤となっており,各組織における諸活動を支える上で必要不可欠である.本授業では,情報システムやソフトウェア開発方法に関する課題とその解決策について理論的に指摘できることを目標とする.
授業内容
/Course contents
1  イントロダクション
予習課題  次回範囲のレジュメ作成    復習課題 特になし
2  情報システムやソフトウェアの役割の進化,IT環境の変化
予習課題 次回範囲のレジュメ作成   復習課題 コメント吸収と見直し
3  ソフトウェア開発プロセス
予習課題 次回範囲のレジュメ作成   復習課題 コメント吸収と見直し
4  ソフトウェアのモデリング
予習課題 次回範囲のレジュメ作成   復習課題 コメント吸収と見直し
5  ソフトウェア開発モデル(1):ウォータフォールモデル
予習課題 次回範囲のレジュメ作成   復習課題 コメント吸収と見直し
6  ソフトウェア開発モデル(2):インクリメンタルモデル
予習課題 次回範囲のレジュメ作成   復習課題 コメント吸収と見直し
7  ソフトウェア開発モデル(3):進化型プロセスモデル1
予習課題 次回範囲のレジュメ作成   復習課題 コメント吸収と見直し
8  ソフトウェア開発モデル(4):進化型プロセスモデル2
予習課題 次回範囲のレジュメ作成   復習課題 コメント吸収と見直し
9  アジャイル開発
予習課題 次回範囲のレジュメ作成   復習課題 コメント吸収と見直し
10  アジャイル開発による先行モデルの問題点解決の考え方
予習課題 次回範囲のレジュメ作成   復習課題 コメント吸収と見直し
11  システムエンジニアリング
予習課題 次回範囲のレジュメ作成   復習課題 コメント吸収と見直し
12  ソフトウェアプロジェクトの管理
予習課題 次回範囲のレジュメ作成   復習課題 コメント吸収と見直し
13  リスクマネジメント
予習課題レジュメ資料全体のまとめ(1) 復習課題 コメント吸収と見直し
14  品質マネジメント
予習課題レジュメ資料全体のまとめ(2)  復習課題 コメント吸収と見直し
15 ビジネス環境との協調,相互作用という視点からの情報システムのあり方に関する考察
予習課題 なし        復習課題 まとめ資料の全体的見直し
事前学修・事後学修
/Preparation and
review lesson
事前学修として,使用するテキストの該当箇所を事前に通読しておくこと.事後学修として,講義中に議論した重要ポイントを整理しておくこと.
使用教材
/Teaching materials
次に記載するテキストのうち,受講希望の大学院生と協議し,使用教材を決めることとする.

1)Roger Pressman, Software Engineering: a practitioner's approach, Seventh edition, McGraw Hill, 2010.

2) David Avison, Guy Fitzgerald : Information Systems evelopment: Methodologies, Techniques & Tools, 4th edition, McGraw-Hill, 2006.

3) アリスタ・コバーン,アジャイルソフトウェア開発,ピアソン・エデュケーション, 2002.
成績評価の方法
/Grading
・授業への参加度(事例,討論、調査): 30%
・ホームワーク(事前課題の提出): 20%
・最終課題: 50%
※最終課題は,毎回作成したレジュメをリポートにまとめたものとする.
成績評価の基準
/Grading Criteria
・秀(100~90):現代における情報システムの構築,利用,課題などについて,秀でた理解力,実践的知識をもっている.

・優(89~80):現代における情報システムの構築,利用,課題などについて,優れた理解力,実践的知識をもっている.

・良(79~70):現代における情報システムの構築,利用,課題などについて,良い理解力,実践的知識をもっている.

・可(69~60):現代における情報システムの構築,利用,課題などについて,理解力,実践的知識をもっている.

・不可(59~0):現代における情報システムの構築,利用,課題などについて,理解力,実践的知識が不十分である.
履修上の注意事項
/Remarks
 授業内容は,担当教員によるひとつの案です.受講生の人数や希望等により,話し合いで授業内容などを変更する可能性があります.そのため,履修希望者は,初回のオリエンテーションに出席して下さい.
 また,授業方法は対面方式を予定しておりますが,状況によってリアルタイムオンライン方式に変更する場合があります.講義実施時間に関しても,受講生との話し合いによって変更する場合があります.
 なお,本講義の履修を予定している大学院学生は,事前に(講義開始予定日の3日前までに)担当教員へ電子メールで連絡して下さい.
(担当教員メールアドレス:fukada@res.otaru-uc.ac.jp)
実務経験者による授業
/Courses conducted by the
ones with practical
experiences
該当する
実務経験の概要
/Outline of their practical
experiences
担当教員は,自治体職員として勤務していた当時に情報システム部門に所属していた時期があり,行政実務に関する情報システムの開発・運用・管理を行っていた経験がある.

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