シラバス参照

授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2022/04/06 現在

科目名/Subject 中国語I-1(I-1b)
担当教員(所属)/Instructor 嘉瀬 達男 (商学部) , 大沼 尚子 (商学部)
授業科目区分/Category 昼間コース 外国語科目等
開講学期/Semester 2022年度/Academic Year  前期/Spring Semester
開講曜限/Class period 火/Tue 1 , 木/Thu 1
対象所属/Eligible Faculty 商学部昼間コース/Faculty of CommerceDay School
配当年次/Years 1年 , 2年 , 3年 , 4年
単位数/Credits 2
研究室番号/Office 嘉瀬 達男(1号館303号室)
オフィスアワー/Office hours 嘉瀬 達男(在室時。事前に連絡があると確実。)
更新日/Date of renewal 2022/04/05
授業の目的・方法
/Course Objectives and method
【嘉瀬】
 中国語の基本をしっかり身につけてもらいます。まずはすぐに使える単語や簡単な会話表現を少しずつ、着実に習得してもらいます。ただし、「中国語の学習は発音に始まり発音に終わる」と言われるほど、正しい発音の習得が重要です。不正確な発音では、意味が通じないからです。そこで複雑な文法を学習するよりも、簡単な単語や文をきちんと中国語で発音できるよう繰り返し練習します。
 時にはmanabaを用いて単語や作文の入力訓練を行なう予定です。
【大沼】
   中国語学習の基盤となる正しい発音,基礎文法を学んだ上で,「ひとこと会話」・「読解練習」を練習してさまざまな場面を思い描きながら基本表現をゆっくり確実に身につけていきます。音声アプリを活用して「誘い」「道案内」「ランチ」「買い物」などに関する簡単な対話表現を練習します。それから、各課の「補充練習」の語句を使い、作文の練習し、各課の「総合練習」にある聞き取り、発音の練習などを実施します。また,中国に関係するHP・映像等も適宜使用し,中国事情の紹介をします。学習者には、中国語の発音や簡単な日常会話のリズム、または基本語順に慣れ、中国語の基礎的能力を身につけてもらいます。
達成目標
/Course Goals
【嘉瀬】
 ピンイン(発音記号)に従って単語を正しく発音できること。特に声調(トーン)の正確さを重視します。
 常用語句を用いて簡単な文を作って発言したり、相手の発言を聞き取って応答できること。文の内容は、自分の動作や感情、所在や持ちものについてです。
【大沼】
   初級中国語の入門段階として、中国語の基本的な文法を学び,簡単な中国語表現でコミュニケーションができるよう,「聞く」・「読む」・「話す」・「書く」能力の習得を目指します。1.日本語にない音声的特徴を把握し、発音できます。2.基本構文と語彙を理解することができます。また、ある程度の量の語彙を身につけ、会話、読解、ヒアリングの訓練も合わせて行い、総合的な中国語の言語能力の基礎を作る事を目標とします。
授業内容
/Course contents
【嘉瀬】
 はじめに発音方法(ピンインの読み方)を学習します。その後は日常生活で用いられる単語を覚え、基本文型にあてはめて、使いこなす訓練です。文型は基本的なものを主としますが、語彙は多いほど有効です。自分の動作や感情を伝え、所在や持ちものについて日常会話ができるよう、短文を速やかに作成する練習をします。また、正確に発音できなければ通じませんので、発音の練習は繰り返し行ないます。
 中国語は、口と耳だけでは正確な音は覚えきれません。声調(トーン)を含め、ピンインを正確に覚えられるよう、中国語の単語や文の入力練習も行ないます。各回の予定は以下の通りです。

第1回 中国語とは、書き方、ピンイン、声調、単母音、子音
第2回 声調・単母音の復習、子音、複合母音
第3回 声調・単母音・子音・複合母音の復習、鼻母音、数字
第4回 母音・子音の復習、数字、あいさつ
第5回 第1課 動詞の肯定文・否定文
第6回 第1・2課 動詞の疑問文と練習、「有」の肯定文
第7回 第2課 「有」の否定文・疑問文と練習
第8回 第3課 代名詞と「是」の肯定文・否定文・疑問文 
第9回 第3・4課 代名詞と「是」の疑問文、疑問詞、量詞
第10回 第4課  疑問詞や量詞の練習 
第11回 第5課 形容詞の肯定文・否定文
第12回 第5・6課 形容詞の疑問文と練習、「名詞+的」
第13回 第6課 「形容詞+的」、「動詞+的」と「的」の練習
第14回 第7課 存在を表す「在」の肯定文・否定文
第15回 第7課 存在を表す「在」の疑問文と練習

【大沼】
前半7回のテーマ:[正確な発音+一定量の語彙+基本文型]の習得 初めの発音編では、正確な発音を目指して反復練習します。次に、発音と同時に、イントネーションやリズムを先生にまねて何度も口にし、まずは発音としての中国語になじみます。
 間違いを気にすることなく、ともかく中国語をお互いに積極的に言ってみる、それを楽しめるような授業展開をしていきます。各回の授業予定は以下の通りです。

第1回 中国語とは・中国語の書き方・声調
第2回 発音2  母音(単母音)と子音①
第3回 発音3  母音(複母音)と子音②
第4回 発音4  母音(鼻母音)と声調変化
第5回 中国語発音の総復習
第6回 第1課 動詞述語文 (ひとこと会話、補充練習、総合練習)
第7回 第2課 動詞“有”の使い方 (ひとこと会話、補充練習、総合練習)
第8回 第3課 動詞“是”の使い方 (ひとこと会話、補充練習、総合練習)
第9回 第4課 疑問詞疑問文 (ひとこと会話、補充練習、総合練習)
第10回 第5課① 形容詞述語文(ひとこと会話、補充練習)
第11回 第5課② 形容詞述語文(会話練習と総合練習)
第12回 第6課① 助詞“的”の使い方 (ひとこと会話、補充練習)
第13回 第6課② 助詞“的”の使い方 (会話練習と総合練習)
第14回 第7課① 所在を表す“在”の使い方 (ひとこと会話、補充練習)
第15回 第7課② 所在を表す“在”の使い方 (会話練習と総合練習)
事前学修・事後学修
/Preparation and
review lesson
【嘉瀬】
一にも二にも重要なのは復習です。既習の単語を教科書を見ずに正しく発音できるよう、音声を利用して身につけてください。

【大沼】
事前学修:音声再生アプリを使って聞いてくる。授業前に教科書の会話文をよく音読する。説明が載っている文法の部分を読んでいく。事後学修:その日の授業で習ったところの意味をよく考えながら音読しよう。 課題をしっか取り組むこと。
使用教材
/Teaching materials
【嘉瀬・大沼】
『中国語新選サラダ』嘉瀬達男・豊後宏記・劉郷英(朝日出版社)
成績評価の方法
/Grading
【嘉瀬】
提出物10%、小テスト40%、学期末試験50%の予定。

【大沼】
出席率と提出物20%、小テスト30%、学期末試験50%の予定。
成績評価の基準
/Grading Criteria
○秀 :学習した内容をほぼ完全に理解し、応用できる。
○優 :学習した内容を十分に理解し、応用できる。
○良 :学習した内容をおおむね理解し、応用できる。
○可 :学習した内容の基本を理解し、応用できる。
履修上の注意事項
/Remarks
【嘉瀬】
manabaを自宅で利用できるよう環境を整えてください。
状況により授業方法を変更するので、manabaコースニュースを事前に確認してください。

【大沼】
中国語の学習に役立つ参考書やweb辞書、HP、アプリなどを適宜紹介しますので、積極的に利用してください。
実務経験者による授業
/Courses conducted by the
ones with practical
experiences
該当しない

科目一覧へ戻る