シラバス参照

授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2022/04/21 現在

科目名/Subject 地域システム論I/Regional SystemsI
担当教員(所属)/Instructor 大津 晶 (商学部)
授業科目区分/Category 現代商学専攻博士前期課程 発展科目
開講学期/Semester 2022年度/Academic Year  前期/Spring Semester
開講曜限/Class period 火/Tue 3
対象所属/Eligible Faculty 商学研究科現代商学博士前期課程/Graduate School of CommerceGraduate School of Commerce Major in Modern Commerce
配当年次/Years 1年 , 2年
単位数/Credits 2
研究室番号/Office
オフィスアワー/Office hours
更新日/Date of renewal 2022/02/27
授業の目的・方法
/Course Objectives and method
現代の都市は多くの構成要素と物理的/経済的/制度的制約によって成り立つ複雑な社会システムであり,諸計画の前提となる都市の空間構造を理解するためのアプローチのひとつとして数理解析モデルを用いた分析が有効である.
本講義は都市・地域計画のための数理モデル分析について,基礎的な理論の理解および応用的な分析手法の習得と,今日的な都市問題へのアプリケーションに関する議論を通じた政策的な運用能力の向上を目的とする.
達成目標
/Course Goals
・都市解析分野の主要な理論モデルを理解する
・演習を通じて実際の分析手法を獲得する
・課題を通じて都市地域の諸課題についてモデル分析を応用する
授業内容
/Course contents
都市空間解析学の分野の数理モデル分析の理論と手法を学ぶ.
・移動の都市解析
・非集計ロジットモデルによる都市解析
・多角形をとりまく都市解析
・都市施設への距離分布の都市解析
・ランダムな点分布と都市解析
・領域間距離の都市解析
・施設の適切な数を探る都市解析
・1次元ミニサム型施設配置の都市解析
・その他トピック
事前学修・事後学修
/Preparation and
review lesson
〈事前学修〉
当該分野の論文等(事前に指示)を読み,概略を理解する

〈事後学修〉
講義中に議論した論点を整理する
使用教材
/Teaching materials
○教科書(予定):
・栗田 治(2013)「都市と地域の数理モデル−都市解析における数学的方法−」,共立出版
・貞広幸雄 他(2018)「空間解析入門」,朝倉書店.
○参考図書:
・腰塚武志(2019)「応用のための積分幾何学」,近代科学社
・青木義次(2006)「建築計画・都市計画の数学−規模と安全の数理」,数理工学社
・栗田 治(2004)「都市モデル読本」,共立出版
・日本建築学会(2005)「建築最適化への招待」,日本建築学会
・岡部篤行・鈴木敦夫(1992)「最適配置の数理」,朝倉書店
成績評価の方法
/Grading
演習(2回に1回程度)30%,課題およびプレゼンテーション(数回)40%,最終レポート30%を目安として,講義中の討論等への参加を加味して総合的に評価する.
成績評価の基準
/Grading Criteria
・「可」:3分の2以上の講義に出席し,講義で取り扱った都市解析の理論の概略を理解し,分析手法の演習に取り組む.
・「良」:上に加えて,演習等を通じて講義内容を十分に理解できている.
・「優」:上に加えて,課題とその成果をプレゼンテーションし,実質的な討議ができる.
・「秀」:上記の内容に特に優れた学習成果が認められる.
履修上の注意事項
/Remarks
線形代数,微分積分,統計学などの基礎をひととおり学習済みであることが望ましい.
必要であれば履修学生の専門分野や予備知識に応じて講義内容や水準を調整することがあるので,履修を予定している学生は事前に連絡すること.
実務経験者による授業
/Courses conducted by the
ones with practical
experiences
該当しない

科目一覧へ戻る