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授業情報/Course information

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科目名/Subject 自然と科学
担当教員(所属)/Instructor 片山 昇 (商学部)
授業科目区分/Category 夜間主コース 専門共通科目
開講学期/Semester 2022年度/Academic Year  後期/Fall Semester
開講曜限/Class period 火/Tue 6
対象所属/Eligible Faculty 商学部夜間主コース/Faculty of CommerceNight School
配当年次/Years 2年 , 3年 , 4年
単位数/Credits 2
研究室番号/Office
オフィスアワー/Office hours
更新日/Date of renewal 2022/04/01
授業の目的・方法
/Course Objectives and method
生物多様性の危機など、生物に関連する様々な問題が顕在化している。これらの問題の解決には,生物の生態や行動、生物間の因果関係を論理的に探る思考を必要とする。本講義は、生物の行動や生態を学びながら論理的思考を養うことを目的とする。そして、講義を通して「自然(生物)が人間にもたらす恩恵」や「人と自然との関わり合い」について考察してもらいたい。授業はパワーポイントを用いて行い、毎回プリントを配布する。
達成目標
/Course Goals
・生物に興味をもつ
・科学的観点から生物の行動の意義を理解できる
・生物が増減するメカニズムを説明できる
・生物間の因果関係を論理的に説明できる
授業内容
/Course contents
第1回 イントロダクション 科学とは何か
第2回 生物行動学の4つの問い
第3回 生物の行動に関する仮説検証
第4回 群れ生活の適応的意義
第5回 タカ派とハト派のゲーム理論①
第6回 タカ派とハト派のゲーム理論②
第7回 利他行動の進化(囚人のジレンマ)
第8回 性の進化
第9回 性淘汰
第10回 生物の増え方、減り方
第11回 生物の関係性(生物間相互作用)
第12回 食物網と間接効果
第13回 種の豊富さのパターン
第14回 保全生態学に基づく生態系管理
第15回 まとめ
事前学修・事後学修
/Preparation and
review lesson
本講義の目的は、生物について考察することで社会人として必要な論理的思考を身につけることにある。そのために、日頃から生物を観察し、生物間の因果関係を考察できる力を養っていて欲しい。
・日頃から生物になれ親しむ
・人と自然の関わり方について自分の意見を持っておく
・授業中に配布するプリントで復習する
使用教材
/Teaching materials
特定の書籍を教科書にしないが、以下を参考書にして講義を進める:酒井聡樹・高田壮則・東樹宏和「生き物の進化ゲーム」(共立出版)、宮下直・野田隆史「群集生態学」(東京大学出版)、鷲谷いづみ・矢原徹一「保全生態学入門」(文一総合出版)
成績評価の方法
/Grading
授業中に実施するレポートの結果を平常点(40点)とし、それに期末試験の結果(60点)を加えた総合100点満点で評価する。
成績評価の基準
/Grading Criteria
秀:成績の総合評価が90点以上
 生物の行動原理や生態系の仕組みを正しく理解し、物事を論理的に思考できている。また、「自然が人間にもたらす恩恵」や「人と自然との関わり合い」を正しく考察できている。
優:89〜80点
 生物の行動原理や生態系の仕組みを十分に理解し、物事を論理的に思考できている。また、「自然が人間にもたらす恩恵」や「人と自然との関わり合い」を良く考察できている。
良:79〜70点
 生物の行動原理や生態系の仕組みを十分に理解し、論理的思考をおおよそ身につけている。また、「自然が人間にもたらす恩恵」や「人と自然との関わり合い」をおおよそ考察できている。
可:69〜60点
 生物の行動原理や生態系の仕組みをおおよそ理解している。また、「自然が人間にもたらす恩恵」や「人と自然との関わり合い」をおおよそ考察できている。
不可:59点以下
 生物の行動原理や生態系の仕組みの理解に至っていない。また、「自然が人間にもたらす恩恵」や「人と自然との関わり合い」を説明できていない。
履修上の注意事項
/Remarks
生物の行動や生態には不思議で面白い事例がたくさん存在する。文系の学生が科学と生物に興味を持てるよう、随時、生物の面白さを紹介する動画を取り入れながら授業を進めたい。
なお、本講義は2021年度昼間コースに開催された「現代の生物学」と同じ内容であるため、その講義を修得済みの学生は履修できません。
実務経験者による授業
/Courses conducted by the
ones with practical
experiences
該当しない

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