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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2022/04/21 現在

科目名/Subject 管理会計論II/Management AccountingII
担当教員(所属)/Instructor 乙政 佐吉 (商学部)
授業科目区分/Category 現代商学専攻博士前期課程 発展科目
開講学期/Semester 2022年度/Academic Year  後期/Fall Semester
開講曜限/Class period 木/Thu 3
対象所属/Eligible Faculty 商学研究科現代商学博士前期課程/Graduate School of CommerceGraduate School of Commerce Major in Modern Commerce
配当年次/Years 1年 , 2年
単位数/Credits 2
研究室番号/Office
オフィスアワー/Office hours
更新日/Date of renewal 2022/02/15
授業の目的・方法
/Course Objectives and method
戦略を策定しただけでは「画に描いた餅」にすぎない。また、戦略の実行状況を測定したり、モニターしたりしなければ、戦略が意図された方向に適切に実践されているのか否か判断できないという事態に陥る。それゆえ、戦略を実行するには、管理会計システムが不可欠となる。講義では、このような戦略の実行や創発を促進するためのシステムとしての業績測定システムおよびその他のコントロール・システムについて、報告および討論を重ねながら考究する。
達成目標
/Course Goals
達成目標として、次の三点を挙げる。
・テキストやケースを正確に読解できるようになる。
・業績測定システムの設計や運用に関する学術的基礎を身につける。
・業績測定システムの設計や運用について自主的に研究を進めることができるようになる。
授業内容
/Course contents
第1週 イントロダクション
第2~3週  戦略実行と業績測定・評価システム
第4~5週 予算管理
第6~7週  組織の分権化と業績評価システム
第8~9週 バランス・スコアカード
第10~11週 業績評価と報酬システム
第12~13週 マネジメント・コントロール(1)
第14~15週(授業内容)マネジメント・コントロール(2)
事前学修・事後学修
/Preparation and
review lesson
本講義の目的を達成するために、毎回、予習課題および復習課題をこなす必要がある。予習および復習課題についてはイントロダクション時に示す。以下の点に留意しながら課題に取り組むこと。
・わからない語彙等は必ず調べておくこと。
・自らの経験に照らしながらテキストの理解に努めること。
・興味をもった技法や理論に関しては自ら関連論文を検索すること。
使用教材
/Teaching materials
ロバート・サイモンズ(著)・伊藤邦雄(監訳) 『戦略評価の経営学-戦略の実行を支える業績評価と会計システムー』 ダイヤモンド社。
成績評価の方法
/Grading
授業への参加度(事例,討論、調査): 50%
ホームワーク(事前・事後課題の提出): 50%
成績評価の基準
/Grading Criteria
秀(100~90):
業績測定・評価システムについて秀でた理解力を示し、経営管理上の現象について秀でた分析をすることができる。
優(89~80):
業績測定・評価システムについて優れた理解力を示し、経営管理上の現象について優れた分析をすることができる。
良(79~70):
業績測定・評価システムについて基本的な理解力を示し、経営管理上の現象について分析をすることができる。
可(69~60):
業績測定・評価システムについて基本的な理解力を示すものの、経営管理上の現象について分析をすることができない。
不可(59~0):
業績測定・評価システムについて十分な理解力を持たず、経営管理上の現象について分析をすることができない。
履修上の注意事項
/Remarks
テキストの正確な理解、それに基づいた批判、建設的な議論の展開を望む。
実務経験者による授業
/Courses conducted by the
ones with practical
experiences
該当しない

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