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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2022/04/21 現在

科目名/Subject アプリケ-ションデザイン論I/Application DesignI
担当教員(所属)/Instructor 平沢 尚毅 (商学部)
授業科目区分/Category 現代商学専攻博士前期課程 発展科目
開講学期/Semester 2022年度/Academic Year  前期/Spring Semester
開講曜限/Class period 月/Mon 1
対象所属/Eligible Faculty 商学研究科現代商学博士前期課程/Graduate School of CommerceGraduate School of Commerce Major in Modern Commerce
配当年次/Years 1年 , 2年
単位数/Credits 2
研究室番号/Office
オフィスアワー/Office hours
更新日/Date of renewal 2022/03/07
授業の目的・方法
/Course Objectives and method
情報通信技術は指数的に発展し、そのスピードはさらには増すと言われている。そのため、携帯電話に代表されるように、製品のライフサイクルは短くなっている。一方、インターネットの普及に見られるように、通信技術はビジネスから個々人の生活に浸透しつつある。この中で、製品に強く求められる品質が『使いやすさ』である。これは、ユーザビリティとして、近年、注目されている問題である。この講義では、ユーザの立場から、製品あるいはシステムが使いやすいかどうかを、どのように評価し、改善してゆけばよいのか学習する。この評価方法は、ユーザビリティ評価として、近年、体系化が図られつつある。本講では、このユーザビリティ評価について、背景となる理論、基本的な手法を学習した上で、ユーザビリティ評価を実際に実施しながら学習を進める。
達成目標
/Course Goals
ユーザの立場から製品あるいはシステムが使いやすくするには、製品をどのように企画し、設計してゆけばよいかの評価方法を理解する。
授業内容
/Course contents
第1回 情報通信技術の発展による社会システムの展望: 情報通信システムと人間および社会との関わりの概要を示す。特に、ユビキタスコンピューティングと社会との関係を示す。
第2回 開発ライフサイクル: 情報通信技術を利用した製品のライフサイクルを示す。
第3回 人間中心設計の概要 - ISO9241-210 etc.: 人間中心設計と呼ばれる設計方法の考え方の全体像を示す。
第4回 利用品質モデル:人間中心設計が目標とする利用品質について解説する。
第5回~10回 ユーザビリティ評価:人間中心設計における評価として、ユーザビリティ評価法を解説する。ここでは、インスペクション法からユーザビリティテスティングについて、演習を含めて学習する。
第11回 ユーザビリティ評価における改善: ユーザビリティ評価に基づいた改善提案について学習する。
第12~15回 その他の方法: ユーザビリティ評価として、ダイアリー法など新しい評価法を学ぶ。
事前学修・事後学修
/Preparation and
review lesson
システム/ソフトウェア/サービスのプロセス全体を理解するために、学部の講義である、デジタルデザイン論あるいは、経営システム基礎を履修していることが望ましい。履修していない場合でも、特定のシステム/ソフトウェア/サービスを想定した上で講義に臨むこと。
 また、講義にあたって、次の基本的な概念を理解しておくこと。
・ユーザエクスペリエンス
・アクセシビリティ
・ユーザビリティ
使用教材
/Teaching materials
テキスト等は、必要に応じて配布する。基本的にはパワーポイントを利用して講義をする。
成績評価の方法
/Grading
最終レポートによる評価
成績評価の基準
/Grading Criteria
秀(100~90)当該科目について秀でた理解力、及び応用力を有している。
優(89~80)当該科目について優れた理解力、及び応用力を有している。
良(79~70)当該科目について良い理解力、及び応用力を有している。
可(69~60)当該科目について理解力、及び応用力を有している。
不可(59~0)当該科目について十分な理解力、又は応用力を有していない。
履修上の注意事項
/Remarks
情報処理センターを利用する場合があるので、事前に利用申請を済ませておくこと。また、プログラミングをする場合があるので、学部での情報処理、ソフトウェア科学の単位を取得していることが望
実務経験者による授業
/Courses conducted by the
ones with practical
experiences
該当しない

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