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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2022/04/06 現在

科目名/Subject 経済学史
担当教員(所属)/Instructor 松本 哲人(商学部)
授業科目区分/Category 昼間コース 学科別専門科目
開講学期/Semester 2022年度/Academic Year  前期/Spring Semester
開講曜限/Class period 水/Wed 2,木/Thu 2
対象所属/Eligible Faculty 商学部
配当年次/Years 3年,4年
単位数/Credits 4.0
研究室番号/Office
オフィスアワー/Office hours
更新日/Date of renewal 2022/02/17
授業の目的・方法
/Course Objectives and method
本講義では、資本主義以前の経済思想から説き起こし、近代の土台を築いたジョン・ロック以降、主にイギリス古典派経済学の理論と思想の特徴を、時代の課題と関連させながら概観し、経済学の基本的テーマと方法論について考える。また、1870年代の限界革命から、新古典派経済学およびケインズ経済学の成立にいたる過程をそれぞれの時代の課題と関連させながら概観しする。さらに、これらの経済学に対してアメリカ制度学派やハイエク、フリードマンの経済学を対置することにより経済を論じるさまざまな方法・視点について考察する。
達成目標
/Course Goals
1)講義で取り上げる思想家・経済学者の理論と思想の概要を、彼らの問題意識とともに説明することができる。
2)彼らの理論や思想を相互に比較し、その共通点や対立点を説明することができる。
3)彼らの理論や思想の意義を、現在の経済的諸問題と関連づけて説明できる。
授業内容
/Course contents
主にテキストに沿いつつ、以下の通り授業を実施する。なお、テキストで触れられていない部分に関しては適宜参考資料等を配布する。

#1, 2 イントロダクション
#3, 4 古代・中世の経済思想
#5, 6 ジョン・ロック
#7, 8 アダム・スミス①
#9, 10 アダム・スミス②
#11, 12 トマス・ロバート・マルサス
#13, 14 デイヴィッド・リカードウ
#15, 16 ジョン・スチュアート・ミル
#17, 18 カール・マルクス
#19, 20 限界革命
#21, 22 アルフレッド・マーシャル
#23, 24 ソースティン・ヴェヴレン
#25, 26 ジョン・メイナード・ケインズ
#27, 28 フリードリッヒ・ハイエク
#29, 30 ミルトン・フリードマン
事前学修・事後学修
/Preparation and
review lesson
テキストおよび参考資料の読解をもとに関心を持った思想や理論等について調べておくこと。授業時にミニッツ・ペーパー等の提出を課す場合がある。
使用教材
/Teaching materials
江頭進『はじめての人のための経済学史』新世社、2015年。
成績評価の方法
/Grading
レポートないし筆記試験(60%)、ミニッツ・ペーパー等の平常点(40%)
ただし、これらの配分は受講生の不利益にならない範囲内で変更する可能性がある。
成績評価の基準
/Grading Criteria
授業開始時に配布する詳細な授業計画書で指示する。
履修上の注意事項
/Remarks
初回授業において授業の進め方、注意事項、成績評価の基準等に関する説明を実施するので履修予定者は必ず出席すること。
実務経験者による授業
/Courses conducted by the
ones with practical
experiences
該当しない

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